part1,2,3-8多重クロスオーバー!⑥
~あらすじ~
女王を倒す為の作戦が、、、今!始まる!
※今回は討伐組第一回です。
注意!今回はちょっとキツいシーンが
有ります!気を付けて見てくださいね!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~作戦開始~
颯真「よし、、、行くぞッ!」
ボウシ「あぁ。」
胡蝶「はい!」
オレンジ「わかった。」
颯真達四人は女王を討伐するために、探してパーク中を歩き回る。
~道中~
颯真「なぁ、ボウシ。」
ボウシ「なんだ?」
颯真「メガネから聞いたが、、、お前は昔、セルリアンに親友を殺されたんだろ?」
ボウシ「あぁ、、、俺がハンターをしている理由でもある、、、。」
颯真「俺にはそんな経験が無いが、、、
俺の中に、、、しているやつがいる、、、。エゾオオカミのエミカだ、、、。」
ボウシ「!?」
颯真「俺は多重人格者だ、、、しかし、
あの場に俺が居た訳じゃない、、、。
エミカは、大好きな同じエゾオオカミの
フレンズを、、、人間に殺されたッ!」
ボウシ「、、、。」
颯真「『痛い』も言えず、、、頭を、、、
銃で撃ち抜かれ、、、ッ!死んだッ!」
ボウシ「、、、ッ!」
颯真「俺にはエミカの気持ちが痛い程良く
分かる、、、だからこそ、、、誰も、、、
死なせたくないッ!死んだら、、、また誰かが悲しむッ!誰かが死ぬ現実なんて、、、
俺は絶対に認めない、、、ッ!」
少しの間を置いて、、、こう言った。
ボウシ「俺の親友は、、、相棒でもあった。コヨーテと俺は、ハンターに入るタイミングが悪く、二人で教え合ってた、、、。
だが、、、そんな幸せ、、、長くは
続かなかった、、、ッ!ある日現れた二足
歩行の大型セルリアンの攻撃でッ!
コヨーテは俺を庇い、、、死んだッ!」
颯真「、、、。」
ボウシ「今でも夢に出てくるんだ、、、ッ!あの時の記憶が、、、ッ!鮮明にッ!」
また少しの間を置いて、、、こう言った。
颯真「お前の気持ちなんて、、、俺には
多分何時まで経ってもわからない。」
ボウシ「なんだと、、、ッ!」
颯真「相手を知ろうとすれば逆に拒絶する。それが人間だ、、、人間は不器用過ぎて、
知らず知らずの内に誰かを傷付けて
しまったり、、、抱いていた恋愛感情に
気付けなかったり、、、はたまた人外であると言う『郷』に縛られ苦しみ、、、人間で
あろうとしたやつも居た、、、世界は広い。知ろうとすればそれは情熱になる、、、。
情熱を持て、、、そうすればきっと、、、
分かり合えると思ったが、、、違うか?」
ボウシ「違わねぇよ、、、。」
颯真「実は俺も、、、居るんだ。」
ボウシ「誰が?」
颯真「死に離れした、、、初恋の相手が。」
ボウシ「何!?」
颯真「今でもなぁ、、、忘れられねぇ。」
ボウシ「誰だ?」
颯真「
相手だ、、、あいつは何時も笑って、、、
輝く様な笑顔で、、、俺も笑顔になった。
何よりも、、、誰よりも優しくて、、、
温かくて、、、そんなあいつを、、、俺は
好きになった、、、だが、、、まだ告白も
出来ずに、、、俺は死んだ、、、悔やんだ。愛を伝え切れずに死ぬなんてのは、、、良い事なんて、、、何一つ無い、、、。」
ボウシ「お前にも、、、あるんだな。」
颯真「人間、、、誰しも悲しい記憶を
持ってる、、、それが遅かれ早かれ、、、
受け止めなくちゃいけない、、、。」
オレンジ「話に水を差す様で悪いんだけど、セルリアンが来てるよ!」
颯真「はいよ!」
ボウシ「あぁ!」
目の前に現れたのは、、、人形のセルリアン
だった、、、しかし、その姿に、、、
誰もが驚いた、、、。
颯真「!?」
ボウシ「なん、、、だと、、、。」
胡蝶「あれって、、、。」
オレンジ「え!?」
ボウシ「コヨー、、、テ、、、。」
その姿は、、、正にコヨーテだった。
コヨーテ?「コン、、、会いたかった、、、寂しくなかったか?まだ、、、ハンターは
しているか?私が居ないからって!泣きべそかいてないか?」
ボウシ「コヨーテ、、、なのか?」
コヨーテ「あぁ。私はコヨーテ!適応力には自信があるんだ!」
ボウシ「何でだ、、、何でセルリアン何かになったんだ、、、ッ!」
コヨーテ「知らないな、、、一度死んだと
思ったら、こうなってたな。」
ボウシ「お前がセルリアンである以上、、、俺は、、、お前を殺さなくちゃいけないッ!ハンターとして、、、だッ!」
コヨーテ「じゃあさ?久しぶりにやる?」
ボウシ「勿論だ、本気でかかってこいッ!」
ナイフと拳銃を抜く、、、。
颯真「っッ!」
一瞬の頭痛に困惑する。
コヨーテ「死んでも知らないよッ!」
瞳の色が変わる、、、ッ!
