哀
姫乃華奈
第1話
雲に隠れた夕日に照らされ
初夏の風を浴びながら流れる川
波の様に水面を揺らすそれは万華鏡の様に模様が変わる
そんな流れを感じ身体を自然に溶かす
雲に隠れた夕日に照らされ
初夏の風を浴びながら流れる髪
羽の様に髪を揺らすそれはヒトの表情を哀しくさせる
今の彼女の心を表すかの様に
自然は見る
風は溶ける
水は流れ
雲は姿変える
彼女は気付くか
死して尚、自然に成れぬ事…
哀 姫乃華奈 @hime837
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