スター・ウォーズEP9、そのデュエルシーンを考察してみた。

草薙 健(タケル)

第1話(ネタバレなし)

 A long time ago in a galaxy far, far away....

 遠い昔、はるかかなたの銀河系で……



 _S T A R_

  W A R S ̄


 ジャーン! ジャカジャカジャーン! ジャカジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャーーン……


 ジャッジャッジャッ


 ジャーン! ジャーン! ジャジャジャジャーンジャーン! ジャジャジャジャーンジャーン! ジャジャジャジャーン!

 ジャーン! ジャーン! ジャジャジャジャーンジャーン! ジャジャジャジャーンジャーン! ジャジャジャジャーン!


 Out of Episode

 The New Movie


 考察だ! 地球連邦を混乱に陥れたシークエル・トリロジー最終作が、辺境の地ニホンを急襲。正史カノンからの離脱を表明したシスの暗黒卿ヒ・ヒョーカ率いる分離主義勢力が作品の正当な評価を貶めていた。

 今や劣勢となった擁護者たちにとって最後の希望は、最後の対決シーンにおける正しい解釈だけだった……。






 ごめんなさい。やってみたかっただけなんです。

 あ! やめて! フォースライトニング撃たないでっ!


 令和元年十二月、公開直後のスター・ウォーズ最新作「エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」を見てきました。このエッセイでは、その感想と考察を素直に書いてみようと思います。なお、この回にネタバレは含まれておりません。ネタバレありの考察は次回以降に回します。


 一応私のスター・ウォーズ歴を紹介しておくと、某年齢のときにエピソード1を映画館に見に行って、二人のジェダイと両刃のダース・モールが対決するシーンに度肝を抜かれ、以来ファンとなりました。

 だって、正義のヒーローが二人がかりで悪一人に向かっていくなんて、あの当時は考えられなかったのです。しかも、エピソード4の剣道のような殺陣から、半端なくアクロバティックなものへと進化していたのですから。

 と言うことで、エピソード1~8はもちろんのこと、2Dアニメの「クローン大戦」、3Dアニメの「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」などを視聴してきました。時間とお金の都合で「反乱者たち」や「レジスタンス」とかはまだ見ることが出来てないのですが……。


 話が脱線しました。元に戻しましょう。

 さて、最新作を見終わった直後からいろいろなサイトで考察やら批評やらを見始めました。映画評論家の評価は、概ね低いようです。ファンサイトの評価は真っ二つな印象ですね。

 総じてコアなファンほど落胆している感じでしょうか。「エピソード8 最後のジェダイ」で高評価だった人が今回は低評価、またはその逆という現象も起きているようです。


 さて、今作に対する私の評価ですが、「素直に面白かった」と思います。これは手放しで褒めているわけではありません。うーん、これはどうだったんだろうと思うシーンもあります。ですが、それを含めても「監督、よくやった」と言える出来だったと私は思っています。


 中でも一番興味深かったのは、映画のラスト、いや、今回の続三部作ラストを飾る、レイと某人物との対決シーンです。いろいろなサイトでこのシーンに対する評価が出ていましたが、その解釈じゃ表層的なものにとどまっていると感じました。そこで、もう少し深掘りした解釈を与えられるのではないかと思い、このエッセイを書くことを思い立ちました。


 ネタバレありの考察が次回に続きます。

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