三章 七節
そこにはイポリトが居た。イポリトはエンリケを無視して無遠慮に小屋に上がり込む。そして驚いた顔で自分を見つめるアメリアに近寄る。
「帰ぇるぞ」イポリトは椅子に座したアメリアの肩をしっかり掴んだ。
「どうしてここに?」
「いーから。変なおっさんに絡まれねぇ内に帰ぇるぞ」
しかしドアの側に佇むエンリケに制される。
「変なおっさんとは随分な挨拶じゃねぇか、クソ息子」
イポリトはエンリケを見遣ると鼻を鳴らす。
「クソ息子たぁ随分な挨拶じゃねぇか、クソエンリケ」
「あんだと!? クソ!」エンリケは顔をしかめた。
「やるか!? クソ!」イポリトは眼を飛ばしつつ足音を荒げて近付く。
「一万年早いわ、クソ!」
「俺に負けてそれ言うか、クソ!」イポリトはエンリケに肉薄した。
両者は睨み合って互いを牽制した。
男同士の下らない争いをアメリアは呆れて眺めていた。しかし水蜜桃の汁がついてベタつく指が気になったので舐めた。エンリケがそれを横目で見た瞬間、イポリトは鼻先にヘッドバットを喰らわせた。エンリケは鼻血を垂らしてその場に崩れ落ち、イポリトは鼻を鳴らした。
アメリアは慌ててエンリケに駆け寄る。しかしイポリトに首根っこを掴まれて制された。
「あたし猫じゃない!」アメリアは身をよじりイポリトを睨む。
「いーから、帰ぇるぞ。こいつ面倒臭ぇんだよ」イポリトはアメリアを下し、彼女の手を引っ張る。
しかしイポリトは足に違和感を感じた。何かが引っかかって進めない。
振り返るとブーツについたプルストラップを倒れたエンリケに掴まれていた。
気に入ってるブーツなのによ、プルストラップが千切れるから無理に引き離せねぇじゃねぇか。流石のイポリトも足の自由を大男に奪われれば動けなかった。
溜め息を吐くと、イポリトはアメリアの手を放した。
「今更親父面されても俺だって困るわ。……一日だけだからな」
アメリアはイポリトを見上げた。イポリトは苦り切った表情をする。
「泊まってくぞ。冥府へ戻るのは起きてからだ」
タルタロスには夜がなかった。この世界へはニュクスは訪れないからだ。朝もなければ昼もなかったが、一日中不自然に光が溢れていた。
アメリアはエンリケに勧められた水蜜桃に唇を寄せる。二柱の男がテーブルを囲み会話も無しに、水蜜桃を齧る自分を見つめる。居心地が悪かった。しかし見物料として腹くちるまで水蜜桃を食べてやろうと夢中で果肉を齧った。
食欲が満ち足りると果汁でベタ付く手を洗いたくなったのでエンリケに水場を問うた。しかしエンリケの小屋にも外にも水場はなかった。水場は湖だけらしい。彼女は我慢して指先を桃色の舌で舐めて誤摩化した。
それを二柱のしかめ面の男達は眺めた。アメリアは恥ずかしさに堪え切れなくなって怒鳴る。
「あたしばかり見ないで何か話してよ!」
「話すったってよ、野郎にゃ話す事ぁねぇんだよ」イポリトは肩をすくめた。
アメリアはエンリケを見遣った。
「酒でもありゃ饒舌だがな」
「酒で身を滅ぼしたくせによく言うぜ」イポリトは鼻を鳴らした。
イポリトの斜向いに座していたエンリケは鼻を鳴らすとそっぽを向いた。
仲の悪い父子の間に挟まれてアメリアは居心地が悪かった。仲直りさせようにもそれは叶わない。殺し合う程に憎み合った合った父と子だ。しかし殺し合ったとは言え、喧嘩腰ではあるが会話をしている。以前タルタロスで接触した所為だろうか。
「話聞いたけど、イポリトが以前ここに来たって本当?」アメリアは問う。
「……ああ」
「その時にエンリケに会ったの?」
「ああ」
「ふーん」
イポリトとも会話が続かない。唇を閉じると沈黙が小屋を支配した。アメリアはいたたまれずに唇を尖らせ膝をもぞもぞと動かした。そっぽを向いていたイポリトとエンリケはいつの間にか睨み合っていた。アメリアは心を痛め、瞳を潤ませる。
もし父さんとあたしがあんな風に憎み合っていたらどうしよう。島民や母さんのお蔭で優しい父さんの話や真実を聞いて育った。だから胎内にあたしを宿した母さんを置いて行った父さんを憎まずに済んだ。だけどイポリトとエンリケはそれが叶わなかった。互いを許せずとも二度と悲しい想いをしないにはどうすれば良いのだろう。
涙を頬へ伝わらせつつアメリアは思考した。
