第19話―8代将軍ヨシマサ―

足利義政あしかがよしまさは先代7代の義勝よしかつ弟であり6代目の義教よしのり庶子しょしである。

庶子は正妻の子供ではないことを指す。

5男の足利義政、当時の幼名は三寅みとらしばらくして三春みはると改名。

応仁の乱の後に東山に山荘を作り慈照寺じしょうじ(銀閣寺)を建てた。


[応仁の乱では遊んでいなかった]

どうしても和歌会や酒など遊ぶを抱く人は多いかもしれません。

それでは足利義政が応仁の乱では

何をしていたか。

中立の立場で止めようとしていた。畠山義弘はたけやまよしひろ御内書ごないしょ(私的な書状の形式を取った公文書)で分国へ帰ってもらおうとするが山名と手を結んでスルー。

講話案など出して争い事を終わらせようとした。

その行動が優れたかは別の話になるが。



ちなみに弟の足利義視は、この有事を利用して次期将軍を固めようとして武功を立てようとした。

兄と違い戦いで活躍しようとした。日野富子は将軍を義尚を望んでいたため反発を買う。

結局、孤立した足利義視は今出川殿いまでがわどのに戻る。

応仁記より。

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