ボウシ「!?」
瞳の色は青く星の様に白い点が並んでいる。
コヨーテ「これが私の手に入れた力だ、、、
ボウシ「リターニー、、、。」
コヨーテ「来ないのか?ならこっちから
行かせて貰うッ!」
ボウシ「ッ!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~覚悟のコヨーテ戦~
コヨーテ「さーて、、、他の人は、、、
退場して貰おうかしらッ!」
颯真「危ない!胡蝶!オレンジ!」
胡蝶「え、、、。」
オレンジ「!?」
突然地面から巨大な口が現れて二人を
飲み込もうとするッ!
オレンジ(野生解放ッ!)
四枚の羽を出し、胡蝶を抱えて飛ぶ!
胡蝶「助かりました!」
オレンジ「それより二人が!!」
颯真「グゥゥゥゥゥッ!!」
セルリアンの牙に食われそうになっている!
ボウシ「颯真ッ!!」
颯真「俺は大丈夫だッ!早く倒せッ!」
体を一部強化して牙を止める!
ボウシ「コヨーテッ!やめろ!お前は!」
必死に静止をかける!
コヨーテ「私はッ!人間を滅ぼすッ!醜い力で動物達を
セルリアンの触手で鞭打つ様に攻撃する!
ボウシ「グァッ!」
コヨーテ「私は誓ったんだッ!誰かが
死んでも泣きやしない人間をッ!いつかこの手で絶滅させるとッ!コン!お前もだッ!
お前は私が殺すッ!お前も人間だッ!
人間は、、、敵ッ!滅ぼす存在だッ!」
怒りに満ちた目で攻撃する!
ボウシ「グッ!そっちがその気なら、、、
俺にも考えがある、、、ッ!」
コヨーテ「ほう?」
ボウシ「もう一度、、、俺の相棒になって
貰うッ!嫌とは言わせねぇ!」
コヨーテ「やってみろッ!」
ボウシ「ハァッ!」
実弾でコヨーテを撃ったッ!
バン!バン!
コヨーテ「遅いなッ!」
ボウシ「避けた!?」
コヨーテ「ハァッ!」
ボウシ「グッ!まだだッ!」
ナイフで切り付ける!
ブン!ブン!
コヨーテ「まだまだ未熟だな!」
鋭い蹴りがボウシの腹に当たる!
ボウシ「グァッ!」
颯真「グッ!オラァッ!」
牙型セルリアンを砕き戦闘に参加する!
コヨーテ「何!?自力で、、、ッ!」
オレンジ「僕達も居ます!」
ボウシ「手を出すなッ!」
颯真「!?」
ボウシ「俺がやるんだッ!間違った方向に 行った親友をッ!必ず戻して見せる!」
コヨーテ「ハハハハハッ!出来るなら
してみろ!薄汚れた種族めッ!」
セルリアンの触手で攻撃するッ!
ボウシ「グッ!」
コヨーテ「ほらほらどうした!!連れ戻すんじゃ無かったのか!?」
またしても蹴りが腹に当たる!
ボウシ「グァッ!」
コヨーテ「話にもならないッ!死ねッ!」
手を鋭角化させて貫こうとする!
ボウシ「ッ!」
颯真「やめろっ!」
上段蹴りが頭に直撃する!
コヨーテ「グッ!」
颯真「大丈夫か!!」
ボウシ「何で手を出したッ!」
颯真「!?」
ボウシ「お前に俺の痛みが分かるのか!?
さっきわからないと言っただろ!!ッ!」
颯真「いいや、、、分かるさ、、、この力
ならな、、、。」
ボウシ「何だって!?」
颯真「全てを繋ぐ力ッ!conect Arriver!!」
その時ッ!目映い光が二人を包み込む!
コヨーテ「ッ!」
ボウシ「グッ!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~繋がる精神世界~
コヨーテ「ここは、、、ッ!」
颯真「全てを繋ぐ、精神世界だ!」
ボウシ「これが、、、颯真の力かッ!」
コヨーテ「人間は、、、敵ッ!」
颯真「動くな。」
コヨーテ「グァッ!」
ボウシ「!?」
颯真「本性を表せ。」
コヨーテ「グァッ!アァッ!」
颯真「!?」
コヨーテらしき生物が二つに別れて行く!
??「我は、、、タロマーティッ!」
颯真(サタン、知ってるか?)
サタン(知っている。タロマーティは人の
弱みに漬け込み人を豹変させる悪魔だ。)
颯真(頼めるか?)
サタン(勿論。)
颯真「ボウシ!」
ボウシ「何だ!」
颯真「コヨーテを頼む!」
ボウシ「何だって!?」
コヨーテ「コン、、、。」
ドサッ!
ボウシ「コヨーテッ!!」
颯真「オラァッ!」
鋭い蹴りが悪魔に直撃する!
タロマーティ「グァッ!」
颯真「ボウシ。」
ボウシ「何だ、、、。」
颯真「別れはきっちり済ませとけ。」
瞳が赤くも優しい目でボウシを見つめる。
ボウシ「わかってる、、、ッ!」
~お別れ~
コヨーテ「コン、、、君に会えて、、、
私は嬉しい、、、グハッ!」
吐血しながらも思いを伝える。
ボウシ「もう、、、しゃべるなッ!」
泣きながら静止をかける。
コヨーテ「君が生きて居たってだけで、、、私は、、、凄く嬉しい、、、ッ!」
ボウシ「頼むから、、、ッ!」
そっと手を握る、、、。
コヨーテ「変わって、、、コン、、、変わり切れなかった、、、私の変わりに、、、
君は、、、変わり続けて、、、何時か、、、セルリアンと、、、仲良く、、、手をッ!」
ボウシ「、、、。」
コヨーテ「私は、、、見ている、、、ッ!
君を、、、ずっと側で、、、グハッ!」
ボウシ「おい!コヨーテッ!コヨーテッ!」
コヨーテ「今まで、、、本当に、、、
ありがとう、、、。」
そう言って、、、静かに目を閉じた、、、。
ボウシ「コヨーテ、、、ッ!」
~本気~
颯真「、、、ッ!」
サタン(出番か?)
颯真(あぁ、、、殺せッ!残忍にッ!
怒りのままにッ!残酷にッ!ヤツの、、、
スベテヲコワセェェェェェェェッ!)
サタン(フハハハハハッ!その言葉を待って
居たぞッ!久しぶりに本気が出せるッ!)
体が変わる、、、けも耳が消えて、丸まった角が生え尻尾は悪魔の物に生え変わる。
洋服と髪が黒く染まり、、、瞳が赤くなる!
颯真「怒りの臨界点を越えた時ッ!血で血を洗う戦場がッ!我を呼ぶッ!黒き波動が世界の全てを混沌に染め上げるッ!」
黒い波動が世界を汚して行くッ!
サタン「我が名はサタンッ!嘆きの河より
世界を沈めるッ!絶対的な地獄の王なり!」
ボウシ「!?」
サタン「フハハハハハッ!フハハハハハッ!我は今、、、力の絶頂を迎えているぞッ!
タロマーティッ!我が主は、、、ッ!
貴様を生きては返さないッ!」
タロマーティ「!?」
サタン「消え失せろッ!我が主は、、、貴様をそう簡単には殺さないぞッ!」
槍が胴体に突き刺さるッ!
タロマーティ「グァッ!」
サタン「足らん、、、もっとだ、、、ッ!
もっと叫びを上げよッ!我が主は満足しては居ないッ!フハハハハハッ!」
タロマーティ「、、、。」
サタン「気絶したか、、、。」
槍を引き抜く、、、。
ボウシ「お前は、、、誰だッ!」
サタン「我はサタンだ。」
ボウシ「何故そこまでするッ!」
サタン「我は主の思うままにしているのだ。我はそれに従うまでの事よ、、、。」
ボウシ「それに何の意味があるッ!」
サタン「人とは悲しき生き物よ、、、
我も元々は人間だったのだ、、、。」
ボウシ「!?」
サタン「我にとっての昔話をしよう、、、。
今から1万年前、我がまだ人間で国の市民の頃の話だ、、、。」
ボウシ「、、、。」
サタン「我は母が裁縫師、父が漁師だ。
とても幸せだった、、、しかし、、、
そんな我ら家族に、悲劇が起きた。
隣町へと向かう最中襲われたのだ、、、。」
ボウシ「誰に、、、。」
サタン「忌まわしい軍隊どもだ、、、ッ!
母は殴り殺され父はなぶり殺しにされたッ!だから誓ったのだッ!この手で復讐すると!そんな我に、力が宿ったのだ、、、。」
ボウシ「、、、。」
サタン「憤怒の力、、、七つの大罪の一つ。我は大罪者にはなったがその正義だけは
まだあるのだ、、、例え、、、体が悪魔に
なろうとも、、、さて、、、我は戻らせて
貰うぞ、、、では去らばだッ!」
ボウシ「ッ!」
体が元に戻る、、、。
颯真「うっ、、、。」
片膝を付く。
ボウシ「大丈夫か!?」
颯真「力を使い過ぎた、、、。」
世界が元に戻っていく、、、。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~Re:start~
二人は地面に倒れていた、、、。
颯真「うっ、、、。」
オレンジ「颯真さん?」
ボウシ「ッ!」
胡蝶「一体何が、、、。」
二人は起き上がりながらこう言う。
颯真「さぁ、早く行くぞ、、、。」
ボウシ「寝てる場合じゃない、、、。」
オレンジ「、、、。」
四人は歩き出す、、、。
~真実~
颯真「二人とも聞いてくれ、、、。」
胡蝶「?」
オレンジ「はい。」
颯真「コヨーテは、、、悪魔に誘われて
蘇ったんだ、、、。」
オレンジ「悪魔、、、ですか?」
颯真「あぁ、名はタロマーティ。人の弱みに漬け込み人を豹変させる悪魔だッ!」
手をぐっと握りしめる。
胡蝶「それと何か関係はあるんですか?」
颯真「悪魔は対応した条件で能力を発動
させる、、、勿論、人を生き返らせる事も
出来る、、、しかしそれは、その人の人格を意図も簡単に歪めてしまう、、、ッ!」
オレンジ「それじゃあ、、、。」
ボウシ「あれはコヨーテじゃない、、、。
コヨーテはもっと優しかった筈だッ!」
颯真「じゃあ何故お前の昔の名前らしき
名前を知っていたんだ?」
ボウシ「、、、ッ!」
颯真「恐らく、人の人格と記憶を再現する
能力だった、、、それで騙したのか。」
ボウシ「また、、、助けられなかったッ!
あいつを、、、救いたかったッ!」
しかし追い討ちをかける様に伝える、、、。
颯真「ボウシ、、、人やフレンズは、、、
一度死んだら戻って来ない、、、。」
ボウシ「わかってるッ!そんな事、、、。」
颯真「わかっているなら何故ッ!」
ボウシ「助けたかった、、、。」
颯真「、、、。」
ボウシ「あいつを、、、救いたかったッ!
あいつは寂しそうに、、、消えたッ!」
颯真「一度死んだヤツを助けて自身の罪が
拭えるとでも言いたいのか?」
ボウシ「違う、、、。」
颯真「確かに攻撃を庇い死んだのは彼女だ。だが、それはお前の罪なんだ、、、自身が
余りにも弱過ぎたと言う罪なんだぜ?」
ボウシ「じゃあどうしろって言うんだよ!
俺も死ねば良いのか!?」
胸ぐらを掴む。
颯真「そんな事彼女は望んじゃ居ないな、、逆だ、、、生きて欲しいと願う。」
ボウシ「なんでだよ、、、ッ!」
颯真「人は生きるのに必死過ぎて、、、他人の死を気遣えない、、、だからだ。」
ボウシ「ッ!」
颯真「俺はお前の親友を貶す訳でも、、、
お前を慰める訳でもない。親友の為なら一生懸命に生きてみろよッ!運命に精一杯抗って生きて見ろよッ!そしたらなぁ、、、彼女はきっと、、、喜ぶだろうぜ。」
ボウシ「ッ!」
両手膝を地面に付く、、、。
颯真「人生ってのは、、、何が起こるか
わからない、、、だから面白い、、、
さぁ立ち上がれ!俺達はこんな所で止まっている場合じゃねぇ!」
ボウシ「あぁッ!」
四人は再び歩き出す、、、過去と対峙し続けながら、、、悲しみを背負い続け、、、
打ち克つ為には、、、一体、、、。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~第二の試練~
オレンジ「、、、。」
颯真「暇だな、、、。」
ボウシ「と言うよりどこに向かって
居るんだ?まさか適当になんて、、、。」
颯真「いや、、、女王が何処に居るか探して居るが、、、。」
ボウシ「何処なんだ、、、。」
胡蝶「後ろからセルリアンが来てます!」
颯真「了解!」
ボウシ「あぁ!」
オレンジ「わかってる!」
四人は来ている方を一斉に向きセルリアンを
迎撃する、、、。
~大量セルリアン戦~
颯真「多いな、、、。」
ボウシ「何体居るんだ?」
颯真「ざっと数えて100体か、、、。」
ボウシ「どうする?」
颯真「俺が全て片す。他は周囲の警戒を。」
ボウシ「わかった。」
胡蝶「分かりました。」
オレンジ「分かりました!」
颯真「よし、、、一丁殺りますか!」
敵の方へと向き、、、戦闘体制に入る。
颯真(ユニオンフレンズ、、、始動!)
体をセルリアンの装甲が覆う。
颯真(ユニオンフレンズ、、、ブレイク!)
装甲が変形して武器が生成される!
颯真(エミカ!出番だ!)
エミカ(わかったよ!)
ブフォォォォォォォン!
ボウシ「!?」
セルリアンで出来た小型の飛行機が颯真の
真後ろで待機する!
颯真(フレンズ!コネクションセンター!)
勢い良く飛び上がり、変形した飛行機と
合体する!飛行機から切り離されたクローは
両手にくっ付くと、、、追加のスラスターが両もも外に合体した後、、、飛行機自体が!
背中に取り付く!!
颯真(ユニオンフレンズ、ブレイクウルフ!)
目が一瞬光る!
ボウシ「合体した!?」
胡蝶「え!?」
颯真「辺りの敵を纏めて一掃するッ!」
ボウシ「わかった!」
颯真(ビースト、、、始動ッ!)
アォーン!ガシャン!ガシャンガシャン!
狼の遠吠えと共に装甲が変形し鋭角化する!
エネルギーシールド発生装置が露出し、
クリアブルーに淡く発光する!
ボウシ「!?」
オレンジ「えぇ!?」
颯真(ブレイクチャージキャノン!)
飛行機の翼が地面と平行になり!内側から
虹色のサンドスター粒子を大量に噴射する!
颯真(ビッグバンブレェェェェェェェドッ!
スラッシャァァァァァァァァァァァァッ!)
超極太エネルギーブレードが!セルリアンを
一掃していくッ!その色は白く輝くッ!
