ダンジョン探索レポート

こんにちは、ダンジョンクイーンこと悪役令嬢とヒロインちゃんです

今日は魔王様のダンジョンを巡って見ようと思います

では入り口でチケットを買います。一回パスと年間パスポートがあります。

年間パスポートは5回で元が取れますのでお得ですね


では入って見ましょう

前の人について行ってみましょうか

あ、この前の人はガチの挑戦者、つまりはチケットを買わずにダンジョンに入る人ですね

このダンジョンは、チケットを買って入る人と、チケットを買わずに入る人の両方あるんですね

チケットを買った人にはゴブリンやオーク、スケルトンが適度に負けてくれます。スケルトンやゴブリンが負けるとドロップアイテムが出てきますそのドロップアイテムをギルドでお金に交換してもらうとかできるわけですね。

私達の前に入る人は、そういうお金を払って入る人ではなく、「挑戦者」つまりは本気で戦う人です。

ダンジョンの魔物はそういう人には本気でかかってきます。

それでも、ダンジョンの魔物を倒すとドロップアイテムがてにはいりますので、冒険者としてドロップアイテムで稼いでいる人にとってはお得ですね

でも、このダンジョンの魔物は本当に強いので・・・・あ、今、目の前の人が剣もろとも真っ二つになっています。勇者様の剣もろとも勇者様が真っ二つになってるのって初めて見ました

あ、魔術師の人も、スケルトンのカウンターマジックを食らって消し炭になってしまいました。

このように、第1段階で大抵の人は死んでしまうようです

あ、早速、ゴブリンが死体をはこんでいきます

この死体は装備を外して、生きた状態にしてダンジョンの外に放り出されるとのことです


あ、ちょっとインタビューしてみましょう

「おつかれまさです」

アンデッドスケルトン兵士「あ、ども!」

「素晴らしい剣戟でしたね」

ア「いえいえあの程度はどうって事はありませんよ、忙しい時には一度に10人くらい勇者を一度に相手にしている事もありますから」

「ところでその剣、よく切れますね」

ア「魔王様ご謹製の超振動ブレードですからね、鍔迫り合いの瞬間に相手の剣を切り裂いてそのまま相手を真っ二つみたいな」

「素晴らしいですね」

ア「そんな事もないですよ、鍔迫り合いで相手を止める事ができないという事はそのまま相手の剣先や真っ二つになった体がぶつかってくるんですから、避けるのが大変です、さっきも、避けるのを失敗しまして相手の剣で頭を打ちました、飛んできた頭で頭突きという事もありますし」

「へ、へえ・・・、それは大変ですね」

ア「おっと、次の・・チケットを買われた「お客さん」がきましたね、この場合は鍔迫り合いをして3回目くらいでカッコよく死んでみせます。それでは」

「ありがとうございました」


それでは私達も行きましょう。

ヒロインちゃんは前衛で私は後衛です

ヒロインちゃんはバッタバッタとスケルトンを倒していきます。5人程倒したでしょうか、ドロップアイテム、メダルやコインを手に入れました

そうやって第2段階、第3段階と進んでいきます

段階を上がっていくと、魔物も強くなってくるので、なかなか勝てません、そんな時には、途中の売店でパワーアップのドリンクを売ってたりしますのでそれでパワーアップしましょう。

5階層には広場があってその広場を取り囲むように江戸情緒なお店が並んでいます。ここでは日本の侍風の衣装を来アンデッドスケルトンが出てきます、結構カッコよく死んでくれます。

またその広場の周囲には椅子席のお茶屋さんや売店があります。江戸の夜店情緒を楽しませてくれます

ここは、一度来てチケットにハンコを押してもらうと、他の階層からでも、移動口からすぐに来れるようになっています

では、今日はここまでにして次はもっと高い階層を目指してみましょう

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る