狼さんと一緒♪
ねむりねずみ@まひろ
狼さんと一緒♪
⚠️注意事項⚠️
■CAS生声劇、Skype劇、ボイスドラマ、イラスト作成、演劇、朗読など、金銭の絡まない物に対しては、無償でお使い頂けます。
イベントで販売したい、お客様を呼ぶ演劇に使いたい、など金銭の発生する物は、別途ご相談ください。
■キャラクターの性別は、絶対ではありませんが、世界観を壊すような無理な変更はやめてください
■ CASで声劇する場合、事前に教えて頂ければ聞きに行けるかもしれませんので、よかったらご連絡ください!
Twitter→ @nanakoenana
【キャラクター】
狼さん→ 優男。巧みな話術で色んな女性を虜にしてきた。自分から行く割に、来られると弱い
「4姉妹」
赤ずきん→純粋な末っ子。狼さんに惑わされて好きになったものの、狼さんは本気じゃ無かったことを知って悲しんでる
白雪→透き通るような白い肌をもつ2女。穏やかな性格で、森の動物達とお話しできる
グレーテル→知恵と勇気のある3女正義感がつよく、何よりも家族を大切にする
おやゆび→とても小さな女の子。4姉妹の長女。見た目とは裏腹に少々口が悪い
コピペ用キャスト表
狼さん♂:
赤ずきん:
しらゆき:
グレーテル:
おやゆび:
以下台本
- - - - - - - - - - -
3人「なんですって?!」
おやゆび「あーちゃん今…なんて言ったのかしら?」
白雪「お姉様…怒りで声が震えてるわよ?」
グレーテル「そういう白雪ねー様も、笑顔が固い…」
白雪「あら、私ったら」
おやゆび「あったりめーだろ!うちの大事な末っ子が泣きながら帰ってきたんだぞ!?一大事だろうが?!?!」
グレーテル「そこは、同意。あーちゃん、どうしたの?おねーちゃんに話してみて?」
赤ずきん「…あのね、この間森でお散歩してたらね…狼さんと出会ったの」
3人「狼?!」
回想シーン
狼さん「やあ、そこの麗しの彼ー女!」
赤ずきん「え?…きゃっ…狼さん…?」
狼さん「おっと、怯えないで?僕は君にけして危害を加えたりしないよ、ほらその証拠に…みて?僕の爪は鋭いだろう?君のきれいな肌を傷つけないように、手袋をはめてきたんだ」
赤ずきん「まあ、そうでしたの?」
狼さん「だから…ほら、君のきれいな肌にもふれられる、その赤い頭巾の下に隠れている煌びやかなプラチナブロンドの髪にも…ちゅっ…ね♪」
赤ずきん「っ…恥ずかしい…です」
狼さん「照れてる顔も…可愛いよ」
回想終了
白雪「随分とチャラいのねー」
おやゆび「………」
グレーテル「大変!おやゆびねーさまが、怒りでワナワナしてる!!」
赤ずきん「それで、狼さんと毎日出会うようになって…優しい彼の事だんだん好きになっていったの…それでこの間すきって伝えたら…」
白雪「伝えたら?」
狼さん「本気にしちゃった?ごめんね、僕本命は作らない主義なんだ、本気になったからにはもう会えないね、さよなら麗しのお姫様」
おやゆび「…ちょっと〆てくるわ」
グレーテル「まって!!その事には同意だけど、まって!?やるやら徹底的にやろう。」
白雪「私も協力するわよーラララ~♪ この子達も一緒に…ね」
おやゆび「具体的にはどうする?」
グレーテル「それはね…まずは白雪ねーさまがここで…おやゆびねーさまはこっちから…その後、私が…あ、もちろんあーちゃんにも協力してもらうわ」
白雪「あら、中々えぐいわねぇ」
赤ずきん「ぐすん…おねー様…」
おやゆび「まかせな赤ずきん、世界一大事なあんたを傷付けた奴は…あたしらが潰してやっから!」
グレーテル「よし!作戦かいし!!」
4人「おーー!!」
狼さん「ふんふーん…どこかにいい女は居ないかなぁ?この間の赤ずきんは惜しい事したなぁ、まー、まだ子供だし突き放しちゃったけど、あれは成長したら、いい女になるね、間違いない!」
おやゆび「居た…アイツだな呑気に散歩なんてしやがって…」
グレーテル「それじゃ、白雪ねー様!手筈通りにね!!」
白雪「おっけー、行ってくるわぁ」
狼さん「ふんふーん…痛っ…なんだぁ?木の実?」
白雪「ふふふ、可愛い狼さん…こっちよー?…ほら木の実をどうぞ…」
狼さん「……うぉっほん!これはこれは素敵なお嬢さん、僕は貴方を見つけるために生まれてきたんだろう…この出会いは運命かな…」
