自称霊感持ちの痛いやつ

■どうでもいいこと雑談室 room254■



16 :ななしの生徒さん

「自称霊感持ちの痛いやつ」ってどこにでもいるよな。



17 :ななしの生徒さん

この学園、神秘科があるからそういうやつはいないだろと思ったら普通科にいて笑った。



18 :ななしの生徒さん

え?普通科にそんなやついんの?

草。



19 :ななしの生徒さん

>>18

普通にいるよw

神秘科がなんなのかわかってないのかなって思ったら、なんか国家権力?に邪魔されて入れなかったとか言ってるらしいw



20 :ななしの生徒さん

国家権力wwwwwww

どんだけすごい霊感をお持ちなんですかねwwwwww



21 :ななしの生徒さん

厨二病乙。



22 :ななしの生徒さん

そんなにすごい霊感の持ち主だったら真っ先に神秘科に突っ込まれるよな。普通は。



23 :ななしの生徒さん

すごい霊感持ちで無理矢理神秘科のあるこの学園に入れられた生徒がいるって噂、マジなんかな?



24 :ななしの生徒さん

>>23

いても賢明な人間であればわざわざ吹聴せんだろ。



25 :ななしの生徒さん

霊感持ち=賢明な人間とは限らんけどな。



26 :ななしの生徒さん

でも霊感が強い人は我々凡人とは情報量が違う分、無駄な動きとかしなさそうなイメージ。



27 :ななしの生徒さん

わかる。

あと強い霊感ってなにか俗事に使うと消えるとかいう話も聞くし。



28 :ななしの生徒さん

当て物が得意な霊感持ちがギャンブルに能力使った途端、普通の人になっちゃったとか聞くよね。

本当かは知らんが。



29 :ななしの生徒さん

そういうのってなんらかの加護が由来なんだろうね。



30 :ななしの生徒さん

でもなかには自称霊感持ちが嘘がバレないようにそういうこと言ってる場合もある。

ソースは小学校時代の霊感女。



31 :ななしの生徒さん

わたしなんか霊感持ってて一個もいいことなかったから、霊感持ちを自称する奴はなに考えてんだろうと思う。



32 :ななしの生徒さん

>>31

霊感(嘘)以外に他人より少しでも秀でた部分とか誇れるようなものが一つもないんだよ。察してやれ。



33 :ななしの生徒さん

容赦なさすぎて笑った。



34 :ななしの生徒さん

痛い自称霊感持ちってどこ行ってもいるよね。



35 :ななしの生徒さん

>>34

この学園にもいるらしいからな。

しかしああいうのは変なのが寄ってきてもどうしようもできないから、近づかんのが吉。



36 :ななしの生徒さん

>>35

そして自称霊感持ちであるがゆえに変なものが認識できずどんどん事態が悪化して行くという・・・。



37 :ななしの生徒さん

怖い話したら幽霊が寄ってくるという有名な話を知らんのかね?



38 :ななしの生徒さん

>>37

そういうやつは知っていても自分は大丈夫だと思い込む。



39 :ななしの生徒さん

>自分は大丈夫だと思い込む。

霊感云々関係なく、そういう人間は多いよね。地震とかさ。



40 :ななしの生徒さん

霊感持ちでも「自分は大丈夫」と思い込んで、結果目も当てられないことになるのは、ある。

というか私の友人がそうなった。

上でも出ていた「自称霊感持ちの痛いやつ」の嘘に付き合って、その友人は私の友人じゃなくなった。

今でも止められなかったことを後悔してる。



41 :ななしの生徒さん

詳細希望。



42 :ななしの生徒さん

そーいう野次馬根性を刺激する書き方はよくないと思うなー。

詳細クレクレ。



43 :ななしの生徒さん

>>40は構ってチャンなの???



44 :40

そう。構ってちゃんだと思うw

詳細知りたい人のためというよりは、注意喚起も兼ねて書いてみる。



45 :40

「自称霊感持ちの痛いやつ」ってどこにでもいるよね。

私の中学にもそういう子はいた。

でも周囲はまったく信じてなかったんだよね。

それどころかこのスレみたいに「痛いことしてるwww」って感じで嘲笑されてた。

私はここに書き込みしてる時点でわかると思うけど、神秘科の生徒で霊感持ち。

それで中学時代には同じ霊感持ちの友達がいた。

以下、この友達のことはA、自称霊感持ちの子のことはBって書く。


Aは優しい子だった。人の悪口とか全然言わない。(もちろん陰ではどう思ってたかなんて知らないけど)

