存在罪と、贖う白鳥ーーだれか私を認めて

暇の三

第1章聖なる炎を維持しようとする献身(壁宿)


、、、一族として「優劣」を競うときできる事って何がある


例えばーーその土地の独特のルールにのっとり、独特な戦い方で勝つ、とか、かな


「、、、なんで」


ーーーー後継者争い、で負けた

「9歳」の女の子に


くりくりしたおめめに、花柄の着物がかわいい女性だーーはいているわらじがよく似合っている


少し細めの肢体に、短髪のいわゆる「おかっぱ」というやつだ



自慢ではないが、彼女はいわば「万能型の天才」と呼ばれる人間である


年齢はーー29アラサーである、組織内部でも多大な功績をあげ

ゆくゆくはトップにまで、上り詰めようという人物である


だがーー「敗北」


父上が何の後継者にしようと考えてたか知らんが、、、「料理」「舞」などで

低い点数を取ってしまった


(、、、必ず、かつーー次こそは)

ただし、問題はーー「勝てる」と思って、具体的に何の勝負をしたか覚えていないということである


でもーー(、、、9歳の子に負けたなんて、プライドが許さない)

そういうことになったのだった


ちなみに、「勝ったほう」は、若すぎるためーー「もっと大きくなってからの「再戦」」というさとされかたをされて


ーー家に帰っていった


、、、「審判者」の賢明な判断だがそれを、「なめられてる」と受け取ってしまうあたりプライドが高い


、、、そして、向島火垂むこうじまひたるは、自分の組織の下っ端を呼び出した

「えー、、、となんですか」ぼげしなぐられる

「あなた「神器」探してる、、、ーーそれをすることにより力を蓄え、「あの女」に勝つ)


(、、、なんかわかんないけど、協力してくれるのならうしれいな)


ーー「神器」とは、かって「鬼」が伝えし技術で作ったという「27」つの

「異能」を持つ道具のことである


ーーなぜ、それを集める必要があるのか、それはーー

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