part1,2,3-2多重クロスオーバー②-2

~あらすじ~

遂に颯真とボウシが出会った!果たして決着はどうなってしまうのか、、、。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~アポピス視点~

アポピス「どうも~。」

足音を立たせずにメガネの背後を取る。

メガネ「後ろから!?」

アポピス「抵抗しなければ危害は加えませんよ~?ただ、、、大人しくして下さいね?」

威圧感をメガネに浴びせる。

メガネ「うっ、、、。」

ドサッ!

アポピス「えぇ、、、?」

困惑しながらもメガネを背負い、颯真の方に目を向ける、、、。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~颯真視点~

颯真(何処だ、、、何処に居る、、、?)

バァン!

颯真(あっぶなッ!)

ギリギリの所で弾丸を回避する。

颯真(相手がリボルバーなら、、、総弾数は

6発位が限度、、、勝負は6発目を発射した時が運命の分かれ目、、、行くぞッ!)

刀を掌から抜き出し、抜刀する!

バァン!

颯真(後2発、、、。)

その後も颯真は弾丸を1発避け、残り1発。

颯真(なんだ、、、何故撃たない?)

納刀して木の幹で姿を潜ませ、索敵をする。

颯真(逃げたか?いや、、、そんな筈、、。)

ボウシ「、、、ッ!」

颯真「!?」

背後にボウシが、、、居たッ!

ボウシ「チッ!」

ナイフを振り抜き颯真に攻撃を仕掛けるも、

ギリギリ当たらず舌打ちをする。

颯真(あっぶなッ!)

ボウシから数メールの距離を取り刀を構えて冷静に相手の攻撃を見極める。

颯真(なんだ、、、?何を考えている?)

ボウシ「、、、。」

颯真(いや、、、これは、、、奇襲させようとしているのか?、、、え?でももう一人

って、、、アポピスが、、、。)

