ビルの谷間になんとか
今日もビルの屋上から下を見下ろす。
妖怪が出るというので夜は早い、しかし、喧嘩自慢というか、妖怪を怖がらない事が勇敢な男のステータスという連中はいるわけで、そういう奴が夜中に徘徊したり、また、女性を襲って、時には殺したりする。
そして、殺された人間の魂は、思念となって、その土地に暗い影を残す
久美子は、魔法が使えるからだろう、その力を感じていた、殺それた人間の魂、残存する思念、それが見えない黒い影となって、繁華街の路地に居たりする。
久美子からすると全く弱い魔力。
この程度では、霊は動く事すらできない。
霊魂が人間に感知されないのはその霊力が弱いからである。
霊力が弱いと、動くことも、また、人間に何かを及ぼすことをできない。
そして、その霊力に、少し魔力を注入してやると、膨大な霊力を得た怨霊は、自分を殺した人間を追い、腕をへし折り、肌を裂き、首を引きちぎる、そして、周囲に血の雨を降らせる。
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