人の生体脳を使って高機能を実現するVRシステムの問題

人の生体脳を使って高機能を実現するVRシステムの問題・出題編

 あるフルダイブ型VRMMORPGシステムは、演算領域を一時的にプレイヤーの脳に間借りすることで物理サーバを大幅に削減する技術を採用しており、常に一定数以上のプレイヤー数を確保するために、8時間交代で社内端末からゲームに接続するプレイヤーを契約社員として雇用しています。現実世界の6倍に加速された時間、ゲーム内の物理法則・魔法法則に基づき自由に開発できる新アイテム、味や臭いすらあるフィールドオブジェクト、人間並みの判断力や感情を有しプレイヤーとの恋愛すら可能なAI。そういったゲームの魅力を支えるために、脳を貸しているプレイヤーは通常以上の早さで脳が衰え、残り寿命が半分になります。

 元々90歳までの寿命を持っていたかずとくんが、30歳で脳貸しプレイヤーの仕事を始めた場合、かずとくんの主観で生きている時間は何年増減するでしょうか?


 A. 40年減少

 B. 30年減少

 C. 20年増加

 D. 80年増加

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る