幕間 設定公開・清里芳香
月に一度の令和ダンジョンキャラ設定。
今回は大阪編に登場した高校生乙類5位、清里芳香です。
相変わらず本編にはあまり関係ないので、読み物としてお楽しみください。
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17歳女性
大阪出身。細身の体に長い黒髪の文学少女のような清楚な美少女風。黒縁メガネをかけています。
お金持ちというわけではないのですが割と由緒ある家の出身で、小さい頃から御淑やかで女の子らしくしなさい、という感じで躾けられました。
彼女自身もそのようにしていましたが、本来の性格は活動的で、居心地の悪さを感じていました。
中学生の最後に魔討士としての能力を自覚し、高校入学と同時に正式に活動を開始。
この時、猛反対する親に本性を現して大喧嘩しています。
こんな経緯もあり、親との関係は嫌い合っているわけではないもののぎくしゃくしています。
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能力は武骨な両手持ちの戦槌を作り出す事。
命中したときに強烈な衝撃波を放つという能力を持ち、間合いは短いものののかなりの破壊力を誇ります。
また地面や壁を叩くことにより衝撃波を伝播させ、遠くの敵を攻撃したり、広範囲を攻撃することもできます。
ただしこれは扱いがかなり難しく、精度の高い狙い撃ちはまだあまりできません。
こんな感じで攻撃力に偏ったかなり大雑把な武器ですが、使い手である彼女は頭脳派でかなり考えて戦っています。
これは本人の身体能力が決して高くないことが理由です。
ダンジョン以外では武器による身体能力強化が無いため、道場などでの試合では力負けすることが多く、本人はそのことを悔しく思っています。
練習熱心なのですが、ゴリゴリ頑張ってる所をみせるのはお嬢様らしくない、とか思っており、魔討士の訓練施設以外で自主練しています。
また、身体能力の不足を補うべく様々な武器術や格闘術について研究しており、豊富な知識を持っています。
自分の人生を変えてくれた魔討士としての素養と戦槌に強い誇りを持っています。
なので、冗談はスルーしますが、本気でバカにされると怒ります、
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高校生の乙類5位という知名度に加えて見た目もいいので、関西のローカルCMにいくつか出ており、高校生ながら結構自前で稼いでいます。
本性は気さくで人懐っこく関西弁で話しますが、普段は標準語で話し御淑やかで優等生の高校生乙類、という風に振舞っています。
これは戦槌という武骨な武器と、文学少女全とした見た目のギャップも含めて人気が出るという計算によるものです。
表向きの演技は完璧で、魔討士の中ではかなりの有名人にもかかわらず、彼女の裏の顔を知るものは児玉を含めたごく親しい友達と魔討士協会大阪支部の一部のみです。
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活動開始が速かったため、高校生での5位到達の最速記録を持っています。
上昇志向が強く、さらに高校生初の乙類4位の一番乗りを目指しています。
ただ、これは自分の力を証明したいというのが目的であり、金銭とか名誉とかは二の次です。
このためあくまで正々堂々、実力での昇格を目指しています。
過去に広告塔扱いで4位昇格の話を持ち掛けられたこともあったのですが、拒絶しました。
野良ダンジョンが現れたら積極的に戦いますし、定着ダンジョンの攻略にも参加しています。
このため関西の魔討士協会からは高く評価されています
ちなみに、魔討士としての活動だけではなく、学校の成績もかなり優秀です。
本人の頭の回転の速さに加えて弁が立つこともあり、口喧嘩ではかなりの強さを誇ります。
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趣味は漫画を読むこととスポーツ観戦と恋バナ。
自分自身は表向きと本性に違いがありすぎて付き合えないのが悩みの種です。
本音で付き合える人が欲しいわぁと思っている反面、かなり好みがうるさいタイプです。
本人曰く「頭いいでも強いでもええけどあたしよりすごくない奴とはつきあいとうないわ。勿論それだけじゃダメやで、見た目は男っぽいイケメンがええな」とのこと。
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