今宵、私はご主人様によって愛を学ぶ

一ノ瀬 彩音

第1話 愛を学ぶ

私は現在、お金持ちのお屋敷で働く使用人です。


お金持ちのお屋敷の家のお名前は幸村家です。


幸村家には幸村凛ゆきむらりんという当主がいまして、

幸村コーポの若社長でもあるのです。


私が20歳で凛様は25歳なので5つも離れていても凛様は

私の事がお気に入りでとても優しく甘えさせてくれるのです。


そういう凛様の事が私は大好きで堪らないのです。


普段、私はお屋敷で働いているのでとても大変なのですが、

それでもやりがいがあるお仕事なので頑張っています。


私は時計を見ると時刻はもう夜でそろそろお仕事も終わるので

お仕事が終わると凛様の元へ行かないといけないのです。


「お仕事終わりっと」


私はお仕事が終わると凛様が居るお部屋に向かいます。


凛様が居るお部屋に到着すると、私はドアをノックすると

お部屋の中から凛様の声が聞こえたので中に入ります。


お部屋の中へ入ると凛様はくつろいでいるのでした。


凛様は高級な椅子に座ってて私は凛様の近くに行くと、

凛様にお声をかけるのです。


「凛様、お疲れ様です」


「愛依もお疲れ様」


「あ、ありがとうございます」


「愛依、愛というのを教えてあげようじゃないか」


「は、はい、お願いします」


「その前に衣服を脱げ」


「どうして衣服を脱ぐのですか?」


「必要だからだ」


「は、はい、わかりました」


愛を学ぶのに衣服を脱ぐ必要性はあるのでしょうか。


そこらへんの事は私にわからないので考えないようにします。


私は凛様の言う通りに衣服を脱ぐと下着姿となるのですが、

とても恥ずかしくて堪りません。


「凛様、とても恥ずかしいです」


「愛を学ぶためだ、我慢しろ」


「はい」


「まずはキスするぞ」


「キスですか?」


「そうだ、キスだ」


「キスしたことないです」


「キスしたことないのか?」


「はい」


実は私は今まで恋愛経験というのがないので

キスなんてした事がないのです。


「とりあえず、キスするぞ」


「は、はい」


凛様は高級な椅子から立ち上がって私の傍に来ると、

私の両肩を掴んで私の唇にキスしてくるのでした。


凛様のキスは優しくて私は蕩けそうになります。


凛様はもう一度キスしてくれるのでした。


「どうだ? 愛というのは?」


「これが愛なのですね」


「そうだ、俺の愛がわかるか?」


「なんとなくですがわかります」


「そうか、わかってくれるのか」


「キスって恥ずかしいというか、

素敵ですね」


「そうだろうな」


「凛様はキスのご経験あるの?」


「経験なんてない」


「えっ?」


私は驚いています。


凛様はキスのご経験がないなんて信じられません。


「もしかして凛様は私の事をお気に入りと言いますけれど、

本当は大好きなんでしょうか?」


「愛依の事は大好きだ」


「う、嬉しいです」


私と凛様はキスし合っているのですけど、

これはきっと両想いなので嬉しい事です。


私はこの後も凛様から愛というのを学んでおります。


学んでいるうちにどんどん凛様の事が大好きとなり、

愛するようになります。


凛様ももちろん愛してくれているので嬉しい限りです。


私と凛様は幸せな家庭を築くために頑張るのです。


それだけ愛し合っているので素敵な事ですよね。


夜になると私と凛様は愛し合っているのも事実なので

嬉しいを通り越して感激しています。


愛というのは本当に素敵で嬉しいです。


愛は本当に素晴らしい事だと私は思います。

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今宵、私はご主人様によって愛を学ぶ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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