いつか変態になりたいキミへ

第77話 買い物は入念に調べて、調べ疲れて最後はえいやで買っちゃうタイプ

　コロナが勢いをつけ始めた20年4月ごろ、思い立ってYamahaのサイレントギター買ったんですよ。生音は静かで、イヤホンで音色も聴けたので満足して毎日練習してたんです。

　しかし、先日ドラムを叩ける先輩と大音量であいみょんの「君はロックを聴かない」を合わせたのがあまりにも楽しくて、家でも音出して練習したいと思うようになりました。

　アンプを買うのが一番手っ取り早いのですが、アメリカで伴侶が見つからない限り、数年のうちに日本の独身寮(壁薄め)に入ることになりそうなので、オーディオインターフェース(以下I/F)というギターやマイクの音をパソコンに取り込む機械に目を付けました。(※１) これはパソコンの音も出力出来るので、YouTubeなどの楽曲も綺麗に聞けますし、日本に帰っても使えると思いまして。

　ここからが大変ですよ。突然ですが、みなさんの買い物タイプはどれでしょうか？

　○欲しいならまずは買っちゃえ！！　欲に素直な衝動タイプ

　1．軽快・寛容！　Amazonのベストセラーでオッケー！

　2．印象第一！　おすすめサイトのラインナップから一目惚れで買う

　3．ぐへへ、やっぱり生（なま）やろ！　店頭で気に入ったのを即決！

　4．お前は貴族か。ダメなら別の買えばいいじゃない派

　■コスパ考えるなら情報がいるでしょ。なんて現代っ子？！タイプ

　5．まさに現代の買い物、「高コスパ」で検索タイプ

　6.　通に聞いた方が早い。ツテをフル活用しておススメを即決！

　7．情報命！　買うには廉価版から高級機種まで見ないとね！

　8．お前は悪魔か。友人に複数買わせて比較後に又買い！

　僕は上記７で、買う前に価格帯(何が出来て何が出来ないのか)、メーカー(その分野の得意不得意)を調べて、リストを俯瞰したいタイプです。

　買ってから「あっちの方が良かった！」って後悔したくないんですね。あと、単純に楽しいので、買うつもりのない廉価品から手の出しようもない上位機種まで調べてしまいます。

　で、調べるのはいいのですが、最後はもう魅力的なものがありすぎて最後は「えいやっ！」で買っちゃうんですよ。「最初に選んだ奴と一緒やん……」っていうのは日常茶飯事です。

　調べている時間は無駄じゃないのですが、悩んでいる時間は無駄なんですよね。ポチった時の満足感はすごいのですが、徒労感もすごい。

　ということで、改めて戒めツイートを書きます。

　―――――

　触ったこともないもの(体験)を欲しいと思った時は迷わず買った方が良い。「習うより慣れよ」で、値段以上にその経験は価値があります。

　安物買いの銭失いを避けるための情報収集は必要ですが、悩んでる時間と手に入れるまでのリードタイムは大きなコストです。生き急ぎましょう。

　―――――

　誰に届かなくてもいいのですが、この自分の言葉を胸に刻みたいと思います。

　P.S.

　ちなみにそのあと、勢い余ってBoseのPCスピーカーとaudio-technicaのマイクとヘッドフォンポチっちゃいました。ということで近いうち音声エッセイ配信始めます。とりあえず今考えてるのはツイキャスですかね。これからアカウント作りますねー。変態配信に興味ある方はどうぞ。

　※１　【2020年版】オーディオインターフェイスとは？

　https://dtmer.info/audio-interface/

　機器としての説明はこれが簡潔で分かり易かったです。