生き人形の宴Ⅱ

暇の三

第1話人プロローグ、マリオネットダンスその①

和服を着た、少女は一人、洋服をランプの下で燃やす


ーー何度も、何度も、何着も、何着も

あの男からもらった服なんていらないというように、燃やす


それは、彼女の中の複雑な意思だ、(、、、許さない、、、許したい、、、、許さない、、、許せない、、、でも、復讐できない)


ーー「二年間だ」後と二年間だーー後に年間待ってれば、お母さんと同じ能力チカラが手に入る


ーーお母さんは「甘い」--いや、「厳しい」のか、彼女は知っている


ーー(お母さんの能力を使えば、何かを倒すために使うことはできた

それでも、、、お母さんはそうしなかった、でも私は違うーー

強くなりたい、格闘で強くなるために、この「特性」を使おう)


ー呪われた出自を恨まないために、絶対運命の重みに負けないために

彼女はそう言って、手を握り締めた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


水上英輔(みずかみえいすけ)は、仲間の「オッサン」こと


中性的な容姿をした、「ルイ」に、手を向ける

「よう、オッサン」


「オッサンは余計だ、、、、ん、誰それ」

知らない顔の人間が一人存在する


「--あなたは知らなくていい、、、、出て行って」


ハートため息をつく、水上「あのなぁそれじゃつたわら」

「うるさい」


彼女は、大金持ちのご令嬢だーーこのたび、「格闘」で、負けてしまったのだ

「--それにしても、何かを、確信してる顔、強くなれる何かを知っている顔」


そういう相手に負けたーーこれから、成長いや、進化をするであろう相手に


それは彼女にとって「絶望」だったーー初めての「壁」だが

まぁそれはそれとして

英輔はともかく、「累」は負けっぱなしの人生だったので、特に感想がなかった


「--そいつに負けたくないんだって」

こくりとうなずく


いっぱつを「累」に入れる「ごふ」


そういいながらも無事だーー体内の筋肉そして、骨がしなやかだ


なめらかで「柔らかい肉」とでもいおうか、引き締まった中に、ふんわりとした何かがある


「ひどくねぇ」


ちなみに、英輔の能力は盾だ、


ーー累の能力は、っつ込みには最適で、過剰っつこみくらいが一番である

「異常体質」


「何、今の感触人の体じゃない、獣の体を触ったような」

「--ひどくねぇ」

さっきと同じっつ込み

「--なんていうか、気持ち悪い」

「ひどい」

本気で叫んだ

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