自己プロデュース

きっと少なからず誰でもしている。


あなたはどれですか?


・社交的な人間

・明るいキャラ

・悪羅悪羅系

・不思議ちゃん etc.


それは上手く演じられています?


素性の知れない、掴み所がない人物像でたわむれるのは、

伸るか反るかで危険を伴いリスキーである。


仮に謎めいたキャラに憧れた場合、

『ベールを被り多くを語らない姿勢を貫くばっかりに

 我がの首を絞める方向にしか物事が進まない』

と悩む事間違いなしだ。


生半可に他者との交流を拒んでいるのなら自分の作品に

𠮟咤激励してくれる相手に巡り合うチャンスを棒に振る。


「これのどこが良くないと思います?」とも聞けず、

「あれのあそこが良い所でした♡」と褒められない。


弱味を見せず弱音を吐かない事が仇となり、

教えを乞うてアドバイスを貰い長所を伸ばす機会を逃す。


その結果、自らで飛び込んだくせに一人で苦しみ己を嫌い、

手にしたものが隙間からこぼれる。

それまで浸かっていた世界が好きなのに。


何も全てをさらけ出す必要は無いが、

固定観念に囚われた振る舞いを貫く必要もない。


マズいぜ、このままそのパーソンにしがみ付くのは。



ここまで書いた人物こそ、


あぁそうさ、お察しの通り……俺様の事だよ。

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