part1,2,3-7多重クロスオーバー⑦-2 final

※重大な注意!

はっきり言って、この話、、、。

レベルの長さです、、、。

時間に気を付けて読んでね!

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~あらすじ~

人は何故生きると思う?わからない、、、。

種の存続や繁栄の為に?違う。

幾多の遺志を継ぐ為に?違う。

他の生物を支配する為に?違う。

違う理念の者を否定する為に?違う。

同じ種族で醜い争いをする為に?違う。

地球に住まい資源を食い潰す為に?違う。

では、、、何故生きるのだ?、、、。

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~aliveそれは、生きる事~

颯真「さて、、、行くぜ!」

小夜李「わかった。」

アポピス「行きます。」

オレンジ「女王を止める為に、、、。」

バンシー「私も居るわよ。」

ユニコーン「光ある未来の為に、、、。」

フェネクス「僕も、、、行きます。」

7人のフレンズは女王を止める為、宇宙へと飛び立ち最後の決戦を迎えようとしていた。

颯真(思えば、、、ほんの数十時間の物語

だったな、、、いろんな事がありすぎて、

数時間しか経ってない様に思える、、、。)

小夜李(颯真が創ってくれたこの世界を、、私が、、、共に支えて行きたい、、、。

フレンズもセルリアンも関係無い、、、

皆が真に笑顔になれる世界を、、、皆で。)

アポピス(私は、、、過去に等囚われない。そう、颯真が私に教えてくれた様に、、、

私は、、、全てに変革をもたらす、、、!)

オレンジ(僕に、、、フェネクスと寄り添う事が出来るのかな、、、僕は彼の過去を、、どれ程癒す事が出来るのか、わからない。)

バンシー(私は、、、小夜李に就いて来て、何かを学んだ事って、、、有ったのかしら。私は、、、彼女の様に強くなってみせる。)

7人は、、、ケツイした、、、。

颯真「量子ワープで、女王の近くにワープ

する。行くぞ!」

それぞれは思い思いの返事をし、、、遂に、女王との決戦が、、、始まる!


~宇宙~


クリエイターの颯真はユニオンフレンズ、

アポピスはリフォーマー、小夜李はメサイアで宇宙に出た。

颯真(久しぶりに、、、宇宙に来たな。)

アポピス(えぇ、、、実に久しぶりです。)

小夜李(私も、、、久しぶり。)

幻獣の三人はセルリアンとなり宇宙に出た。

ユニコーン(この姿になったのは、、

久しぶりですわ、、、。)

バンシー(そうね、、、久しぶりよ。)

フェネクス(遠い、、、遠い昔をどこか、、思い出します、、、。)

オレンジ(セルリアンのアーマーを装着したけど、宇宙ってかなり厳しい所なんだね。)

オレンジはセルリアンのアーマーを装着して宇宙に出た、、、。

颯真(しかし、、、女王が見当たらない、、何処に、、、。)

『我はここだッ!!』

颯真(いやだから何処だよ、、、。)

小夜李(!?あれをッ!)

指差した先、、、それは、、、月と同じ姿をした、、、女王であった、、、。

ユニコーン(なんて大きさ、、、。)

バンシー(私達でどうにかなるのかしら?)

オレンジ(大き過ぎる、、、ッ!)

フェネクス(月ごと、、、輝きを、、、。)

颯真(まさか、、、月の核に!?)

『そうだ、、、月の核に我は居る、、、。』

小夜李(何をする気、、、?)

『地球に、、月と同じ質量の物体を落とす。人間は、滅ぶべくして、、滅ぶのだッ!!』

颯真(何!?だとしても、地球は月の四倍もの直径があるんだ、落とした所で、、、。)

『この月には核爆弾が埋め込まれている。

地球に落とせば人は住めなくなる、、、。

そして我は神と成るのだ、、、!』

小夜李(核、、、!?)

アポピス(核、、、原子力のですか!?)

『フハハハハハッ!今更気付いた所で、、、もう遅いッ!このまま月を地球に落とす!』

地球の真反対には、スラスターと呼ぶには

余りにも大き過ぎるロケットが四機あった。

颯真(ヤバいッ!エミカ!セリアン!)

エミカ(わかったよ!)

セリアン(了解!)

颯真(フレンズ!セルリアンズ!

コネクションセンター!)

オレンジ(!?)

可変式飛行機(エミカ)と可変式戦車

(セリアン)が、合体する!

エミカは変形して颯真の肩、背中に。

セリアンはパーツごとに分解して、颯真の

胴体と四肢に合体する!

エミカ(フレンズエクステンションアームド合体!稼働率問題なし!)

セリアン(セルリアンズエクステンション

アーマー合体。同じく稼働率問題なし。)

颯真(ユニオンフレンズツインドライブ!)

キュイィィィンッ!

オレンジ(これは、、、一体!?)

アポピス(私達も行きますよ!)

小夜李(分かりました!)

アスタロト(この時を待っていたぞ!)

エクシア(皆が信じる未来の為に!)

小夜李(メサイア!行きます!)

エクシアは肩甲骨に、アスタロトは

両腕に合体する!

アスタロト(ミリタリーウェポン合体完了!稼働問題なし!アスタロト!行けるぞ!)

エクシア(エンジェルウイング合体完了!

稼働問題なし!エクシア!行けます!)

小夜李(シューティングスターメサイア!)

アポピス(ウリエル?良いですね?)

ウリエル(言われなくても出来るのです。

行くのですよ!)

アポピス・ウリエル(混沌融合カオス・フュージョン!)

二つの魂が、、、光と闇が混ざる!

アポピス(混沌の使者、カオスエンボイ!)

ユニコーン(私達も、、、ッ!)

バンシー(行きますよ!)

フェネクス(はいッ!)

ユニコーン(幻獣だけに与えられた、、。)

バンシー(野生解放以上の絶対的な力ッ!)

フェネクス(ザ・ビーストッ!)

??(クックッ、、、そろそろか、、、。)

フェネクス(!?)

??(お前の体を使わせて貰うぜぇ!?)

フェネクス(グッ!ア''ァ''ッ''!)

ユニコーン(フェネクスさん!?)

バンシー(フェネクス!?)

オレンジ(一体何が、、、ッ!)

フェネクス(アヒャヒャヒャヒャヒャッ!

サァ、、、殺戮のハジマリダァッ!!)

フェネクスの回りには黒いオーラが漂い始め瞳は赤く染まる!そして、、、幻獣の二人とオレンジはフェネクスから距離を取る!

フェネクス(この時を、、、マッテイタッ!時間に制限ハアルガ、、、スキカッテデキルこの時をナァッ!アヒャヒャヒャヒャッ!)

オレンジ(これが、、、フェネクスくんの、裏の人格、、、残忍だ、、、。)

フェネクス(サァ、、、死にたいヤツから、カカッテキヤガレェ、、、。)


~颯真・小夜李・アポピス視点~


颯真(月が地球に前進する前に、女王を!)

小夜李(幸い、ロケットの点火に時間が

かかって居るみたい!今の内に!)

アポピス(私達の力を見せてやります!)

『フフフ、、、本当に良いのか?』

颯真(どう言う事だ?)

『フェネクスの事だ、、、。』

颯真(、、、!?)

小夜李(一体、、、?)

アポピス(何となく予想は出来ました。)

颯真(凄くまずい、、、しかし、、、ッ!)

『ハッハッハァッ!迷え!足掻け!貴様らが手こずっている内に、月は地球に向かう準備を着々と進めているぞ?』

颯真(おい!ユニコーン!バンシー!

聞こえるか!俺だ!)

数百メートル離れた位置に二人が居た。

ユニコーン(ギリギリ聞こえます!)

バンシー(こっちもよ!)

颯真(オレンジもそこに居るか!?)

オレンジ(居るよ!)

颯真(フェネクスを頼みたいが出来るか?)

ユニコーン(私を誰だと思って居るん

ですか?可能性の獣ですよ?)

バンシー(フェネクスは私達に任せて貴方達は女王をさっさと連れ戻しなさい!)

オレンジ(僕も居るから!大丈夫!)

颯真(わかった、、、フェネクスは頼んだ!こっちはこっちで何とかする!)

小夜李(私達で、、、どうにかしたい所

だけど、、、月をどうにかしない限り、、、女王は救えない、、、。)

アポピス(それに、、、相変わらず物量作戦をするのが好きなんですねぇ!?)

月の裏側から、、、大量のセルリアンが涌き出てきたのだ!その数、、、なんと1万匹!

颯真(成る程、、、小夜李、アポピス。)

小夜李(何?)

アポピス(なんですか?)

颯真(なるべくセルリアンを倒すな。)

瞳は黄金色になっていた、、、。

小夜李(わかった。)

アポピス(相変わらず無茶を言います、、、でも、、、、やって見せましょう!皆が安心して眠る為にも、、、変革の為にも!)

『良い覚悟だ、、、だが、、、その程度の

淡い希望等、、、打ち砕いてくれる!』

戦いが、、、始まった、、、。

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~時は少し戻ってシェルター組~

霊夢「さて、、、行くぞ?」

ボウシ「あぁ。」

ナナシ「で、、、何で僕達も?」

霊夢「純粋に戦力が足りない。大半を占める颯真達が宇宙で戦うからな、、、。」

ボウシ「それはどう言う事だ?」

霊夢「お前が一番良く知っている。」

ボウシ「?」

かばん「それより、、、潰しに来てるみたいですね、、、大量に来てますよ!?」

メガネ「セルリアンの反応が多数、、、その数は、、、!?」

ボウシ「どうした!?」

皆が一斉に武器を構える。

メガネ「レーダーが、、、捉えきれない!」

霊夢「正確な数は!?」

メガネ「わからない、、、探知できるだけ

でも、、、1万匹以上だ、、、ッ!」

霊夢「出現地は!?」

メガネ「進行方向的に、、、サンドスターの火山から、、、大量に、、、。」

胡蝶「それって、、、女王が、、、。」

霊夢「あぁ、、、女王の分身が、、、火山を占拠している、、、明らかにまずい。」

ボウシ「どうする?これ以上戦力を分断する訳には行かないぞ、、、。」

霊夢「まずはシェルターから解放し、そしてその後火山を女王の占拠から取り戻す。」

胡蝶「、、、。」

霊夢「まずはセントラルのシェルターだ!

行くぞ!皆!」

それぞれの決意が、、、皆を動かした。


~パークセントラルシェルター~


霊夢「着いた、、、ここだ。」

ボウシ「、、、。」

その内部は静まり返り、誰一人居ない。

ボウシ「前と違う、、、。」

霊夢「未来が変わったんだ。」

胡蝶「それって一体?」

霊夢「颯真がconect aliveを女王に使用しなかった事で地に伏せる事も無くなった。

これはつまり女王のする事も違うって事だ。過去を知った女王は、四神を束縛し、記憶の根底にある重要な記憶を再現した、、、。」

かばん「では、、、私達の所にミライさんが現れたのも、、、。」

ボウシ「俺達の所にコヨーテが現れて、、、戦ったのも、、、。」

霊夢「恐らく、オレンジの所も、俺の所も、女王が再現をして作ったまやかしだ。」

胡蝶「私達が行っていたら、、、?」

霊夢「恐らくお前の大切な人物とやらが、

お前を殺しに来ていただろうな、、、。」

胡蝶「ひぇ、、、。」

霊夢「さて、、、シェルターの安全が確認

された所で、、、火山の奪還を敢行する。」

ボウシ「具体的にはどうするんだ?」

霊夢「戦えない奴は残れ。」

胡蝶「え?」

メガネ「、、、。」

霊夢「聞こえなかったか?ならもう一度

言うぞ?戦えない奴は残れ。」

かばん「ここで置き去りにする気ですか?」

霊夢「それと、かばんとナナシ、、、お前達も残れ、、、。」

かばん「え、、、それじゃあ、、、。」

霊夢「俺とボウシで火山を奪還する。」

ボウシ「無茶だ!俺はともかく、、、お前は普通の人間なんだぞ!?」

霊夢「銃を持つ覚悟が無い奴が戦場に居ても足でまといだ、、、特に胡蝶、、、お前は

絶対に来るな、、、死ぬぞ?」

胡蝶「、、、ッ、、、。」

霊夢「それをお前が一番解っている筈だ。」

ボウシ「確かに、民間人を戦場から隔離するのは正しい判断だ、、、だが!俺達二人で

火山を奪還するなんて無茶にも程がある!」

霊夢「ボウシ、、、ならお前は民間人を戦争に招いて守りながら戦えるのか?」

ボウシ「それは、、、。」

霊夢「全員が助かる為には、、、これしか

方法が無い、、、。」

ボウシ「だが、、、お前のやろうとしている事は自殺行為だ!無謀なんだぞ!?」

霊夢「なら、、、各地でセルリアンの対応をしている四神を呼び戻すか?他のフレンズを見殺しにして、、、そんな残忍な事が、、、お前には出来るのか?」

ボウシ「、、、ッ、、、。」

霊夢「他人が死ぬとか、自分が死ぬとか冗談じゃない!だから、皆生き残れる様に必死にやってるんじゃねぇかッ!」

ボウシ「、、、。」

霊夢「行くぞ、、、ボウシ。」

ボウシ「わかった。」

二人はシェルターの大扉を開けて、、、死を覚悟しながら戦場へと赴く、、、。

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~またまた時は進み幻獣組~

フェネクス(ホラホラどうしたァ!!?)

慈悲も無く、、、腹に蹴りを浴びる。

オレンジ「ガハッ!」

口からは血が出ている!

ユニコーン(オレンジさん!ここは私が!)

フェネクス(引っ込んでろ雑魚共がッ!)

また胴体に蹴りを喰らわせる。

ユニコーン(ッ!なんて打撃、、、ッ!)

フェネクス(こいつを殺せば、、、もう一人の俺も喜ぶぜ!だってなぁ?中に居るの

はよォ、、、あのフェネクス兄である

フェニックスなんだからよォッ!!)

ユニコーン(フェニックス!?)

バンシー(フェニックスって、、、あの、、三人の不死鳥、、、その内の中間子、、。)

ユニコーン(フェネクスは、、、まさか!)

フェネクス(そのまさかだァ、、、俺は

なァ、、、シンジタクモネェ話だが、、、

血縁があるんだ、、、最悪ダゼ、、、。)

オレンジ(フェニックス、、、これって、、最悪な事態なの、、、?)

フェニックス(あぁ、、誰がどうみても。)

フェネクス(そこに居るんだろォ?)

オレンジ(まずい、、、ばれてる、、、。)

フェネクス(もう一人の俺はァ、、、

気付いて無かったみてェだが、、、。)

フェニックス(まずいぞ!皆逃げろ!)

フェネクス(こっちは殺したくてウズウズ

してたんだぜェ?アヒャヒャヒャヒャッ!)

ユニコーン(私のバリアでッ!!)

平面的なエネルギーシールドを発生させる!

フェネクス(無駄だァッ!!)

太陽の様なエネルギー体を生成して、、、

他方向から一斉に攻撃をする!

ユニコーン「グッ!」

バンシー(私も行くわよッ!!)

対になる様にしてエネルギーシールドを張りオレンジを守る!そのバリアは共鳴反応を

引き起こし、球体状になって行く!

オレンジ(これは、、、。)

フェネクス(チッ、、、シールドを張って

やり過ごしたかァ、、、だがッ!俺の攻撃は終わってねェぜッ!!)

ユニコーン(あれは、、、!?)

フェネクス(やっとかァ、、太陽が出て来てくれたおかげでよォ、、、お前を殺せる算段が付いたぜェ?)

フェニックス(まずい!早く逃げるんだ!)

オレンジ(いやッ!その幻想をぶち壊す!)

フェネクス(なんだァ?遂に気が狂って突撃するのかァ?アッヒャヒャヒャヒャッ!)

フェニックス(何をする気だッ!)

オレンジ(君の作る熱源体が太陽の様な核

ではなく、、、純粋なエネルギー体なら、、それも、、、炎で出来た物なら、、、。)

カカオ(成る程、、、ッ!)

フェネクス(なんだァ!?俺の攻撃を、、、受け止めようってのかァ?)

オレンジ(まさか、、、違うね!行くよ!)

カカオ(了解!全力だァァッ!!)

フェネクスが作った太陽の様なエネルギー体はオレンジに向かって行くッ!!

カカオ(分・解ッ!!)

オレンジ(ハァァァァァァァァァァッ!!)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!

フェネクス(チッ、、、防いだかァ、確かに俺の炎は対策されやすい部類の能力だが、、何か忘れてるんじゃァねェのかァ?)

オレンジ(え?)

フェネクス(俺はなァ、、、、不死鳥の悪魔だぜェ?不死鳥で在りながら悪魔だァ、、、つまりよォ、こんな事もできるんだぜェ!?アッヒャヒャヒャヒャッ、、、。)

オレンジ(まさか、、、。)

フェネクス(ソウダ、、、アクマダァ、、、オマエヲコロス、、、アクマァダッ!!)