白雪「まぁ、お上手ねぇ」
狼さん「僕はお世辞なんて言わない主義なんだ、嘘はけしてつかない、陶器のように白い肌…美しい黒髪そして!真っ赤な唇…どれをとってもパーフェクトさ…あぁ、お嬢さん貴方の名前は?」
白雪「ふふふ、知りたかったらもっと近くに寄ってらして?」
狼さん「そうだね、女性との距離を開けるなんて失礼だった、今すぐそっちに行くよ!」
白雪「今よ、リスさんたちお願~い!」
狼さん「へ?うぎゃああ!!痛い痛い痛い!!!助けてくれぇぇぇー」
白雪「ふふふ…天誅♪」
赤ずきん「白雪ねーさま凄い!」
グレーテル「さすが、森の動物と仲良いだけあるわ、すんごいリスの数。あの数に木の実投げられたらそりゃ痛いわ…」
赤ずきん「あ、狼さんがおやゆびねーさまの方に行ったわ!」
グレーテル「よっし!作戦第2弾いくわよ!」
狼さん「痛たたた…ひぃあちこちアザになってやがる…いったい何だったんだ…」
おやゆび「狼さん狼さん?怪我してるの?」
狼さん「ん?…これはこれは…とても可憐なお嬢さん、そうなんだ…ちょっと怪我をしてしまって」
おやゆび「それは大変!今すぐ手当してあげるからそこに座って?」
狼さん「ありがとう、あぁ…この傷の痛みも君の優しさと可憐さに忘れてしまいそうだ…」
おやゆび「ふふ、変な狼さん」
狼さん「笑った顔も可憐だね」
おやゆび「ね…狼さん…どこが痛い?」
狼さん「…唇かな、よかったら君のその可憐な唇で僕の傷を癒してくれないかい?」
おやゆび「ふふふ、じゃあ…目を瞑って?」
狼さん「うっひゃぁ!瞑る瞑る!」
おやゆび「じゃあ…行くわよ…」
狼さん「んぶぅ?!ちょっ、君可憐な顔に見合わず随分激し…んぁ?、ちょっまっ…なんか…生臭……ほぁぁぁぁ?!?!?!がまがえる?!?!?!」
おやゆび「ついでに痺れ蛙の体液もプレゼントしてやらぁ!!」
狼さん「ぎゃぁぁぁぁ!!痛い痛いっ!!傷口にチクチクするぅぅぅ」
おやゆび「はっ!一昨日きやがれ!!」
赤ずきん「おやゆびねーさま凄いっ!」
グレーテル「最後はこっちに来るわよ、いい?赤ずきん…手筈通りに!」
赤ずきん「うん、グレねーさま!」
狼さん「痛てっ…痛てっ…痺れがっ…」
グレーテル「そこの狼さん…竈の調子がわるくて見て貰えないかしら?」
狼さん「おやすい御用さ、シルバーブロンドの美しいレディ…今みてあげるよ!この外にある竈かい?」
グレーテル「そうなの、上手く火が付かなくて」
狼さん「何か詰まってるのかな?…何も無いようだけど…」
グレーテル「もっと…よくみて…よっ!!」
狼さん「うわぁぁあ?!熱ちちちち!!!」
グレーテル「さ、鍵閉めちゃおっ♪」
狼さん「ぎゃぁぁぁぁあ!!あっちーあっちぃ!!マイレディ?!プレイにしては、あっちぃ!!過激すぎなぃかいっ?!」
グレーテル「あらそう?狼さんこういうの好きかと思ったのに…じゃあもっとハードなのに…」
狼さん「とんでもないっ!!もう暖炉は治ったようだから、僕はお暇するよぉぉお」
おやゆび「逃がさねーよ」
狼さん「へ?」
白雪「乙女を前にして逃げるなんて…酷いわ狼さん」
狼さん「へぁ?!君達は…さっきの…」
グレーテル「もっと遊びましょうよ?」
狼さん「いや僕はもう…」
赤ずきん「狼さん…」
狼さん「はっ…君は赤ずきん…たっ助けてくれないかい? 君は僕のこと好きだっただろう?この窮地を脱したら、君とお付き合いしようじゃないか!!」
赤ずきん「…狼さん、私…ここまでヘタレな人はちょっと…貴方とはもう二度と会いたくないの…ごめんね?さよなら愛しの王子様?」
狼さん「へ…そんなっ?…あっまって?!…ちょっ…来ないでっ…あぎゃぁぁあぁぁぁあ!!!」
赤ずきん「こうして、悪い狼さんを退治した麗しの4姉妹は、その後も仲良く暮らしましたとさ、めでたしめでたし」
おやゆび「はっ、これに懲りたら二度と顔見せんじゃねーぞ!」
白雪「さぁ、かえりましょう」
グレーテル「あーちゃん、いこ!」
赤ずきん「うん、今行くー!」
狼さん「ぐすん…女って…怖い😱」
狼さんと一緒♪ ねむりねずみ@まひろ @sibainu_uta
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます