空の犬小屋
■どうでもいいこと雑談室 room254■
507 :ななしの生徒さん
リアル犬が苦手すぎて(写真を見るのは好き)庭先に犬小屋がある家を見ると身構える。
でも最近いつも身構えてる通学路コースにある家の犬小屋が長いことカラなことを知った。
508 :ななしの生徒さん
犬は嫌いじゃないが、無駄吠えする犬がいる家の前を通らなきゃならんときは緊張する。
不意打ちホント嫌い。
ゲームでもおどろかし系はマジで嫌い。
509 :ななしの生徒さん
カラの犬小屋ってどういうこと?
犬死んだのにまだ残してあるってこと?
それとも犬じゃない別のなにかを飼っているってこと?
510 :ななしの生徒さん
すーぐ不穏な方向に持って行く輩、嫌い。
511 :ななしの生徒さん
>>509
俺んちもしばらく空の犬小屋残しておいたんだけど、オッサンの幽霊が住みつくようになったんで撤去したよ。
空の犬小屋を庭に設置したままにしているやつは、今すぐ撤去した方がいい。
512 :ななしの生徒さん
>>511
>オッサンの幽霊が住みつくようになったんで
????
513 :ななしの生徒さん
なんでおっさん住みついちゃったの?
意外と住み心地よかったの?
514 :ななしの生徒さん
>>513
前世がホームレスで屋根ついてりゃどこでもよかったのかもしれない・・・。
515 :ななしの生徒さん
>>511
kwsk
516 :ななしの生徒さん
かわいいわんこじゃなくてオッサンが犬小屋から出て来たら絶望する。
517 :ななしの生徒さん
>>516
絶望するっつーか単純にこええよ。
518 :ななしの生徒さん
>>511
kwsk!
519 :511
>>511だけど、詳しくも何もさっき言ったことでほぼすべてだよ。
でもkwskって言われたから詳しく書いてみる。
うちでは長いことビーグル犬(名前はジョン)を飼っていたんだけど、俺が中学生のときに寿命で死んじゃったんだ。
ジョンは庭に設置した犬小屋で暮らしていた。
で、ジョンが死んじゃってからも犬小屋はそのままにしてた。
明確な理由はない。
たしかにジョンが死んじゃって名残惜しい気持ちはあったけれど、最大の理由は面倒だったからだと思う。
結構しっかりした作りの大きな犬小屋だったからさ。
解体するならそれなりに準備して取りかからないとなーみたいな話はしていた。
あるとき、俺は犬小屋になにかがいることに気づいた。
ちなみに霊感があるのは俺んちでは俺だけ。
俺は犬小屋にいるなにかが生きてはいない、つまり幽霊とかの類いだと気づいた。
怖いという気持ちはなかった。
自然と「ああジョンが帰ってきてるんだな」と思った。
気配はたびたび犬小屋に現れたが、姿は見ていなかった。
そんな感じの中、高校に上がってバイトを始めたものの、あるときめちゃくちゃに失敗した。
もちろん店長からはこっぴどく叱られて、めちゃくちゃ落ち込んだ。
ちょっと泣きそうになりながら家に帰ったとき、ふと庭にある犬小屋に気配があることに気づいた。
俺はジョンに慰めて欲しくて、「ジョーン」と生前のようにジョンの名前を呼んで犬小屋に近づいた。
そしたら見知らぬオッサンがほふく前進しながらすごい勢いで犬小屋から出てきた。
俺はおどろいて「ヴァェッ」みたいな声を出して飛びのいた。
オッサンはほふく前進の体勢で俺の顔を見上げると、さみしそうな顔をして、ふっと消えた。
次の日曜日、俺は半日がかりで犬小屋を解体した。
で、それ以来視界の端でたまーにその見知らぬオッサンを見ることがある。
特に悪意は感じないんで放置しているんだけれども・・・・あれはジョンなんだろうか?
いずれにせよ変なものが住みつく可能性があるから、空の犬小屋は早めに撤去した方がいいと勧めておく。
520 :ななしの生徒さん
取り憑かれとるやんけ!?
521 :ななしの生徒さん
愛犬の幽霊だと思ったらおっさんでしたとか、泣く。
522 :ななしの生徒さん
ジョンという名前からにはジョンは男なんだよな?
となればオッサンの姿で現れるのはおかしく…いや、おかしいな。
オッサン=ジョンと仮定してもなぜ馴染みのある姿で出てこないんだって話だよな…。
523 :ななしの生徒さん
>>522
人間の姿で出て来たら喜ぶと思ったんじゃね?
知らんけど。
524 :ななしの生徒さん
あるいは自分のことを人間だと思い込んでいるタイプの犬だったとかはどう?
525 :ななしの生徒さん
>>519
おっさんってどんな感じなの?
ハゲてる感じとか、ダンディな感じとか。
526 :ななしの生徒さん
オッサン=ジョンだったら守護霊とか背後霊とかになったってことなんだろうか・・?
527 :ななしの生徒さん
オッサン≠ジョンだったら怖すぎない?
528 :ななしの生徒さん
男子高校生にストーカーするおっさん幽霊……か。
529 :511
ジョンは名前の通りオス。
オッサンはバーコード頭にさして特徴のない、万人が想像するようなオッサンの顔したオッサンだよ。
上半身は裸で、下半身には水色と白のボーダーのパンツ?を穿いてる。
530 :ななしの生徒さん
変質者じゃん。
まごうことなき変質者じゃん。
531 :ななしの生徒さん
普通だったら亡くなった愛犬と涙の再会!みたいな話になっていたはずなのに・・・。
532 :ななしの生徒さん
涙も引っ込むわな。
533 :ななしの生徒さん
別の意味で泣ける。
.
.
.
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。