第4話 中学校

中学校はもちろん校区が同じなので一緒の中学校。

朝や帰り道は自転車で一緒に帰ったりもした。

思春期なのでお互いだんだん意識もしはじめた。

でもお互いまだ思いを打ち明けることなく日々の二人で過ごせる時間を楽しんでいた。

校外学習、修学旅行などいわゆるデートとなるものは後々の感動的な思い出になった。

修学旅行は東京ディズニーランド。

二人別々のグループで初のディズニーランドを思い思いに楽しんだ。


高校生では高校受験が必要となる。

葵も純も頭は同じくらいのレベル。

「高校はどこにするの?」

「秘密。」

純はそういってどこへ受けるかは教えてくれなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る