異世界ビト
梶丸
第1話夢
その日は不思議な夢を見た、昔の幼い俺と両親仲良く出かけているのだが、顔だけがボヤけて見えない!
次に気づいたら、ソコは車の中、隣には母らしき人運転してるのは父らしき人そのまま走っていると、次の瞬間、対向車線からトラックが突っ込んできて、外で意識が戻る!
ガバー!!
「・・・」
「はあ!夢か!!」
俺はビッショリ濡れたパジャマの首元を緩め息を整えた、時計を見ると8時!!
「・・・」
[やべー(汗)遅刻じゃんか!!]
俺はパジャマを脱ぎ捨て脱衣場で歯を磨き、忙しいで台所の菓子パンを手に取りカバンと自転車の鍵を持って自転車置き場行き菓子パンを頬張りながら、駅まで向かう。
そうそう、自己紹介まだだった、俺の名前は草薙颯太(クサナギ・ソウタ)高校2年生だ!!って誰に言ってんだか!
まぁそんなのは置いといて、ここの交差点を抜ければ、駅だ!!
「颯太」
[チェ!信号に捕まった、全くついてねぇな!]
颯太はイライラしながら信号が青になるのを待っていた、その時反対側に小学校低学年ぐらいの女の子を見つけた。
[あれ!あの子フラフラ道に出て危ねぇなぁ!
親は何やってんだ???]
危ねぇなっと思いつつ、その子を見ていると、反対車線から大型トラックが走ってくる!
「颯太」
[おいおい(汗)あのトラック、止まる気配ないぞ!]
女の子は車が目に入ってないのか、そのままトラックが通る道の真ん中で座り込んだ!
「颯太」
[おーい!!そこの子危ねぇぞーー!!]
そう呼びかけて、一瞬こちらに目が来たが、また地面にを見つめ始めた。
そうしている間にもトラックは近ずいてくる、運転手を見たが女の子に気づいた様子はない!
危ないと思った瞬間身体が勝手に動き女の子を突き飛ばした!
「颯太」
[うぁ!!]
そこで記憶がシャットアウトした。
横目で見た女の子は翼に頭に輪っがあって、こちらを驚いたかおで見ていた。
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