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青い箱にしまったまま、心から消し去ろうとしていた青春時代の出来事…。
胸に直撃です。
特に「それなら本当に良かった」と「そっか、行ってみようかな」に。
回想シーンと会話の中にしか出て来ない小夜ちゃん。なのに物語を通してその小夜ちゃんの明朗さや清らかさといった光の部分がすごく強くて…。読んでいて楽しかったです。
往復はがきが灰にならなくて本当に良かった!(^_^)
作者からの返信
美和子が感じた小夜の光を同じように感じて頂けた、ということですね。ありがとうございます。
最初にイメージしたときは、「小さな罪」の象徴である「ある物」を燃やしているところでした。
それが「サヨナラ」するシーンのはずで、そこをゴールに見据えてお話を創っていったはずなのですが、気がついたら美和子は往復はがきを除けてカバンに仕舞っていました(笑)。
実際にキャラを動かしてみたときに行動が変わることはよくあるのですが、この短さでそうなったことに我ながら驚きでした。
ですので灰にならなくて良かった、と言って頂けて嬉しいです。
コメントありがとうございました!
確かに小さな棘のようなチクチクとした想いは罪。奪った訳でもない、けしかけたという程でもない。でも、お互いに言わなかったけど、実は気づいていたのでしょうね。
でも、小さな詰みを抱えたまま生涯を過ごさなくてよかった。小夜さんとの再会、うまく行くといいですね。
作者からの返信
実は気づいていた、そうですね。
小夜はどれぐらい気づいていたんだろう?
小夜側を書くとまた別のストーリーになりそうなのですが、ここは書かずに想像に任せた方がいいのかな、と思っています。
現実でも「あのときこう言えていれば……」というようなことがありますが、それが解消できる機会ってそうは無いんですよね。だから言葉は大事にしないといけないんですけれども。
今回はちゃんとサヨナラするところまで書くことがお題に沿うことだと思ったので、書けて良かったです。
そして抱えたままにならずに済んで良かった、と言っていただけて私の方がホッとしました。
コメントおよび丁寧なレビュー、ありがとうございました!
こんにちは。
読んでいて、僕はちっとも悪くないのに、小夜さんにすこーし罪悪感を感じてしまいました。
ちくっと、残る。残るから、ハガキも捨てられなかった。この感じがすごい良いです。
読後感が、段々涼しくなってきた、少し寒いくらいの夕方から夜にかけての9月の、暗さを想像しました。ベランダでBBQ!!
美和子さんと小夜さんの2人の友情は、第2章へ続きますね。子供の頃の友情も良いですが、大人になってからの友情もまた、乙なものですねぇ。
ちなみに、タイトル。
「小夜なら、小さな罪」だったりしますか?笑
作者からの返信
美和子が感じた罪悪感を感じてくださったのですね。
ありがとうございます。
小さな罪、ということで本当に極小の棘のようなものをイメージしてこのお話を書いてみました。
美和子は多分、お惣菜を買いに行きます。でもきっと、あのときのことは謝らない。謝るのは、同窓会の返事を出さなかったこと。
>「小夜なら、小さな罪」だったりしますか?笑
……はあっ! Σ(゜д゜;)
名前はあまり凝らずにいつも適当に決めるのですが、そうか、何で「小夜」がしっくりきたのかって、そこにあったからか!
何だか、クイズ番組でちょっと前の誤答を
「聞いたことがある! ○○でしょ!」
と自信満々に答えたおバカキャラの気分。
「それはさっき言ったからや!」
バリに言うなら
「それはタイトルに書いてあるからや!」
ですね。
恥ずかしい~。(*ノωノ)
コメントありがとうございました!
はじめまして。現代ドラマ書きで、好きでもある私に合った作品でしたので引き込まれました。
うーん、会いに行くべきなのか…でもその頃のこと抜きで会いに行っても表面的には平気なのかな?どうなったかも気になります。
作者からの返信
作品の世界観を味わっていただき、ありがとうございます。
そうですね、会いに行くべきかどうかはどうなんでしょうね?
今回は「会いに行こうかな」と美和子が思えたことが大事だったかな、と思っています。
この先ですか……難しいですね。
お惣菜屋に顔を出して「はがきを返信しなくてごめんね」ぐらいは言うんじゃないかな、と思うんですけど。
職場ならあいさつ程度、深い話はできないですしね。(←妙に想像がリアル(笑))
さて、その先はどうですかね……?
コメントありがとうございました。