返事
「伊月くん、気持ちは嬉しいよ。私も伊月くんのことが好き。
でもそれは、貴方が思ってるようなものじゃなくて、友達としてなの。
だから、受け入れられない。ごめんなさい」
彼女は申し訳なさそうに目を伏せ、更に言葉を紡ぎだす。
「それに今まで黙っててごめん。私は暁夜くんともう付き合ってる」
「知ってる」
反射的にそう言ってしまった。知らなかった、ということも出来たがやはり自分に嘘はつけない。
「嘘……」
彼女は顔を真っ赤にしてそう呟いた。
その恥ずかしがり方も、可愛いと思ってしまう。
そんな会話をしていると、急にドアが開いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます