第2話

成長したいと願いつつも、成長してしまったら今までの私を殺してしまいそうな気がしてならない。あの頃の私があって今の私があるのは当然。だけど、こんな生い立ちをし、人とかなりスタートが遅れてしまった私が、過去に囚われず、それを糧にし生きることなど、本当に可能なのかと思ってしまう。

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