私と同じ霊感持ちだったけど、Aは私より断然力は強かった。

特に直感が鋭くて、Aの言葉に従って悪くなったことってなかったんだよね。

たとえば突然「この道はダメだ」とか言って回り道をしたら歩道に車が突っ込む事故があったりね。

ありきたりかもしれないけれど、そういうことが多々あったから、私はAの霊感を信頼してた。

でも、同時にAの直感からくる意見には逆らえなかった。

というか、逆らう云々を考えることすらなく、私は思考停止して

「Aが言うんならそうだろうね」

「Aが言うならそうしよう」

って感じの人間だった。今は本当に後悔してる。

中学生という年齢を差し引いても、私、なにも考えてなさすぎだろって思う。


続く。



46 :40

続き。


中学二年生の時にクラス変えがあって、「自称霊感持ちの痛いやつ」として有名なBとクラスメイトになった。

Bは霊感がそんなにすごくない私から見てもヤバいやつだった。

常になにかしらの浮遊霊を憑けているんだよね。

でもBは霊感どころかいわゆる零感ってやつみたいで、全然気にしてないみたいだった。

浮遊霊をくっつけてるせいで、私は実はBの顔をよく知らない。

浮遊霊に邪魔されて、Bの顔がよく見えなかったんだ。

つまり、顔が覚えられないくらいBは常に大量の浮遊霊をひっつけていたってわけ。


Aは私より霊感が強かったから、もちろんBの浮遊霊なんかは見えていて、よくBの心配をしてた。

私はBみたいな痛いやつの心配をするなんて、Aって優しい子だな~とのん気に構えてた。

正直、Bは痛い目見ればいいと思ってた。

こういう「自称霊感持ち」のせいで、本当の霊感持ちも「痛いやつ」扱いされることってあるしさ。

ここのスレの住民みたいに傍観して、遠くから私も内心ではBを笑ってた。

表に出さなかったのは、優しいAに嫌われたくなかったから。

でも普通に言えばよかったかもしれないと今は思ってる。

もしかしたら、もしかしたら私の態度を見てAも同調したかもしれないし。

そんなAは見たくないと思う一方で、そうなればよかったのにとも思う。


続く。



47 :40

続き。


なんか長くなっちゃったから結論から書く。

Bは死んだ。Aは狂っちゃった。

Aは今では完全な廃人で、親友だって言ってくれた私のことももうわからない。

なにがあったのか詳細は今でもわかっていない。

たしかなのは、優しいAが、悪いものを引き寄せ続けてついに限界がきたらしいBを助けようとしたことだけ。

私はAにはなにも相談されなかった。

もしかしたらAは自分が廃人になってしまうことをわかっていたのかもしれない。

それでもAは優しかったから、どうにかBを助けようとしたんだと思う。

Aは遺書みたいな書き置きを残していたから、推測できるのはそれくらい。

なんで大人に相談しなかったのかはわからない。

ただAの霊感は直感が強く出てるものだったから、感受性が鋭くて、悪い幽霊の影響をもろに受けてしまって、狂ってしまったんじゃないか、という話は聞いた。

Bは…ちょっとここには書けないような死に方をした。

書いたら普通に特定されそうなんで…ここには書けない。ごめん。


ここで書かれてたみたいに、Aはやっぱり「自分は大丈夫」って思っちゃったんだろうなと今なら冷静に考えられる。

あの簡素な書き置きだって、一応、って感じで置いて行ったんだろう。

でも書き置きを置いて行った家にはAは一度も帰れていない。


なんか、当時の心情とかがあふれてきて支離滅裂になってきたし、どう〆ればいいのかわからなくなってきたから、もうここで終わりにする。

長文失礼しました。



48 :ななしの生徒さん

>>40

長文乙。

でも言っちゃあなんだがAもBも軽率、自業自得って感じがする。



49 :ななしの生徒さん

俺も>>40がなんでそんなに気にしてるのかわからん。

Aはヒーロー(この場合はヒロイン?)気取りでBを助けようとして巻き込まれただけだろ?

Aも「痛いやつ」だと俺は思う。



50 :ななしの生徒さん

あんまりきついこと言ってやるなよ。

40にとってはAは親友だったらしいし、「自業自得」とか理性で思っても心情的には割り切れなくても無理はない。



51 :ななしの生徒さん

でもBは自爆しただけだし、Aはわざわざ自爆するとわかっていたやつのそばに寄って行ったって印象しかない。



52 :ななしの生徒さん

Bは自業自得と言えど、死んじゃってるからなあ・・・。

なんか悪しざまには言いづらい。



53 :ななしの生徒さん

Bは本当に生きてても死んでも周囲に迷惑をかけるやつなんだな。



54 :40

このまま名無しに戻るつもりだったけど、最後にちょっとだけ。


Bが死んだのが一番後味悪いかもしれない。

私はBがちょっと痛い目を見て、いつか中学時代のことが黒歴史になればいいと思ってた。

別に、死んで欲しいとまでは思っていなかった。

でもあんな死に方をしてしまったのが…本当に今でも後味が悪くて。

Bの家族はBの葬式も上げずに逃げるように引っ越して行った。


Bが死んだあと、クラスのだれもBの話をしなくなったんだよね。

中にはBのことを直接的に嘲笑ったり、逆に信じているふりをして煽ったりしていた人もいたから。

Bは嘲笑われるたびに頑なになっていって、煽ってるだけの人間を自分の信者だと思っていたらしかった。

つまり、Bが死んだ責任みたいなものをクラスメイトたちは感じていたってわけ。


でもじゃああのときどうすればよかったのか、今でも結論は出せない。

本気でBと向き合って、「霊感ごっこなんてやめようよ」って言ってあげればよかった?

それともBを徹底的に避けて関わり合いにならなければよかった?

そういうのをこのスレの流れを見てどうしても思い出してしまって書き込んだ。


これで本当に最後。

私は名無しに戻ります。

また長文になってしまったから、ウザかったらスルーしてください。

それじゃ。



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