オレンジ(悪魔、、、ッ!)

ユニコーン(まずいです!フェネクスは悪魔ではありますが、まさかここまで、、、。)

バンシー(私達じゃ、、、ッ!!)

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~時はまた戻り颯真組~

アポピス(しかし、、、この数を避けるとは難しいですね、、、ッ!)

小夜李(今、月の表面を探索してるけど、、見当たらない、、、。)

颯真(ロケットを破壊するんだ!そうすれば月が地球に行く事も無くなる!)

アポピス(行きますよッ!!)

小夜李(はいッ!!)

颯真(ハァァァァァァァァァァッ!!)

ブレイクチャージキャノンでロケットの

エンジンを攻撃をする!

エミカ(えっ、、、嘘、、、。)

颯真(傷が、、、付いてないッ!?)

セリアン(何!?)

小夜李(なら私がッ!!)

アスタロト(行くぞッ!!)

ガキンッ!!

エンジンに向かってパンチを繰り出すッ!!

アスタロト(何、、、ッ!?)

エクシア(これも駄目なの、、、ッ!?)

しかし、、、エンジンには傷が付かない。

アポピス(なら私が行きますよッ!!)

ウリエル(ハァァァァァァァァァァッ!!)

ガンッ!!

エンジンに蹴りを入れる!

アポピス(駄目です、、、ッ!)

『フハハハハハッ!!無駄無駄ッ!ロケットのエンジンはサンドスターインゴットから

なる多重螺旋構造だ、簡単には折れぬ!』

颯真(サンドスター、、、インゴット!?)

アポピス(モース硬度、、、20、、、。)

小夜李(それって、、、ッ!)

颯真(今の俺達じゃ、、、破壊が出来ない。出来るのは精々モース硬度17くらいだ。)

アポピス(サンドスター純鉱石、、、。)

颯真(ロケットが破壊出来ないなんて、、、クソっ、、、これじゃ、、、ッ!)

『さて、、、お遊びは終わりだ、、、。』

颯真(まずいッ!)

『これより月を、、、地球に落とすッ!!』

ロケットが、、、点火された、、、。

ゴォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!

小夜李(ロケットが、、、。)

アポピス(点火されました、、、ッ!)

颯真(まだだッ!!)

月の真正面(ロケットの真反対)に回り、

ブースターを全開にして、押し返す!

キュイィィィンッ!

『フハハハハハッ!!無駄無駄ァッ!強力なロケット四機の推力を押し返せる訳が無い!幾ら押したところで、サンドスターが尽きて普通の人間に戻るのだッ!』

颯真(やってみなければ分からないッ!!)

小夜李(私達も行きますッ!!)

アポピス(えぇッ!可能性は、、、ッ!)

颯真(無限大だッ!)

三人のクリエイターは、未来の為に、、、。

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~決死?の火山~

霊夢「着いた、、、ここが火山だ、、、。」

ボウシ「本当に二人で来やがった、、、。」

霊夢「まぁ装備は万全だしな、、、。」

ボウシ「さて、、、火山の奪還か、、、。」

霊夢「早速女王のお出ましだな、、、。」

煙から姿を表したのは、フレンズ体。

女王「まさか貴様らが来るとは、、ましてや普通の人間が、、、ハッハッハッ!」

霊夢「どこぞのチンピラじゃ無いけど、、、舐めてると痛い目見るぜ?」

ボウシ「だな、、、。」

二人とも武器を構える、、、。

女王「良かろう、、、その度胸に応じて相手だけはしてやろう、、、。」

霊夢「!?」

ボウシ(セルリアンを召喚しない!?)

女王「どうした?行かないならこっちから

行くぞッ!!ハッハッハッ!」

霊夢(速いッ!?)

一瞬で目の前に跳躍した女王は確実に心臓を突き刺しに行くッ!

女王「遅いッ!」

霊夢「チッ!」

ギリギリで避けてそのまま脇に突き刺しに

行くッ!それをまた避けるッ!

女王「人間の癖に中々やるではないか。」

ボウシ「はァッ!」

真後ろからナイフを突き刺しに行くッ!!

女王「ふん、、、見え見えだ、、、。」

最小限の動きで回避するッ!!

ボウシ「なっ!?」

女王の右肩上から飛び出たナイフを回収する

霊夢「貸せッ!」

ナイフを受け取りに行き攻撃の予備動作姿勢を維持しながら女王に近付くッ!

ボウシ「頼んだッ!」

一瞬でナイフを霊夢に手渡し受け身を取る!

霊夢「ハァッ!」

女王「ふん、、、この程度の小細工、、、。通用すると思ったか?」

霊夢「なっ、、、何ぃ!?」

ボウシ「刃を、、、持ってやがる、、、。」

女王「我はクリエイターだぞ、、、?」

霊夢「まさか、、、ッ!」

女王「そう、、、この手は只の手だ。」

手は、、、人になってナイフを掴んでいた。

霊夢「成る程、、ならこれでどうだッ!!」

ナイフを使って女王の手首をあらぬ方向に

螺曲げるッ!!

グギッ!

女王「グッ、、、そう来たか、、、。」

ボウシ(なんだ、、、俺のナイフと、、、

女王が、、、反応してるのか、、、?)

霊夢(やはり、、、確信に変わったッ!

ナイフにはコヨーテの一部があるッ!となると、、、女王にはその大半が、、、居る!)