イポリトは溜め息を吐くと隣に座したアメリアの頭に手を置き掻き乱す。
「まーたお前は下らない心配しやがって」
「だって……だって」アメリアは洟をすすった。
「心配すんなってぇの。もういがみ合っちゃいねぇよ。十年前、ここへ墜とされた時にケリはつけたんだ」
アメリアはイポリトを見上げた。イポリトは十年前の経緯を説明した。
「俺は負けちゃいないからな」エンリケはイポリトを睨む。
「まだ言うか、クソエンリケ」イポリトは睨み返した。
二柱の男は険悪な雰囲気を漂わせる。アメリアは再び洟をすすった。溜め息を吐いたイポリトは彼女の肩を抱き寄せると子供をあやすように叩く。
「あたし子供じゃないもん!」アメリアはイポリトを睨んだ。
エンリケは豪快に笑った。気恥ずかしくなったアメリアは頬を真っ赤に染めて俯いた。
「ローレンスの子供だな?」もぞもぞと身じろぐアメリアを眺め、エンリケはイポリトに問うた。
「ああ。ランゲルハンス島に流された際に知り合った女との子供らしい。ドラゴンとのハーフだとよ」
「知っている。胸に竜の痣があった」
イポリトは噴き出した。アメリアは瞬時に顔を上げて頬を更に紅潮させた。恥ずかしさのあまり声が出ない。
「あ!? 母ちゃん忘れてアメリアに手ぇ出したのかよ!?」
「なかなかの味だったぞ。最初は嫌がって泣いていたが愛でる内に艶かしい表情になってな。掻き回す度にエロい声で鳴く良い女だ」
怒りに身を任せイポリトは立ち上がると足音を荒げエンリケに詰め寄る。彼の瞳には殺意が宿っていた。
「冗談だ」エンリケは豪快に笑った。
イポリトは拳を収めた。しかしそれでも怒りは治まらずにエンリケの向こう脛を想い切り蹴って席へ戻った。
やっとの想いでアメリアは口を開くと、湖で助けて貰った経緯を説明した。
鼻を鳴らしたイポリトはエンリケを睨む。
「冗談でもンな事言うなや。こいつにゃトラウマがあって、直ぐピーピー泣いて面倒臭ぇんだ」
「あたしピーピー泣かないもん!」アメリアはイポリトを睨む。
彼女の怒りを意に介さずにイポリトは頭を乱雑に掻き撫でた。頭を撫でられつつもアメリアはポンポンと文句を垂れる。
エンリケは豪快に笑う。
「随分仲が良さそうだな」
「馬鹿言うなよ。いつまで経ってもガキで困るわ」イポリトは鼻を鳴らした。
二柱の男はアメリアを眺めた。
頭を撫でられていたアメリアは、久々に感じる彼の体温に安心してまどろむ。体を預けるアメリアを眺め、イポリトはエンリケに問う。
「寝かせられる場所あるか?」
「藁の上なら」エンリケは小屋の隅にうずたかく積まれた藁の山を見遣る。山の上にはブランケットが敷かれていた。
イポリトは瞳を閉じたアメリアを抱き上げ藁の山に静かに下ろした。そしてジャケットをかけた。
「随分大事なお姫様なんだな」エンリケは鼻を鳴らす。
「ローレンスからの預かり物だからな」イポリトは椅子に座した。
「早い所唾付けないとこの手の女は盗られるぞ?」
「わーってるよ。帰ったら口説くわ」
エンリケは喉を小さく鳴らして笑った。イポリトは小さな溜め息を吐く。
「助けてくれたとはな。礼を言う」
「ローレンス並みに優しい女じゃないか。器量も良いし胸もデカいし、少し乳臭いとは言え利発な雰囲気もある。リンダと出会ってなければ口説いていたがな」
イポリトは舌打ちした。
「そんなに怖い顔するなよ。守ってやっただろ」エンリケは眉を下げて悪戯っぽく微笑む。
「……アメリアの話じゃねぇよ。母ちゃんの話だよ」イポリトは睨んだ。
「なんだ? リンダの話を聞きたいのか?」
「ああ」
「……リンダ以上に良い女はいない。商売柄、他の男に体を許していた。しかし俺だけに心を許したリンダを愛していた。しかし邪魔が入った。お前だ。お前が出来た事によってリンダはお前にだけ愛を注いだ」エンリケは腕を組んだ。
「……お前、親にまともな愛情注がれずに育っただろ? 歪んだ感情抱いてただろ? 大方虐待か放置、過干渉のどれかだな。それが優しい母ちゃんに向かったんだな」
「ああ」
イポリトは鼻を鳴らした。
エンリケはアメリアに巻かれたハンカチの上から腕をつねろうとした。イポリトは咎めた。
「アメリアが手当てしたんだろ。もうつねるな」