ボウシ「どうした?かかって来ないのか?」

颯真「フッ、、、お前の作戦は既に見切ったんだ、、、後一発のリボルバーを撃たない

理由、、、それは、二人目に奇襲をさせる事だ、、、更に言えば、その弾、、、貴重

なんだろう?ならとっとと戦闘をやめて、

どっかに行っちまえよ。御逢い憎様、俺は人より慈悲なんて物は無いが、、、。」

ボウシ「何!?」

颯真「図星かよ、、、。」

アポピス「あらあら、、、終わりました?」

木陰から現れたゆらゆら揺れながら現れた。

メガネを優しく背負って歩いてくる。

颯真「あぁ、さっき終わった。」

ボウシ「メガネ!?」

アポピス「これは失礼、いや~後ろから

話し掛けただけで気絶するとは、、、余程の小心者なんですね?貴方の相棒は。」

ボウシ「何がお望みだ?」

アポピス「いえ、何もありませんがどうやら私と颯真だけ、何かを感じているのです。」

ボウシ「それに協力しろ、、、と?」

アポピス「はい♪」

颯真「少し棘を刺す様な言い方どうにか

ならないか?まぁ、、、それがお前の

個性なら仕方ないが、、、。」

アポピス「仕方ないですよ?私の個性なのでね、、、それよりこの二人を図書館に連れて行きましょうか、、、颯真。」

颯真「ん?だな。」

ボウシ「図書館?ジャパリ図書館か?」

颯真「おぉ、、、当たりだ。」

アポピス「さしずめ、ジャパリパークに来た事がある様で?」

ボウシ「あぁ。」

と言ってポーチの中から刺繍された腕章を

取り出して、颯真達二人に見せた。

ボウシ「これだ。」

颯真「Cerulean Huntersセルリアン ハンターズ?ヒグマと同じ?」

ボウシ「英語が読めるのか?」

颯真「だって中卒だしな、、、読めなきゃ

まずいからな、、、一般的な日常会話文なら読めなくはない、、、。」

ボウシ「中卒!?まて、、、お前ら何者?」

颯真「元人間でフレンズでもありセルリアンだ。まぁ、、、それが俺の能力だ。」

アポピス「元人間ですが、肉体が滅んで今はセルリアンですね。まぁ人間よりこっちの方が色々と便利なので、、、。」

ボウシ「え?」

腑抜けた発声をする。

颯真「まぁ、、、図書館に行くか!」

アポピス「はい♪」

ボウシ「あぁ、、、。」

斯くして四人は図書館に向かう事となった。

~道中~

颯真「ふぁ、、、あぁ、、、。」

アポピス「こんな時に大欠伸ですか?」

颯真「あっ、、、いや~、、、暇なんだ。」

ボウシ「、、、。」

アポピス「もっと他にやる事あるでしょう?まぁ、、私もありますが待機状態なので。」

颯真「ま~たお得意の『革命』って奴か?」

アポピス「まだその時ではないのですよ。」

颯真「へぇ、、、。」

アポピス「、、、。」

四人は図書館へと向かう、、、。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~図書館~

颯真「ただいま~、、、。」

アポピス「今帰りましたよ~。」

ボウシ「失礼する。」

三人が帰って来た。まぁ全員大広間の机に

備え付けられた椅子に座っている、、、。

霊夢「お帰り~。」

かばん「お帰りなさい。」

博士「お帰りなのです。」

助手「なのです。」

颯真「さて、、、。」

アポピス「この人はどうします?」

颯真「空いてる部屋に寝かせとけば?」

ボウシ「適当過ぎるだろ、、、。」

アポピス「わかりました、、、付いて来て

下さい、、、案内しますよ?」

ボウシ「わかった、、、。」

アポピスの案内の元、ボウシとメガネは部屋に案内された、、、まぁそっちは帽子さんに任せるとして、、、こっちは颯真の方に焦点を当てて物語を進めて行こう、、、。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~二度目!?~

アポピスが二人を案内した10分後、、、。

颯真「あぁ、、、暇だぁ、、、。」

かばん「まぁまぁ、良い事じゃ無いですか。戦う必要性が無いってだけで。」

颯真「そうだけどなぁ、、、。」

霊夢「そろそろ戻らないと。」

時計を見て名残惜しそうに伝える。

かばん「さようなら~。」

颯真「じゃあな~。」

霊夢「おう、また後で。」

その5分後、、、。

アポピス「今戻りました。」

颯真「お帰り~。」

かばん「お帰りなさい。」

アポピスが席に着いた、、、その時ッ!建物自体が小刻みに揺れた!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

颯真「なんだなんだ!?」

かばん「地震じゃなさそうですねッ!」

アポピス「これは!?」

ボウシ「何が起こって居るんだ!?」

メガネ「地震じゃ無いみたいですがッ!」

颯真「揺れるぅ!」

少しして、、、揺れは収まった。

かばん「一体何が、、、。」

颯真「!?」

アポピス「!?」

ボウシ「どうした?」

颯真「いや、、、まただ、、、また感じる。今度は、、、強大な、、、何かが。」

アポピス「行きましょうか、、、颯真。」

颯真「あぁ。」

ボウシ「どういう事だ?」

かばん「二人はセルリアンの要素があるので特有の信号をキャッチ出来るんですよ。」

ボウシ「と、、、言うと?」

かばん「つまり、特別な力を持ったフレンズやセルリアンを探知できるって訳です。」

ボウシ「じゃあ俺が探知できたのも、、、今探してる奴も、、、。」

かばん「特別な力を持っていると考えて

良いでしょうね。」

ボウシ「成る程、、、。」

メガネ「何だか大変な事に、、、。」

かばん「まぁまぁ座って、、、お話でも

しましょう、、、その内帰ってくるので。」

ボウシ「あぁ、、、。」

一方の颯真、アポピスはと言うと、、、。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~早すぎる~

颯真「本日二度目かよ、、、。」

アポピス「まぁまぁ、、、遭難している人

だったらどうするんですか?行きますよ?」颯真「行くさ、、、全力で!」

アポピス「またあれを、、、。」

少し苦笑いするアポピス。

颯真「良し、ホバリングしよう。」キリッ!

アポピス「速いのは無理って言いました

よね?またやるんですか?」

呆れながらも地味に嫌がるアポピス。

颯真「早く済ませたいんだ、、、許せ。」

アポピス「仕方ありません、、、。」

颯真はアポピスを背負い、脚回りだけ

ユニオンフレンズを始動させる。

颯真「行っくぜェェェェェッ!」

キュイーン!

アポピス「うわッ!?」

颯真「ハァッ!」

凄い速度で地面をホバリング移動するッ!

アポピス「ちょちょッ!速いですよ!!」

颯真「少しは我慢しろ!」

~数分後~

颯真「この辺りか、、、。」

アポピス「うぅ、、、。」

颯真「すまん、、、飛ばしすぎた。」

アポピス「まぁセルリアンに眩暈や酔いは

無いんですが、、、それよりこの先、、、

約10m前方、、、居ます。」

良く聞いてみれば、大太刀(?)と何かが

ぶつかり合う音が鳴り響いている。

颯真「ピンチそうなら助太刀するか?」

アポピス「いや、助けましょう。」

颯真「了解。」

二人が見たのは、オレンジが人型セルリアンと攻防を繰り広げて居る所だった。

オレンジ「クッ!」

人型セルリアンの姿は形がはっきりせず、

ゆらゆら揺れながら攻撃を仕掛ける。

その攻撃は予測が難しく、オレンジは大太刀で応戦するも、中々攻撃が当たらない。

颯真「ハァッ!」

パッカァン!

そんなオレンジの苦労が水の泡の様に、黒い刀で石を叩き切り、瞬殺してしまう颯真。

オレンジ「!?」

颯真「大丈夫か、、、って危なッ!?」

なんとオレンジは大太刀で颯真に斬り

かかったのだ!これは一体!?

オレンジ「お前、、、セルリアンだな!?」

颯真「え?」

オレンジ「セルリアンだな!?」

颯真「そうじゃないって言ったら嘘に

なるな、、、って、、、うわっ!」

大太刀を颯真目掛けて振り抜く!

オレンジ「仲間を倒して楽しいか!?」

颯真「そもそも仲間じゃねぇ!」

オレンジ「、、、ッ!」

颯真(ユニオンフレンズ、始動!)

キュイーン!

オレンジ「!?」

颯真「そっちがその気なら仕方ないッ!

来いよ、、、全力で叩き潰してやるッ!」

オレンジ「望む所だッ!」

アポピス「私は!?」

颯真「図書館に帰ってろ!後は俺が

何とかする!早く行け!」

アポピス「わかりました、、、。」

液状化して逃げる!

オレンジ「ッ!」

颯真「お前の相手は俺だ!」

刀を消して、ウイングブレードを生成する。

オレンジ「何!?」

颯真「いっけぇ!」

オレンジ「数が、、、多い、、、ッ!」

その数なんと16機!武器の半分はウイング

シューター、もう半分はウイングブレードを空間上に展開して一つずつ手に持っている。

まるで嵐の様にオレンジに攻撃を仕掛ける!

オレンジ「うぅ、、、ッ!仕方ないッ!

狂気ルナティック時間タイム!!ハァッ!」

颯真「何!?速くなった!?」

オレンジ「喰らえッ!」

颯真「グァッ!」

大太刀の攻撃をセルリアンの刃で防ぐも、

一回の攻撃の重さに弾き出される。

颯真「その手の類いなら、、、俺も使えん

だよッ!!行くぞ!オーバードライブ!」

着地と同時に体が白く染まり、凄い速さで

急接近する!颯真は走った所には残像が

生まれ、オレンジを圧倒する!

オレンジ「何!?加速した!?」

颯真「速さがお前だけの利点だと思ったら

大間違いだ!ハァッ!」

ウイングブレードで斬りかかる!

オレンジ「ならッ!」

颯真「消えた!?」

オレンジ「これでどうだ!」

短剣を颯真の真後ろに投げて瞬間移動して、

後ろから斬りかかった!

颯真「だがッ!遅いッ!」

シュン!

オレンジ「消えた!?」

突如目の前から消えた颯真がッ!

颯真「ハァッ!」

ウイングブレードで一撃を与えた!

オレンジ「グッ!」

颯真「ッ!」(限界時間か、、ッ!)

色が元に戻る、、、。

オレンジ「それで終わりかい!?」

颯真「まだだ!」

ブン!

大太刀が簡単に回避されるッ!

オレンジ「避けた!?」

颯真(ユニオンフレンズ、ブレイクッ!)

オレンジ「形態が変わった!?」

颯真「喰らえッ!ハァッ!」

ブレイクブレードを振り回し、攻撃する!

オレンジ「大剣を、、、グァッ!」

大太刀で防ぐも弾き出される!

オレンジ「切りがない、、、ッ!」

颯真(エミカ!オーバードライブは後

どのくらい使える!?)

エミカ(えぇ?そう言われても、、、。)

颯真(早く教えろッ!)

エミカ(、、、。わかった。後数秒、、、

数秒だけなら、、、オーバードライブは

使えるよ、、、でもそうしたら、、、。)

颯真(後数秒?上等!!)

オレンジ「ハァッ!」

颯真「ッ!!」(まだ、、、まだだ!)

オレンジ「行けるッ!」

大太刀を振り回し何回も攻撃する!

