【番外編】こんなヘンテコな夢を見た

こんなヘンテコな夢を見た。


わたしは何処かの令嬢?お姫様?らしく結婚予定の王子様?がいる。

結婚式は大きな御屋敷を借りてすることになり、わたしは母とその御屋敷に向かうのだけど途中で、はぐれてしまうのだ。


そしてその後、アメーバみたいな怪物?に襲われて、命からがら逃げ出すのだけど、そのアメーバは汚くて悪臭がしていて、汁?を頭から浴びてしまったわたしは酷い有様になってしまう。


何とか結婚式が行われる御屋敷に辿り着くのだけど、気持ち悪くて仕方ないし、とにかくそのままではどうしようもないので、お風呂に入って髪を洗って汚れと臭いを落とさなくてはと思う。


先に御屋敷に辿り着いていた母は無事を喜びつつも、どうしたものかと嘆く。


結婚式の予定時間はとうに過ぎていて、何とか遊戯団?の人達が場を繋いでいるらしい。


そうこうしているうちに、結婚相手の王子様??とそのお義母さんがやってくる。

お義母さんはカンカンで、こんな恥をかかされるなんて!と文句を言い、どうするつもりだとわたしを責める。王子様?の方は気弱でオタオタしているばかり。


そこにこの御屋敷の主のお爺さんが現れて、とりあえず時間は気にせずに、あなたらしい結婚式をすればいいと言ってくれる。


お義母さんも渋々納得して、母も安心する。

王子様も自分も不甲斐なかったと謝り、わたしはお風呂に入り、髪と身体を洗ってサッパリした後で、黄色の美しいドレスを着る。


もう時間は大幅に過ぎているので、何らかの説明をしなくてはと、わたしは事情を描いた紙芝居を舞台?の上で一人で始める。

そのうちに何故だか舞台?は客席の周りをゆっくり回りだす。


マイクもなくて話しているので、わたしの声はなかなか届かなくてグダグダになってしまう。

ガヤガヤと騒がしくなる客席。

焦って汗まみれのわたしは、せっかくお風呂に入ったのになんで!と泣きそうな気持ちでそれでも紙芝居をしている。


舞台は回り続ける。


──暗転



まったくヘンテコな夢だった。

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