その向こう側へ、君と行けたなら。ーあとがきー
今回のテーマは「地球消滅までの五分間」でした。
それってSF!
……と思ったんですが。
これを読んでくれている皆様って、小説で好きなジャンルは何なのでしょう?
私は子供の頃は、かなりハッキリと決まってました。
SFとファンタジーとミステリー。
SFを好んで読んでたのはもうずいぶん前のことで、最近の流行は全然知らないんです。じゃあ古いのはどうかと言うと、こちらは記憶が薄れてしまって、これまた詳しくはない。
SFっぽいものを書きたくても、どうしてもふんわりとしたイメージしか持てません。
だったら、それでいいかなと。
SFっぽい雰囲気で自分の書けるものを書けばいいんじゃないかと。
だからジャンルはSFではなく、恋愛です。
一人で世界の最後を見つめるのは、少し寂しい。隣に誰かいてくれたなら。
SFっぽい雰囲気、出てたでしょうか。
恋愛は、まあ、いつものごとくピュアッピュアで終わりです。
◇◆◇
ところで、どうして過去へ行かずに現代に残ったのかと聞かれました。
そうか。この選択は人に疑問に思われるものなのか。
よく、「若い頃に戻れるなら何歳に戻りたいか」と話したりしません?
「宝くじが当たったら何を買う?」と同じような話題かなと。
ちなみに宝くじ当たったら何に使うかはわりと細かく決めています。
そして若い頃に戻れるなら……の答えは、私は「戻らなくていい」なのです。もうずっと昔の、高校生くらいからずっとそう。
過去に戻りたいと思ったことがない。
今が最高にいい状態だからというわけではなく、最悪だった時も。
過去に戻ったとしても二度目の人生を自分が上手くやって行く自信がないのかもしれません。それか、たんに面倒くさがりなのかも。
この物語の主人公の置かれた状況は全然違います。でも何となく過去に向かわないという選択は、あるなあと納得できる自分がいます。
その先に未来があるのかないのかは分かりませんが。
↑
今回は、ちょっと変人っぽい性格をご披露してしまったのかもしれません。
(;・∀・)
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