エンリケは組んだ腕を解く。
「母ちゃんは大変だったんだな。俺の他に大きな子供がいりゃ気苦労絶えねぇわ」
「だから距離を置いた。子供を欲しがったリンダに迷惑を掛けたくなかった」エンリケはテーブルに両肘を突くと頭を抱えた。
腕と脚を組み、イポリトは問う。
「……お前が母ちゃんを狂おしい程愛してたってのはよく分かった。しかし一つ解せねぇのは最愛の女の死骸をそのまま放置したって事だ」
エンリケは洟をすする。
「ローレンスは約束してくれた、リンダの魂をランゲルハンス島へ送ると。……しかし優しく美しい彼女が死んだと思いたくなかった! アプロディテのように、プシュケのように愛らしく美しいリンダを永遠に失ったなんて受け入れられなかった! 最愛の女の眼窩に蛆が湧き、かつて俺の一物を迎え入れた腹にガスが溜まり、腐臭を漂わせ肉が溶ける様を見たくなかった!」
「死から眼を逸らすな。何で現世にこだわるんだよ? さっさと世代交代して死んでランゲルハンス島へ送って貰えば良かったじゃねぇか。阿呆みてぇに心優しいローレンスならそれくらいの配慮はしてくれただろう?」
「……俺はランゲルハンス島へは逝けないんだ」
「あんでだよ?」
エンリケはテーブルに幾つも涙を零した。
「……リンダは死にかけた時があってな。お前が生まれるずっと前だ。俺の所為だ。俺は彼女の頭に触れて死の切っ掛けを与えた。彼女は梅毒に罹患した」
エンリケは洟をすする。
「全身に発疹が出た彼女は売春宿を追い出されてな。息絶え絶えで路地裏で倒れていた。罪悪感に駆られた俺は監視を放棄して彼女を看病した。リンダは心優しい女でな。熱に浮かされているのに、ずっと『ありがとう、ありがとう』って無理して微笑むんだ」
泣き声を押し殺し、エンリケは息を荒げる。
「……しかし当時の俺は若い身だった。医者に診せたくても金がない。診せた所で助からないがな。ハデスに直訴も出来ない。何してやれる訳でもなく残酷に時間だけが過ぎる。日に日にリンダは死に近付いていく。だが彼女は俺を見ると微笑む。……いつの間にか彼女を心から愛していた。俺はハデスに禁止されていた魔術に頼り、悪魔に魂を売った」
イポリトは唇を噛み締めた。
「……その悪魔がライルだ。呼び寄せたのはランゲルハンスではなくヘルマン・ファン・ライルという悪魔だ。そいつも島を所有していた。俺は死んだらそこへ魂を縛り付けられる事になったんだ。……あとは分かるだろ?」
エンリケは堪え切れずに嗚咽を漏らした。やり切れなくなったイポリトは歯を食いしばって拳を握り締めた。
すると藁の山から乾いた音が鳴る。どうやらアメリアが起きたようだ。彼女は藁の山から降りるとテーブルへ近寄る。また悪夢を見たようで表情が強ばっていた。
彼女はテーブルに突っ伏し嗚咽を漏らして大きな体を震わせるエンリケを見遣る。
「どうしたの?」
「……ちょっとな」イポリトは瞳を潤ませ白眼を充血させる。
アメリアは要領を得なかったがエンリケに近付くと丸まった大きな背を優しく撫でた。
慈愛を込めた眼差しでエンリケをさする彼女をイポリトは眺める。
天使みてぇな顔しやがって。ローレンスもアメリアも親子共々天使みてぇな奴らだな。……こんな話聞かなきゃアメリアに背なんかさすらさせねぇよ。俺は心が広いんだ。惚れた女、少しだけ貸してやるよ。
泣き疲れたエンリケがテーブルに凭れて眠ると、イポリトはアメリアを抱きかかえた。
「何するのよ!?」アメリアは頬を染める。
「大声出すなっての。今度はお前を寝かしつける番だ」
「やめて! 下ろして!」アメリアは身じろいで腕から逃れようとした。
「……嫌か?」イポリトは囁く。
アメリアは彼を見上げた。悲しそうな瞳で見つめていた。切ない瞳で見つめられればとても抗えない。
「……嫌……じゃ、ないけど」気恥ずかしさに涙を流しそうになり、アメリアは視線を逸らした。
「なら良かった」
イポリトは微笑み、アメリアを藁の山まで運び静かに下ろす。そして自らも隣に横たわった。片腕でアメリアを抱き寄せるともう片腕で彼女の肩を軽く叩く。
「とにかく無事で良かった。起きたら戻るからな。しっかり寝とけ」
「……う、ん」
いつもの事なのにとても気恥ずかしくなった。アメリアはイポリトの胸に顔を埋め、もぞもぞと脚を動かした。