颯真「グハッ!」(まだだ、、、ッ!!)

ブレイクブレードで防御するも、弾かれる!

オレンジ「貰ったァッ!」

態勢が悪い所を大太刀で振り抜く!

相手が勝利を確信した、、、その時ッ!

颯真(今だッ!!オーバードライブッ!!)

オレンジ「何!?消えた!?」

大太刀は大きく空振りして態勢が崩れた!

颯真「喰らいやがれッ!!」

体を180°回転させると同時に、オレンジの

真後ろに回り込み、背中にありったけの弾を

撃ち込むッ!!発動してからの秒数!なんと

僅か1秒ッ!!色が元に戻る、、、。

颯真「オ”ラ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ッ!」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!

オレンジ「グァァァァッ!」

ドサッ!

颯真「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。

勝っ、、、た、、、。」

ドサッ!

かばん「颯真さん!?また無茶したん

ですか!?もう、、、。」

二人を背負って図書館へと向かう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~図書館~

かばん「ただいまぁ~、、、。」

霊夢「まじか、、、。」

ボウシ「急にどこ行ったかと思ったら、

颯真と、、、誰だ?」

かばん「恐らくタイリクオオカミのフレンズかと思われますが、、、。」

そう言いつつ二人を席に座らせる。

メガネ「片手で数十キロ位を持てるかばん

さんとは一体、、、。」

と、、、メガネがぼやくと、、、。

かばん「誰か怪力って言いました?」

メガネ「いえ、何も。」

霊夢「それより、だ。何故こんなにも他の

次元に存在する人やフレンズが来たのか。」

ボウシ「お前の能力じゃ無いのか?」

霊夢「いや、、、俺じゃない、、、そもそも俺の能力は他の次元に干渉出来る程強くないんだ、、、それに出来たとしても、向こう側が容認しないと、発動出来ない様になって

いるし、発動したら颯真が気付く。」

メガネ「成る程、、、。」

かばん「では誰が、、、?」

するとその時ッ!

ウィーン、、、ガガガガッ、、、。

ボウシ・メガネ「!?」

突如颯真の背中からソーラーパネルが

にょきっと生えてきたのだ!

霊夢「あぁ、、、成る程、、、。」

かばん「いつものですね、、、。」

ボウシ「いつもの!?」

メガネ「どう言う原理で、、、?」

ウィーン、、、ウィーン、、、。

ソーラーパネルの表面を明かりの方に向ける

メガネ「まさかとは思うけど、、、。」

霊夢「そのまさかだ。」

ボウシ「はぁ?」

そう、、、ソーラーパネルで発電したのだ!

ジジジジジジジ、、、ッ!

颯真「、、、んぁ?」

かばん「おはようございます。」

颯真「おは、、、って、、、またか。」

背中のソーラーパネルを消す。

ボウシ「お前のそれはなんなんだよ、、、

どう考えても、って人間じゃ無かったな。」

颯真「あぁ、、、。」

霊夢「さ~て、、、改めて皆自己紹介と

洒落込もうぜ?」キリッ!

颯真「するか。」

かばん「そうですね。」

霊夢「じゃあ俺から、、、俺は霊夢だ。

まぁ見ての通り中2の男子だ。宜しくな。」

続けて、、、。

かばん「私はかばんです。まぁ、得意な事は研究関連です。宜しくお願いしますね。」

颯真「俺は、、、えぇ、、、っと、、、。

梅宮 颯真だ。元人間でフレンズでもあり、

セルリアンだ。フレンズはエゾオオカミで、基本的に氷の必殺技とか使える。宜しく。」

まぁ、、、次に行き、、、。

ボウシ「俺はボウシだ。宜しく頼む。」

メガネ「僕はメガネです。宜しくお願い

します。」

霊夢「さ~て、、、彼を起こすか、、、。」

~数分後~

オレンジ「、、、?」

颯真「おっ、、、起きた。」

霊夢「おはよう。」

オレンジ「おはようございます、、、。」

颯真「それにしてもお前の回復力半端

じゃねぇな、、、何十発も撃ち込んだのに

もう傷が治ってやがる、、、。」

オレンジ「え?」

その後、オレンジにも同様に自己紹介をした

皆はこの後起こる出来事に、唖然とする。

と、、、言う訳で、、、次回もお楽しみに!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~後書き兼仕事依頼~

プリン制作人さん、、、ここまでを、、、

お願いします、、、。

帽子の男さん、、、同じくここまでを、、、

お願いします、、、グフッ.

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る