第3話【僕は令和5歳~後編~】

幼稚園の中での僕の呼び名は下等生物、下級国民とかだった……

皆んな意味わからないで呼んでるのかな?と淡い期待を抱くもそれは僕の哀れな誤解だって思い知らされた……

少なくとも僕を馬鹿にするのは、自称上級国民のエリート生物な家庭の子供達なんだ……始めから手に入る情報量、それ等を適切に解説してくれる環境……


5歳児である事も忘れた僕は、心を閉ざし続けたまま名前すら覚えてない幼稚園を卒園した……


さぁ、地獄の6年間が待っている……

義務教育の名のもとに……


【僕は令和5歳~後編~(了)】

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