応仁の乱

第18話―将軍右腕イセサダチカ―

まずは乱と変を説明したいと思います。

[変]――将軍、天皇、皇族が不当な立場に置かれた。

意味2――政治上の陰謀事件

[乱]――反逆事件。謀反。

意味2――内乱

以上です。さて、ここから応仁の乱を大まかな解説をします。


[応仁の乱は将軍職ではない]

8代将軍の足利義政あしかがよしまさは弟の義視よしみを将軍にしようと呼びが息子の義尚よしひさが誕生したことから争いの火種となった。とありますが、

実は義尚の母親の日野富子ひのとみこは義視を義尚が成長するまで一時的に将軍職を任せるつもりでした。理由は義視の妻は日野富子の妹さんだからです。

しかしそうは問屋は卸さず、足利義政の右腕で義尚の教育係である

伊勢貞親いせさだちかが一時的ではなく義政を継続してもらい後に義尚を継いでもらおうと考えていた。


[文正の政変]

文正ぶんしょう政変せいへん(1466年)に起きた伊勢貞親が偽りの讒言ざんげんで足利義視を謀反を起こした。助けを求めたのは細川勝元ほそがわかつもと山名宗全やまなそうぜんが2大大名にである。二人は諸大名に抗議により伊勢貞親を失脚させた。

気づいている人はいるだろう。

山名宗全と細川勝元は西軍、東軍の総大将で争うことになる。

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