霊夢「お前のナイフ返す!」

ナイフを投げ返す。

ボウシ「あっ、、、あぁ、、、。」

普通にキャッチして、しまう。

霊夢「さて、、、本気出すか?」

ボウシ「本気、、、?」

霊夢「いや~このままだと勝てそうに無い

からさ~、、本気出してさっさと片すか。」

ボウシ「しょうがねぇ、、、本気出す!」

霊夢「シトリ、、、行くぜ。」

ボウシ「リターニーだッ!」

霊夢の姿が、、、変わって行く、、、辺りは暗くなり、暗褐色の翼を持って顔色は暗く、漆黒の髪を後ろで一つに結んで黒い魔法使いのローブを身に纏って柔かい声色になった。

顔?勿論美少年だよ?犯罪臭漂ってるけど。ボウシの瞳は深い青に染まり、星が並ぶ様に白い点が現れた、、、。

霊夢「さて、、、これを使ったのは久しぶりだな、、、なぁボウシ?」

ボウシ「、、、お前誰?」

霊夢「霊夢だ。」

ボウシ「え?」

霊夢「本気出すとこの姿になるんだよ?」

ボウシ「、、、。」

霊夢「さて、、、僕の本気、、、君に見せてあげるよ、、、ソロモン72柱、、、欲望に取り憑かれたシトリの実力って奴をね。」

女王(なっ、、、なんだ、、、この不可解な気持ちは、、、奴を見ると心臓の鼓動が、、速くなる、、、どう言う事だ?///)

霊夢「ん?顔が赤いよ?どうしたのかな?」

女王「なっ、、、なんでも無いッ!!」

ボウシ「え!?女王がデレた!?」

女王「えぇいッ!!黙れッ!!」

霊夢「まぁまぁ落ち着こうよ、、、。」

女王「うぅ、、、貴様の能力か、、、ッ!」

霊夢「能力?、、、まぁ能力っちゃ能力だ。だって男女の性愛こそがシトリの本質だ。」

ボウシ「言ってる事がギリアウトだが?」

霊夢「それよりどうする?このまま戦うか?だとしたら相当不利だな、、、?」

女王「えぇいッ!もう良いッ!このまま戦うとしても埒が明かないッ!」

霊夢「じゃあ、、、火山の噴火を止めて

欲しいな、、、?」

女心を揺さぶる様に話し掛ける。

女王「うっ、、、ドキドキする、、、ッ!」

ボウシ「おぉ、、、なんか分からんが、、、女王には効果的見たいだな?」

霊夢(正直言って、、、かなり辛い、、、

フレンズやセルリアンはともかく、、、体が頑丈ではない俺では、、、ッ!)

女王「ううっ、、、何なのだ、、、///」

霊夢「そろそろ、、、止めてくれないか?」

ボウシ「!?」

そう、、、霊夢は、、、血涙をしている。

ボウシ「霊夢!?」

霊夢「ははっ、、、使いすぎた、、、。」

ドサッ!

地面に倒れ込み、更に小さい吐血をする。

ボウシ「お前、、、何で血涙と吐血を!?」

霊夢「これは基本的に悪魔が使う能力だ、、人間が使うと体が持たない、、サンドスターではなく、、、純粋な力だ、、、。」

ボウシ「霊夢!?おい!霊夢!」

霊夢「ボ、、、ウシ後、、、は、、、。」

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~時はまた戻りシェルター組~

かばん「行っちゃいましたね、、、。」

胡蝶「、、、。」

メガネ「大丈夫かな、、、ボウシはともかく霊夢は普通の人間でしょ?」

かばん「いえ、普通の人間では無いです。」

ナナシ「それって、どう言う事?」

かばん「霊夢さんは、、『???』です。」

その台詞に、、、かばん以外が驚いた。

かばん「笑顔は純粋でも、、かなりの恐怖を植え付ける人です、、、。」

胡蝶「え?」

かばん「簡単には死にません、、、例えば首をあらぬ方向に螺曲げられても、、、心臓に刃を突き立てられても、、、。」

ナナシ「死なないの、、、?」

かばん「はい、、、。」

胡蝶「何故そんな能力を、、、。」

かばん「分かりません、、、ですが、、、

前に颯真さんと霊夢さんの会話を聞いた事があります、、、会話の内容は、、、。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

霊夢「なぁ颯真?」

颯真「なんだ?」

霊夢「誰かを失った人ってさ、、、失わせた人に復讐ってしたくなる物なのか?」

颯真「なんだよ藪から棒に、、、。」

霊夢「いや、、、失ったお前ならわかるかなって思っただけだ、、、。」

颯真「、、、少なくとも俺は思わないし、

しようともしないな、、、。」

霊夢「成る程、、、じゃあそれが大切な人、つまり家族や恋人だったら、、、?」

颯真「嫌らしい質問をするな、、、。」

霊夢「だって聞きたいのはそれだし。」

颯真「そうだな、、、それなら、、、

そいつを殺して俺も死ぬ、、、かな?」

霊夢「プッ、、、アッハハハハハハハッ!」

颯真「なんだよ!?」

霊夢「いや~実にお前らしい回答だな?」

颯真「はぁ、、、やれやれ、、、。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

かばん「颯真さんもそうですが、、颯真さんは霊夢さんを美化した人格を元に創ったそうなんです。最初は

とか言ってましたが、、、明らかに何か別の理由があると思うんです。」

ナナシ「悲しいね、、、。」

メガネ「?」

ナナシ「人間って、、、悲しいね。」

かばん「どう言う事ですか?」

ナナシ「いや、、、只の皮肉さ、、、。」

と、、、その時ッ!

ゴォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!

かばん「!?」

ナナシ「これは、、、ッ!?」

メガネ「大量のサンドスターロウの反応が

多数あるよ、、、ッ!霊夢とボウシは、、、失敗したみたいだね、、、。」

かばん「そんな、、、ッ!」

胡蝶「わっ、、、私は!?」

かばん「シェルターの奥で隠れてて下さい!これは私が処理します!」

ナナシ「僕もやるよッ!」

メガネ「僕もかい!?」

かばん「はいッ!」

二人はシェルターの奥へ、、、もう二人は

シェルターの入り口に近付く。


~かばんとナナシ~


かばん「行きますよッ!!」

ナナシ「わかったッ!」

二人は黒いセルリアンを瞬殺して行く。

かばん(中々に数が多いですね、、、これは弾が足りるかどうか分からなくなって、、、来ましたね、、、。)

ナナシ(切っても切っても涌き出てくる、、体力が持つかどうかだけど、、。)

かばんは拳銃で、ナナシは爪で攻撃する。

ナナシ(数が多すぎるッ!)

かばん(拳銃で処理仕切れません、、ッ!)

ナナシ「グッ!」

セルリアンの体当たりがナナシに直撃する!

かばん「ナナシさん!」

ナナシ「かばんッ!危ないッ!!」

かばん「え?」

それは、、、一瞬の事だった、、、。

ナナシ「グハッ!」

セルリアンの攻撃によって、、、体が、、、貫かれたのだ、、、辺りに鮮血が飛び散る。

かばん「ナナシ、、、さん?」

ナナシ「、、、。」

かばん「ナナシさん、、、ッ!」

ナナシ「よかっ、、、た、、、無事、、、だね、、、はぁ、、、はぁ、、、。」

かばん「確りして下さいッ!!」

ナナシ「大、、、丈夫、、、僕は、、、。」

かばん「もう、、、喋らないで下さい、、、死なないで、、、下さい、、、ッ!」

ナナシ「フレ、、、ンズ、、、だから、。」

かばん(もう何も、、、失いたくない、、、誰にも死んで欲しくない、、、ッ!!)

セルリアン「グォォォォォォォォォッ!!」

鞭の様にしなるセルリアンの攻撃がかばんに向かって放たれるッ!!

かばん「私はッ!!全てを助けたいッ!!」

そう叫んだ、、、その時ッ!!

『かばんちゃんなら、、、絶対に皆を

助けられるよ!』

キュイィィィンッ!

その瞬間、、、かばんの瞳が発光する!

ガシッ!!

かばん「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」

鞭の様にしなる触手を素手で掴んだッ!!

かばん「これは、、、ッ!」

ナナシ「か、、、ばん、、、。」

かばん「野生、、、解放、、、ッ!」

みるみる内にナナシの傷が治って行く。

ナナシ「傷が、、、治って、、、。」

かばん「ナナシさん、、、ッ!?」

ナナシ「さっきあった傷が、、、。」

かばん「これは、、、ラファエルさんの、、治癒能力、、、何故、、、。」

ラファエル『貴方は過去の私です、、、。

その思いに答え、私の力を与えましょう。』

かばん「ラファエルさん、、、!?」

ラファエル『良いですか?貴方は後数分しか動けません。短期決戦です、、、あの者に

私達の力を見せつけるのです、、、。』

かばん「分かりました、、、ッ!」

ナナシ(会話の一方が聞こえない、、、。)

かばん「ナナシさん、、、少し待っていて

下さい、、、今片付けます。」

腕に抱いていたナナシを地面に下ろし、、、

かばんは消えた様に移動した。

ナナシ「え?」

かばん「ハァァァァァァァァァァッ!!」

パッカァンッ!!

ナナシ「今、、、何が、、、。」

かばん「、、、。」

ドサッ!

ナナシ「かばん!?ねぇ!かばんッ!!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~奇跡、、、再び。~

颯真(ぐっ、、、ぐぬぬ、、、ッ!)

エミカ(ブースターの推力じゃ、、、。)

セリアン(押し返すには、、、。)

颯真(まだだッ!!オーバードライブッ!)

キュイィィィンッ!

小夜李(颯真ッ!)

颯真(小夜李!?)

小夜李(私もッ!)

アスタロト(私達も押すぞ!エクシア!)

エクシア(えぇッ!)

小夜李(オーバードライブッ!)

キュイィィィンッ!

アポピス(私達も行きますよッ!?)

ウリエル(カオスブーストッ!)

グォォォォォォォォォッ!!

『フハハハハハッ!!無駄無駄ァッ!幾ら

クリエイター三人のブーストで月を押そうが巨大なロケット四機の推力には敵わない!

諦めるのだな!フハハハハハッ!!』

颯真(クソッ、、、。)

皆の声が、、、聞こえる、、、。


ボウシ(霊夢ッ!確りしろッ!)

颯真(この声、、、ボウシ、、、?)

ナナシ(かばんッ!!起きてッ!!)

颯真(ナナシ、、、ッ!)

朱雀(まだじゃ、、、まだッ!)

青龍(皆を守る為に、、、ッ!)

玄武(諦める訳には、、、ッ!)

白虎(行かないのじゃ、ッ!!)

颯真(四神、、、ッ!)

オレンジ(フェネクスを助けたいッ!!)

颯真(オレンジ、、、ッ!)

ユニコーン(まだ、、、ッ!)

バンシー(諦めないッ!)

颯真(ユニコーンッ!バンシーッ!、、、

皆の命が、、、希望が、、、消えて行くッ!そんな事、、、俺が、、、絶対に、、、ッ!させるかァァァァァァァァァァァァッ!!)

颯真の瞳が、、、虹色に、、、ッ!

キュイィィィィィィィィィィィィィィンッ!

アポピス(これはッ!!!)

小夜李(サンドスターが、、、溢れてッ!)