ボウシ「はぁぁ!?」
オレンジ「なんて火力、、、ッ!」
胡蝶「強い、、、ッ!」
颯真「ふぅ、、、ッ!」
セルリアンを一掃した後、、、変身を解除
して辺りを見回す。
颯真「もう大丈夫だ!さっ、行くぞ!」
物凄い驚いた顔でボウシはこう言う!
ボウシ「いやいやいやいやッ!なんなんだよお前の攻撃はッ!強すぎるだろ、、、ッ!」
颯真「え?そうか?まだ全力じゃないが
これで驚かれちゃ困るんだよな、、、。」
ボウシ「本気じゃ無いのか!?」
颯真「あと三段階強化出来るが、、、。」
ボウシ「三段階!?」
颯真「あぁ、、、。」
ボウシ「最強過ぎるだろ、、、。」
颯真「それより女王を見付けないとな。」
ボウシ「わかってる、、、。」
四人は高山地方へと向かった、、、。
~道中~
ボウシ「なぁ颯真。」
颯真「何だ?」
ボウシ「お前は何者だ?」
少しの間を置いて、、、こう答えた。
颯真「俺は、、、今で言う女王と酷似
している、、、恐らく女王も色々な能力が
使えるだろうと思う、、、。」
間髪入れずに言葉を発する。
ボウシ「話を反らすな!俺が聞きたいのは
そう言う事じゃない!」
ボウシは声を荒げた。
颯真「じゃあ何だ?何が知りたい?」
ボウシ「お前は何者だッ!」
颯真「知るか、、、一つ言うなら何者でも
無い、、、いや、クリエイターか。」
ボウシ「多種族融合種、、、。」
颯真「そうだ。だから女王もクリエイター
だと俺は思うが、、、。」
ボウシ「答えになってないぞ!」
また少しの間を置いて答えた。
颯真「何を焦って居るんだ?、、、ほら早く行くぞ!早く行かないとマズイ。」
颯真は高山地方へと走り出した。
胡蝶「早く行きましょう!」
オレンジ「置いていきますよ!?」
二人も走り出した。
ボウシ「今行くッ!」
やけくそ気味に返事を返し走り出した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~悲惨の高山地方~
颯真「何だ、、、これ、、、ッ!」
オレンジ「!?」
胡蝶「何ですか!?」
ボウシ「ッ!」
高山地方は悲惨な事態だった。建物は崩れ、焼け野原と化し、戦った様な跡が
にあった。
颯真「一体誰が、、、。」
胡蝶「あっちに、、、女王が、、、ッ!」
ボウシ「なん、、、だと、、、ッ!」
オレンジ「まさか女王が、、、ッ!」
颯真「ッ!」
拳を強く握り締める、、、。
ボウシ(目の前には女王、、、そして怒りを
抱いている颯真、、、マズイッ!)
颯真「皆下がれ。」
胡蝶「え?」
颯真「下がれッ!!」
胡蝶「わっ、、、分かりました!」
オレンジ「、、、ッ!」
颯真の気迫に押され、二人は数メートル
後ろに下がる。
颯真「ボウシ、お前もだ!」
ボウシ「一人で戦っても勝機は、、、
無いんだぞ!?」
颯真「大丈夫だ、、、俺一人でけりを付けるからな、、、死にはしないだろ。」
ボウシ「おいッ!」
颯真の目が、、、赤い、、、。
ボウシ「よせ!お前、、、あんな攻撃を
しておいて、体内のサンドスターが尽きないとでも思っているのか!?」
颯真「さぁ?じゃ行ってくるから、、、
その後は宜しく~。」
ボウシ「おい!ッ!」(傷が、、、ッ!)
オレンジ「ボウシさん!下がって!」
ボウシ「断るッ!ハンターの名に掛けて!
誰一人死なせちゃいけないんだ、、、ッ!」
胡蝶「危ないですよ!」
ボウシ「へっぴり腰でハンターが出来るか!危険と分かって居ても行くッ!それが、、、ハンターの仕事だッ!」
ボウシは颯真の方へと走り出した!
オレンジ「ボウシさん!」
二つに別れた討伐組、、、果たして、、、。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~後書き~
時間がかかって申し訳ない、、、。
女王戦が次回、、、遂に始まる!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます