四話

俺も馬鹿じゃねえよ。ヘラ。


このまま帰っても魔王は怒りもせず、笑って話を聞くだろう。


お前らっぽい、てな。


出来なかったからと、俺を殺す事もない。

俺達の王がそんな小さな野郎なら、誰も付いていかねえよ。


消された方がマシだ。













さすがの返答だ、

グシオンよ。













じゃあ、俺達は去るが…


3つの子と、そしてロキよ。


お前も知っているだろうが…

俺が去った後、更に格上の者がやってくるだろう。


その時は、こっちからアドバイスしよう。




決して怒るな、と。

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