ユニオンフレンズのスラスターから大量の

サンドスター粒子が噴射されるッ!!その

大量に吹き出したサンドスター粒子は、月や地球を包み込んで行くッ!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・霊夢組

ボウシ「あれはなんだ!?」

霊夢「颯真だ、、、颯真の戦いの光、、、

俺達の、、、希望の光だ、、、。」

ボウシ「、、、。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・ナナシ組

かばん「颯真、、、さん、、、。」

ナナシ「あれは、、、一体、、、。」

胡蝶「綺麗ですね、、、。」

メガネ「サンドスターの、、、オーロラ!?なんで、、、いや、、一点から放出されてるあの位置は、、、颯真!?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・四神組

朱雀「あれはなんじゃ!?」


玄武「綺麗じゃのう、、、。」


白虎「中々のサンドスターだな、、、。」


青龍「サンドスターのオーロラか、、、。」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・オレンジ組

ユニコーン(あれは、、、。)

バンシー(間違いないわ、、、。)

フェネクス(うぐッ!!仕方ねぇ、、、。)

オレンジ(大丈夫!?)

フェネクス(良いか、、、良く聞けェ、、、俺はお前を見てるぞ、、、その気になりャ、お前だってすぐに殺せるぜェ、、、少しでも弱音を吐いたり挫けたら、、、俺がお前を

殺す、、、未熟なお前をだァ、、、それまで俺は待っててやるよォ、、、じゃあなァ。)

オレンジ(フェネクスくん!?)

フェネクス(うっ、、、体が、、、戻ってる見たい、、、ありがとう、、、。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

過去の記憶が蘇る、、、。

セリアン(変われ、、、颯真、、、変われ

なかった、、、私の代わりに、、、お前は

きっと、、、三つの種族を一つに出来る。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

颯真(そうだ、俺達は未来を創る為にッ!

切り開く為にッ!真の平和を実現する為に!

変わるんだァァァァァァァァァァッ!!)

『なっ、、、月が、、、押し返されてッ!』

アポピス(これは、、、行けますッ!!)

『ぐっ、、、ロケットが、、、ッ!』

ロケットの噴射する燃料が無くなった!

颯真(サンドスターが、、、尽きる、、。)

キュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン、、、。

小夜李(颯真ッ!!)

颯真(後は、、、頼んだ、、、。)

アポピス(小夜李!危ないです!)

ドン!

アポピスの体当たりは、小夜李を押し出して弾丸を代わりに受けた、、、。

小夜李(ハッ!?)

アポピス(グァァァッ!)

女王(フハハハハハッ!!愚かだ、、庇う等愚かにも程があるぞ!フハハハハハッ!!)

アポピス(女王の思い通りにはさせない、、そうでしょう、、、?かばん、、、。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・ほんの少し前、かばん組

かばん(体が、、、動かない、、、。)

ナナシ「大丈夫!?」

かばん「えぇ、、、アポピスが、、、彼女が

呼んでいます、、、行かなければ、、、。」

ナナシ「ちょっとッ!」

アポピス『女王の思い通りにはさせない、、そうでしょう、、、?かばん、、、。』

かばん「えぇ、、、そうですね、、、。」

瞳が、、、星の様に、、、並んで、、、。

ナナシ「かばん!?」

かばんのバックが分離して、、、バックが

人形になって行く、、、純白のサンドスターの塊はかばんの姿をしながらも、二枚三組の翼を持っている。その内の上段は顔を隠し、中段は胴体を隠し、下段は脚を隠していた。

ナナシ「!?」

バック「全ての者よ、、、我に従えッ!」

キィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!

ナナシ「ヴッ!!」

かばん「出来ました、、、私のリターニーの能力、、、颯真さん、、、やりました。」

ドサッ!

ナナシ「これは、、、グァァッ!!」

メガネ「一体何が、、、。」

胡蝶「ナナシが苦しんでる、、、。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・同刻、ボウシ組

霊夢「遂に使ったか、、、かばん、、、。」

ボウシ「これがかばんのリターニー。」

霊夢「さっきの影響で、体力も回復した、、これで、、、争いが終わる、、、。」

ボウシ「、、、あれはなんだ!?」

霊夢「あれは、、、颯真!?」

ボウシ「おい、何をする気だ?」

霊夢「コマンドであいつを呼び戻す。」

入力『/tp〔T〕menu souma〔P〕reimu...』

出力『OK...please wait...』

颯真「おわァッ!」

ドサッ!

霊夢「お帰り。」

颯真「ただいま、、、。」

霊夢「サンドスターの残量は?」

颯真「約二割、、、フレンズで数十分戦えるかどうかって所だ、、、。」

ボウシ「え?あれだけのサンドスターを放出して置いて、、、まだあるのか!?」

颯真「常にあれだけのサンドスターを体内に溜めてるんだ、、、何かあった時の為に。」

ボウシ「それより、、、女王のお出ましだ。皆心してかかれよ?」

霊夢「分かってる、、、。」

女王「よくも、、、我の計画を、、、。」

颯真「俺は戦う為に来た訳じゃない、、、

お前達と解り合う為に来た、、、。」

女王「何、、、?」

ボウシ「え?」

颯真「それに、、かばんもラッキービーストも手伝ってくれる、、、。」

霊夢「ようやく気付いたか、、、。」

颯真「ラッキービースト、、、いや、、、

智天使、、、ケルビム、、、。」

ボウシ「え??」

ラッキービースト「ヨクワカッタネ、、、

ソレナラコノスガタデイルヒツヨウハナイ

ヨウダネ、、、ミンナ、、、イクヨ!」

その時、、、ラッキービーストが、、、

人形、、、いや、天使になって行く、、、。

ケルビム「これが私の真の姿、、、。」

その姿、、、それは付け根が濃く、先端が

淡い青色の髪に、右側に金のヘヤピン、

瞳はアクアブルーで、服装は無地の藍錆色のワンピースで、素足である、、、。

颯真「これが、、、智天使ケルビムの姿、、そうか、、、あの時見た夢は、、、。」

ケルビム「そう、、、あれは貴方に送った

メッセージでもあるんだ、、、。」

颯真「成る程、、、対話の実現の為に、、、俺が持つ能力とケルビムの能力で、、、。」

ケルビム「ははっ、、、流石の僕でも、、、君の知識には敵わなかったみたいだね、、、さぁ、、、こんなふざけた事は終わらせて、早く対話を始めよう、、、そして君にはまだやって貰う事があるんだ。」

