急ブレーキ!!
ダメ出し<前回の二日後の日記>
占いに行った。
とてもショックだった。
あたしが、彼とのことを話し出して、少し経ったところで、
いつも穏やかで優しい占い師さんの顔が、ちょっと厳しくなりました。
「今、その方の情報をだいたい見させていただきました」と言って、
占い師さんはあたしの左側のやや下の方を見ていました。
そして、話し始めました。
「この方は、やめてください」。
え? 心にグサッ。
進展しないのは当たり前だと言うのです。
要点はこんな感じ。
・中身は女性。男としてはヒモタイプ。無意識にプレイボーイと同じようなことをする。無意識な方が、実はタチが悪い。
・パートナーを見つけてその人と幸せに生きたいといったようなことにまったく興味がない。
・一生一人でいる可能性が高い。(孤独でかわいそう、とあたしが言うと)かわいそうではない。それは彼が望んでる形だから。ある意味、孤高と言っていい。
・(晩年さびしそうだから、あたしが孤独から救ってあげたいと思ってしまうと言うと)あなたには救えない。どうして彼がその道を行くかというと、ご先祖様と約束して生まれてきているから。彼の家系の終わらせるべき部分を彼が終わらせるという使命を持って生まれている。だから、下手に救おうなどと考えて、その使命を乱すようなことをすると、大変な痛手を追うことになる。
・彼とつきあったらあなたがボロボロになる。親しげでいてそれ以上進展しないのは、あなたの守護霊さんがしっかりと止めてるから。
・彼の人生の目標は、力を得ること。おそらく、仕事で。(だから、自分の意見を曲げず、人を従わせたいように見える時があるのかな?)
・あなたに親しいように見えるけど、同じ状況の人がいたら、同じように親しくするかもしれない。彼は自分のことを誰かに話すのが好きで、聞いてもらいたくてしょうがない人。感情的に見えるのは、感情がそのまま漏れ出す人だから当たり前。
・あなたは彼とすごく合う部分があって魅かれてるようだけど、それはたまたまお互いに似てるとか、あなたの好みに当てはまると思えるほんの一部分を見てるだけ。それは、結局あなたがあなた自身を好きってこと(彼の中に自分を見てる)でしかなく、彼のその他の底知れない部分を知らないから。
・仕事で利益になるように、無意識にあなたを足がかりにしてる可能性も否定できない。彼自身そのことに気づいてないかもしれないけど。
・(そんな人に見えない、と言うと)あなたが完全に自分のものになったと確信した時、彼の要求が始まる。そして、それは、どんどん大きな要求になっていって、やがて、あなたには応えられないことになってくる。でも、あなたは応えようとして、ボロボロになる。
・(あたしはある意味、彼の虜になってるから、彼はあたしをとっくに自分のものと認識してもよいくらいなのに、と言うと)毎日、電話したりメールしたりしてますか?
(毎日ではないです)彼は慎重です。そこまでするようにならないと、自分のものになったとは思いません。
・(彼は、どうしてそういう要求をするのか?)水脈を持たない人だから。自分でエネルギーを得ることができない人。誰かにエネルギーを満たしてもらわないと動けない。でも、やがて、あなたには彼を満たしきれなくなる日が来る。
あたしは混乱した。
ずいぶん、キビしい話。
まったく、そんな人に見えないのに。
でも、守護霊さんが止めるくらい、この縁はダメなんだ。
ガイドと呼ばれる指導霊の方たちは、
これも勉強だからやりたいならやってごらんというスタンスを取るのが普通らしいけど、
本当にとどまるべき時に、身体を(?)張って止めるのが守護霊さんなのだそう。
進展しなくてよかったんです、とまで言われてしまった。
そういえば、2月に入って、数カ月ぶりに彼が来社しました。
その時、あたしに対して話をしてきたので、
打ち合わせコーナーで少しおしゃべり。
とても楽しく盛り上がって話してると、突然、
あたしの指輪の石がバチンとはじけ跳んだのです。
立て爪のじゃなくて、リングの溝に接着剤で埋まってるタイプの指輪。
石がけっこう大きくて、おしゃれっぽくて、お気に入りでした。
その次に彼が来た時も、楽しくおしゃべりして、
彼が去ったあと、テーブルからモノが落ちたので拾おうとして、
あたしはテーブルの角に思いきり頭をぶつけました。
痛くて、ものすごいタンコブができて、びっくりしました。
あの二つの出来事。今思えば、守護霊さんの警告?
あまりといえばあまりに偶然だもの。
昨年末、原因不明で腰が痛くなり、
「あまり動けない」と思っていたのも、
こじつければつながる。
「バレンタインに何かするのはやめなさい」と、言われました。
本当はこの一番信頼してる占い師さんの占いに行く予約の日は最初は来週になってたのに、
突然、キャンセルが出たということで1週間早くなったのでした。
おそらく、占いが予定どおり来週だったら、
日にち的に先に来るバレンタインに告白めいたことしてたと思うけど、
その結果はどうなっていたんだろう?
あるいは、去年の暮れにこの占いに行っていたら(これも予約満杯で入れなかった)、
同じ話をされても、年明けの頻繁なメールのやり取りや、
急接近とも思える親しげな態度に、またしても占いは間違いだったと思ったかもしれない。
すごくいいタイミングで、占いの日程が変更された気がします。
これも、守護霊さんの導き?
******
と、いうことでございました。。。
え、これってそういう話なの!? とドン引きされてる方にはゴメンナサイm(_ _)m
そういう話だと私自身もすっかり忘れてて、読み返して驚いたのでした。
長いので、今回はこちらのみの公開で。
******
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます