三話

はあ。













はあ。













あなた、今話題の悪魔なの?













私は、カーリー。













ふうぅぅん。

で、この島国を潰しにきたの?













私は、人間は殺さない。

大人も、理由がある限り殺さないよ。












優しいね。

あなた、神だね?


なぜ悪魔に加担するの?













あなた達妖怪はね。

人間の子供も食べてると、ブチブチ…そう聞いたから。












私も子供は大好き!


でもね?大人は…いや、人間はたまに殺すよ?


命の償いがいる奴らだけだけどね。


あなた…カーリーじゃないね?


そんな嘘すぐバレるよ?

あなたは優し過ぎるから。












やっぱりね。


私は、ハーリティ。

鬼子母神とも言われてる。


私も騙されたのかな。

あなた達は子供も、平気で殺し、喰うってね。


だから、嘘ついちゃった。

最強の女神の名使っちゃって怒られちゃうね。












馬鹿ね。


でもね?ブチブチ…私ね?…ブチブチ…


あなたの気持ち…痛いほど分かるんだ…



自己紹介、まだだったね。


私は、姑獲女。



あなたを騙した馬鹿どもを…ブチブチ…消しに行きましょうか…




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る