第24話 プロローグ 二十四
「痛っ…。」
すると今度は彼女の方が駆け寄ってきて、
「大丈夫ですか?」
と僕は声をかけられる。
その時僕は、2度もつまずいて恥ずかしいの何の、情けないの何ので早くその場から立ち去りたくなった。
「大丈夫です。僕のことはお構いなく…。」
そう彼女に言った僕はそこで自分のトートバッグが地面に落ち、中身の本が散乱していることに気づく。
そして僕が地面に落ちた本の束を拾おうとすると…。
「あの―、すみません。」
「…はい。」
「心身問題に興味がおありなのですか?」
彼女の方から声をかけられた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます