失われた世界〈ザ・ロストワールド〉
神久津
序章
ここは、とある国・エクセシアル。昔、この国は、地球上の中で最も栄えていた国と言っても過言ではない程の大都市だった。特に、首都・アロクは、百階建ての超高層ビルが建ち並び、人口も1000万人以上と国の人口の半数以上を占めていた。
その他の都市でも、アロクには及ばないが、同じく高層ビルが建ち並ぶなど、かなりの発展を見せていた。しかし、今のエクセシアルは、まさに門前雀羅の状態で、昔の面影など無いに等しい位になってしまっていた。
僅かに残っている数十万人の者たちがなんとか復旧しようと頑張っているが、それはかなりの時間を浪費するだろう。
これ程までの大都市だったエクセシアルが何故ここまで衰退してしまったのか。原因は、今から数百年前に起きた、後に一大事件と呼ばれる、たった一つの出来事だった。
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