キャラクター紹介(序章終了時点)


キャラクター紹介(序章終了時点)


 桜井時久さくらいときひさ


 高校二年。十七歳。身長百五十?センチ。体重五十四キロ。黒髪黒目。肌はほんの僅かに白っぽい肌色。高校生の平均身長としてはやや小柄。身長のことがコンプレックス。服装は独自改造した特製山男ルック。


 本編の語り部。今の所活躍的に主人公とはちょっと言いづらい。

 

 趣味は色々。宝探しを好むなどアウトドア派と思われがちだが、実際は面白そうなことであれば様々なことに広く浅く手を出すためインドア派でもある。漫画にゲーム、ライトノベルなどもジャンルによっては大好き。いわゆるライトなオタクである。口癖、座右の銘はロマン。


 性格は良い意味でも悪い意味でもバカ。異世界と聞いて心が浮き立つも、妹の陽菜や“相棒”との予定を考えて即答しない程度には現実的だが、それでも諸々考えてやっぱり行くと答える程度には夢想家。


 女神アンリエッタに助けられ、命の対価に女神の手駒(使徒)となって異世界に送られる。与えられた課題はアンリエッタへのお布施代一億円を払いきること。


 手持ちの加護は現在のところ身体強化、言語翻訳、能力隠蔽、万物換金の四つ。あくまで万物換金以外は全参加者共通なので、実質時久のみの加護は万物換金のみ。


 一億円の借金や一年間という制限時間など、割とシャレにならない状況に置かれている時久だが、本人は異世界という未知の場所への期待でドキドキワクワク状態なのであんまり気にしていない。




 アンリエッタ


 年齢不明。身長百三十センチ。体重は秘密。金髪に金の瞳。腰まで届くツインテールが最大の特徴。服は基本的に白っぽい簡素な布製のものだが、自身の司る権能に恥じないよう所々に高価な装飾品をあしらっている。美少女というか美幼女。


 自称富と契約の女神。時久を手駒にして自身の行っているゲームに引っ張り込んだ張本人。


 性格はかなり横暴で高飛車。あと少しSの気がある。終始上から目線で偉そうな態度だが、これは神は人より上の存在であるというプライドがあるため。ただし見た目が幼いこともあってあまり威厳は出ていない。


 時久を手駒に選んだ理由は本文でもあった通り。適度に丸め込みやすく(時折反論されるが)、それでいてそこそこ頭も悪くない。課題の取り組みも安定性だけでなく、波乱も十分あり得るので評価に繋がりやすいと判断したため。


 また時久がかなり乗りやすい性格のため、からかいやすいという意味では相性も良い。


 ちなみに余談だが、能力値だけで言えば時久は上の下ぐらいだったが、という。


 ゲームのルール上手駒に課す課題、与える加護は自身が司っているか関係しているものでないといけない。そのため時久に与えられたのは過度な戦闘用の加護ではなく、あくまで課題クリアのためのもの。派手なバトルはあまり期待していない。


 いざ異世界へ手駒を送ろうと言う時に、ギリギリになって妨害されたことで内心かなり慌てている。

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