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 百キロババアは高速道路で車を運転している際に、自分の足で走っている老婆、あるいは老爺に猛スピードで追い抜かされる、というどちらかと言うとコメディ寄りの都市伝説です。

 少々荒唐無稽に思えますが、おそらく基になったお話があるものだと考えられます。

 高速道路には通常徒歩では入れませんが、管理作業員や事故で徒歩で移動している人、あるいは、判断力が衰えてしまった高齢者が徒歩で進入してしまうという事もあります。

 百キロババアの話も一番最初はただ単に『高速道路を歩いている人を見た』程度の物だったのでしょう。珍しい話ではありますからね。それが人から人へと伝わるたびに尾ひれ背びれがついて、高速道路に人がいた→人が走っていた→人が車よりも速く走っていた、とエスカレートしていったのでしょう。

 得てして人は過激な話に食いつきますからね。

 人面犬はただ単に人の顔をつけた犬です。これに関しては単なる見間違いか、犬のような動きをした人間を犬だと勘違いしたのでしょう。その方が怖いですが。

 こちらも高速道路での目撃例がありますが何らかの野生動物を見たという話に同じように尾ひれがついた話だと思われます。

 また、街中に出た場合は、予言めいたことを話す、というお話もありますが、こちらは人面牛の妖怪『件』と混同していると思われます。

 これらの都市伝説は出てきてもこちらに悪さはしません。不意なことが起こっても慌てないように、安全運転を心がけましょう。

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