「……どうした? 便所か?」イポリトは肩を軽く叩く手を休めず問う。
「違う。……なんだか今日は恥ずかしくて」
「珍しいな」イポリトは微笑んだ。
意外な反応にアメリアは戸惑った。
「……今日のイポリト変だよ」アメリアは上気した顔を上げた。
「ンだよ、変って?」
「だって……いつもなら『珍しいな』じゃなくて『気持ち悪ぃな』とか『拾い食いして頭おかしくしたんじゃないか』って言うもの」
「……そうだっけか?」
「そうだよ! ずっと帰って来なかったし、きっと何処かで頭打っておかしくなっちゃったんだよ」アメリアは洟をすすった。
「随分な言われようだな」イポリトは苦笑した。
瞳を潤ませたアメリアはイポリトを見つめた。
イポリトはアメリアの唇にキスを落としたい衝動に駆られる。しかし彼女を抱きしめ衝動を押し殺す。
「おかしくなったついでだ。俺の話聞いて貰えるか?」
アメリアはくぐもった声で『うん』と返事した。
「……俺とエンリケの仲、心配してくれてありがとな。でもお前が願うような仲にはなれねぇんだ。過去は過去でも血が繋がった親子でも、一度起きた事はどうにもしようがねぇ」
イポリトはアメリアの頭を撫でる。
「……いつか、お前言ったろ? 『理解出来なくても互いの存在を認める事は出来ないのかなって』って。エンリケから話を聞いてもよ、心情は理解出来ねぇよ。俺はあいつじゃねぇからな。でもあいつはあいつで、俺は俺だ。いがみ合うのはもう止めたんだ。憎んでも誰も幸せになれねぇ」
アメリアはイポリトの胸の中でゆっくり頷いた。
「あいつはあいつの罪と向き合い、ここで暮らす。ハデスに許されようとも俺は俺で父親殺しの罪を背負って生きていく。……これでいいんだ」
胸の中でアメリアがしゃくり上げた。
「俺らの為になんて泣くな。泣かせたい訳じゃねぇんだ。ただ……礼を言いたかったんだ。お前がタルタロスに墜ちなければエンリケとこんな風に話さなかった。チャンスを与えてくれてありがとうな、アメリア」
やっとの想いでアメリアは言葉を紡いだ。
「……う、ん。……あたしも、ありがとう。またイポリトと話せて嬉しい」
イポリトは彼女の頭を撫でる。
「俺もアメリアとまた話せて嬉しい」
胸から顔を離したアメリアは彼を見上げる。限りなく優しいまなざしでイポリトは自分を見つめていた。気恥ずかしさと嬉しさに頬を染め、彼女は唇を震わせた。
小さな溜め息を吐くようにイポリトは笑う。
「あんまり見つめんなよ。……どうにかなっちまう」
「ご、ごめん」
アメリアは急いで俯いた。そしてイポリトの胸に顔を埋め、久し振りに感じる温もりに身を任せた。数週間振りに落ち着いた。幸せだった。イポリトは彼女の頭を優しく撫で続けた。
二柱の間を優しい沈黙が支配する。しかしイポリトがそれを破った。
「……あのよ」
「なあに?」アメリアは胸に顔を埋めたまま問う。
「お前が家に……アメリアが家に帰ってきたら話したい事があんだけどよ、聞いてくれっか?」
「うん。聞きたい」
イポリトはアメリアを強く抱きしめた。彼女は息苦しくなり咳をした。
「悪ぃ」イポリトは力を緩めた。
「ん……大丈夫」
アメリアは再びイポリトの胸に顔を寄せる。
「あのね、あたしもイポリトに聞いても良い?」
「なんだ?」
「ここ数週間も何処に寝泊まりしてたの? 心配してたよ」
「……駅の近くのカフェだよ。二十四時間営業の」イポリトはアメリアの髪を弄ぶ。
「そんな所で? 彼女の家に上がれば良かったのに」
イポリトは深い溜め息を吐く。
「あのよぉ! こんだけ良い雰囲気なのにンな事聞くか?」
突然大声を上げられたアメリアは顔を上げる。
「え……良い雰囲気って?」
戸惑うアメリアを見たイポリトは頭を掻きむしって鼻を鳴らす。
「ったく、これだからねんねのクソ処女はよぉ!」
「何よ! 急に怒らないでよ!」アメリアは頬を膨らませた。
「怒るわ! 生まれてこの方彼女なんざ居らんわ! とっとと寝やがれ鈍感処女!」
「寝てやるわよ! 素人童貞!」
二柱は鼻を鳴らすと、抱き合ったままそっぽを向いた。
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