夜明けと朝焼け
結局何にもできないまま
明日になってしまった
結局何にも言えないまま
さよならしてしまった
結局どこにも行けないまま
1日を使いはたしてしまった
結局何にもなれないまま
夜明けが来る
まだ雪は降っている
でもそれにももう慣れた
何も怖くない
結局片付けられないまま
今日も終わるのだろう
結局何にも得られぬまま
時間だけが過ぎていくのだろう
結局誰にも会わないまま
孤独は続くのだろう
結局何にも果たせないまま
朝焼けみたい
冷たい脳みそに
暖かい光が刺す
これが旅立ち
いつだって始まり
明日が来れば
変わるかもしれない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます