第119話 Byeはさようならじゃねぇ

 異動前後って多くの人に挨拶回りすると思うんですよ。人見知りなので、異動の挨拶回りってマリファナ欲しくなるくらい疲れるんですが、異動の挨拶回りなら気心のしれた人が多くなるので「ちょっくら日本戻るわー」くらいの感覚で話せるので好きです。


 僕はそこで「さようなら」「Goodbye」という言葉は意図しない限り絶対使いません。


 この言葉って「今後もう会うことないけどね」みたいなニュアンスが加わりませんか? 僕は異性と付き合ったことないですが男女問わず「さようなら」って言われたら帰りのコンビニでビールを買い込むくらいにはきつい言葉と捉えています。だから、僕は「またね」って言葉が好きです。長い別れでも「また今度」とか「See you (again)」とか言います。


「”Bye”って日本語でなんていうの?」って聞かれたときはいつも「”バイバイ”だよ」って教えてました。アメリカの人は笑ってくれましたが、みなさんも気をつけてくださいね。「Bye」のニュアンスは「さようなら」じゃないと思います。思いませんか?! 賛同ヲ求ム(自信消失)


 なので、もう会いたくねぇって人には「さようなら」って言うのが威力が高いかもしれません。そんな婉曲表現では伝わらないと思った方は「絶対会わねぇ」もしくは「 I'm never gonna see you again.」って言ってやりましょう。言葉にしないと伝わりませんから。でも、それで笑ってくれたら、多分すぐ会います。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る