怪談・霊能

「これは、友人の話なんだけど……」

とかで始まるアレとか、


「ここには子供の霊がいますね……」

とかを言い出す人物とかさぁ~


『なんでもアリ』じゃん!

どっちも確認の仕様がないじゃん!


前者は、何を語ってもこちらが裏取り出来ない。

後者は、何を発してもこちらの目視が出来ない。


仮に前者に対して、

「誰だよソイツ。会わせてくれよ」

って呼びつけようとしたら、

「いや、正体は明かしたくないみたい」

みたいな❝はぐらかし❞を喰らったり、

もし当人が目の前に現れたとして、更にその場所に連れて行っても、

「私は見ました」って言われたらそれまで。

何せその見たってモノが、その場に存在する有形な物じゃないからこっちが見える筈も無い。

これは後者にも当てはまる。


いいよ。両者とも身内程度で留まる範囲ならばね。


けど、これで賃金を貰っているのはおかしくない?


腹立たしいのは荒唐無稽で金を生み出すって事。


同じ理由でYouTube等の『本当にあった○○な話』系も腹立つ。


ただ、講談師ばりの語り口調で怪談話をする人は除外。


それは、一流俳優並みの表現力や怖がらせる構成力などのスキルやテクニックに金を払う価値があるから。


怪談話の類は、自ら好き好んで触れているなら別にいいけど、

霊能力的な力があるってやつは信用できないし許せない。

何だか、ただ怖がらせてるだけの様にしか見えない。


「除霊します」なんて言い出して、

「終わりました」で金を貰ってたら最悪。


だから前出で挙げた人間達も含めて、この手の商売を生業なりわいにしている奴等に対し私はこう思う。


「もっともらしく、あたかも事実だと言い張るのは違くないかな」って。

「『ウソで懐が暖まる』そんな楽な商売間違ってる」って。

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