三話

え…

もっと綺麗な恋愛なのでは…













綺麗な話になれば、綺麗になる。


結婚してる前提での話だからな。


人間が純愛だと感動すればそうなるし、酷い話だとなれば、お前らの好きな憎悪の対象になる。



人間の勝手な、糞愛だ。



不倫して子供が増えたら、お前ら悪魔は嬉しいだろう?


餌が増えんだからよ。















私は人間は食べません!

何回も失礼ですわ!



そんなに情熱的な…


裏切りの愛ですわね…

何とも哀しい…行き違う縁とでも言うのでしょうか…



不倫は…

美しくもあり、醜くもある…


正に、何かの詩のような悲劇の象徴なのですね…
















やられた方は、恨み節だがな。

まあ、何千年も憧れてろよ。















私も…してみようかな…

あの人と…















あの人?

誰か知らねえがまあ、頑張れ。


こんなのは、お前の好きな愛で言えば、序の口だ。


大体、魔が関係して面白がってんのが普通だがな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る