第2話

青識亜論先生(以下青識先生と表記)とのネットバトルをしていたのはいつ頃だったろうか。思い出せない。

ただ、きっかけは覚えている。

ビーガンに対して、「人は牛ではない。」という趣旨の発言をしたときだ。

この時は完敗だったが、これを機に東夷の倭人さんとやり取りをするようになった。

そのやり取りの中で、青メガネ討伐クエストはお前がやれ、と発破をかけられ幾度か青識先生とやり取りしていただいた。

この章では表現の自由についての対話を取り上げることにする。


まず取り上げるのがミルの自由論についての対話である。

第三次青メガネ討伐クエスト戦闘報告

https://togetter.com/li/1200282

上記のまとめはいわゆる危害原理についてだ。

青識先生に合わせてミルの自由論の話だけになったが、自主規制に関してはピーター・シンガーの自由論こそが肝要である。

下記の論文から引用するならば以下の部分だ。

file:///C:/Users/kimia/AppData/Local/Packages/Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe/TempState/Downloads/KJ00004437000%20(2).pdf

”こんにち自由社会とみなされているあらゆる社会で「他の人間の人格としての身分」をめぐる問題が広範囲に論議されていることは、シンガーの指摘をまつまでもなく、否定しようのない事実である。そして、シンガーにいわせればそうした論議を「制限するのならば、自由社会の自由の重要な部分が失われてしまう、という一般的合意がそれらの国々では存在する」。”

ヘイトスピーチに関して何らかの制限を加えることは上記した「自由社会の自由の重要な部分」を失ってしまうのではないのか、というのが個人的な疑問であった。

また、滑り坂論法についても論文で述べているがそれについては次の章で個人の解釈を述べる。


次に、前後しているが限定効果説の話だ。

第二次青メガネ討伐クエスト戦闘報告

https://togetter.com/li/1199014

青識先生はテレビの発言の影響力を問題にしていた。

しかし、これは滑り坂論法ではないのか。

また、滑り坂論法を採用するのならば限定効果説の否定ではないのか。

という疑問が浮かぶ。

ここをより深く聞きたかったがまとめのとおり途中で終わってしまった。


青識先生とのやり取りについて紹介したが、次章ではツイッターで蔓延している表現の自由と自分との解釈違いに述べることにする。

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