颯真「そうか、、、行くぞッ!!」

ケルビム「任せて。」

女王「、、、。」

颯真「これで最後だ!」

ケルビム「皆の未来をかけた、、、。」

颯真・ケルビム「対話の始まりッ!!」

霊夢「行けッ!!颯真!」

颯真「Re:conect Arriver !!!」

ボウシ「これが、、、対話、、、。」

颯真「うぅ、、、ウォォォォォォォォッ!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~対話~

キシャァァァァァァァァァァァァァァァッ!

颯真「ヴヴッ!!セルリアン達の意識が、、俺に集まってきて、、、ッ!!」

かばん「颯真さん!私と繋がって下さい!

女王以外のセルリアンの意識は私とケルビムさんで処理します!」

颯真「頼んだ、、、ッ!」

かばん「大丈夫です、、、颯真さんなら、、絶対に対話が出来ますッ!」

颯真「女王、、、何故こんな事をした、、、何故フレンズを補食しようとするッ!!

答えろォォォォォォォォォォォォォォッ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

颯真「ハッ、、、ここは、、、。」

カコ「良く来たね、、、。」

颯真「お前は、、、かばんの言っていた、、カコ博士、、、なのか、、、?」

その人物は、、、正にカコ博士だった、、。

カコ「私はカコ。そうだね、、カコ博士と

呼んでくれ、、、。」

颯真「カコ博士、、早速だが本題に入らせて貰う、、、何故セルリアンは、、フレンズを補食したりするんだ、、、?」

カコ「それはね、、、女王は私の気持ちを

汲み取ってくれた、、、。」

颯真「え?」

カコ「私はね?家族を失ってるの、、、母も父もパークで働いてたけど、、、事故で亡くなって、、、私も死にかけてたけど、、女王が、、、私の気持ちを汲み取って、、、今があるの、、、人間に近いフレンズを補食するのは、、、その理由があるから、、、。」

颯真「そうか、、じゃあ2つ目だ、、、。」

女王「我にあるのだろう?」

颯真「あぁ、何故お前はこんな事をした?」

女王「決まっている、、、この女の願いを

叶える為だ、、、この女の両親を再現する為に、、、我はデータを探している、、、。」

颯真「データ、、、?」

女王「如何にも、、、失われた彼女の、、、家族のデータだ、、、。」

颯真「探して、、、何になる、、、?」

女王「再現する、、、それだけだ、、、。」

颯真「そうか、、、失われた命は、、、戻りはしない、、、俺も、、、家族を失った。

だが俺は生きる、、、皆の為に、、、。」

カコ「私と君は違う、、、。」

颯真「だが、解り合える。」

カコ「そうか、、、君は、、、。」

その時、失われたフレンズの声が聞こえた。

??「君は誰だい?」

颯真「え、、、お前は、、、。」

??「私は、、、コヨーテ。君は?」

颯真「颯真。エゾオオカミのフレンズだ。」

コヨーテ「ボウシは元気にしてる?」

颯真「あぁ、元気にハンターズやってる。」

コヨーテ「良かった、、、ボウシ、、、いやコンが、、、元気で、、、。」

颯真「そうか、、、女王、、、一つ頼み事があるんだ、、、聞いてくれるか?」

女王「ふん、、、なんだ?」

颯真「『???』して欲しい、、、。」

コヨーテ「え、、、?」

女王「仕方あるまい、、、。」

颯真「ありがとう、、、。」

光に包まれる、、、。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~天使再臨~

次の瞬間、火山は光に包まれる、、、。

光が止んだと同時に、、、こう言った、、。

颯真「ただいま、、、。」

コヨーテ「ただいま、、、。」

ボウシ「ナイフが、、、。」

ナイフの一部、、、基コヨーテの魂が元に

戻った、、、。

ボウシ「コヨーテ、、、。」

霊夢「二人共お帰り!」

颯真「あぁ、、、。」

コヨーテ「ありがとう、、、颯真。」

颯真「どういたしまして、、、。」

ボウシ「コヨーテ、、、会いたかった、、、お前が消えてから、、、俺は、、、。」

コヨーテ「大丈夫!また始めれば良いよ!

君も居るんだし、、、。」

颯真「さて、、、ラファエル!」

ラファエル「はい、、、。」

ボウシ「いつの間に!?」

ラファエル「女王の処遇ですが、、、地獄に行って貰います。しかし、第1圏にです。」

颯真「それじゃあ、、、。」

ラファエル「地獄にて五年暮らした後、、、煉獄で修業をして貰います、、、何時になるか解りませんが、、、貴方がここに正式に

来る事を、、、待っていますよ?」

女王「そうか、、、。」

ボウシ「所で、地獄の第1圏ってなんだ?」

颯真「辺獄、今回の場合特例だな。」

ボウシ「へー、、、。」

颯真「さて、女王との対話も終わったし、、皆を帰さなきゃな、、、。」

霊夢「今なら行ける。」

颯真「頼む。」

霊夢はコマンドの入力を済ませ、、、皆を

別々の世界に帰した、、、。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~後書き~

最後まで読んでくれてありがとう!

後1話だけ続くから見てくれると嬉しいな?

byケモナー1号

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