第12話 出会った相棒??
やっとの思いで部屋に戻り、カギを閉めた。
しかし、「危険」な状況である事には変わりない。
脅迫現場や脅迫男の部屋(アパート)は、
約50メートルと超生活範囲である。
当時、借りていたアパートの駐車場より近い距離にある。
これから夜を迎え、また次の1日が始まる。
数日は油断を許さない状況だ。
そこで、友人のHにLINEで相談してみた。
「ヤバい男とモメ事になった」
「防犯グッズを買いたい。」
「使い方が簡単で強力な防犯グッズのおススメはある?」
「警棒?催涙スプレー?サバイバルナイフ?」
返ってきた答えは、
「マジ、○チガ○は相手しない方がいいですよ。」
(んー答えがちょっとズレている)
私は相手する気は無いのだが・・・
あっち(脅迫男)から、何かしら嫌がらせや、
集団で襲われたら困るから相談しているのだ。
とりあえず警棒を某ネットサイトからポチっと購入した。
サバイバルナイフは夕方から夜に買いに行った。
コロンビアナイフの「ブラックラバー・ハンドル」
・・・・というモノが万能だと情報を得てキャンプ専門ショップへ。
折り畳みではなく、カバー付きのナイフでなければ即効性に欠けるので
噂のコロンビアナイフのナイフを買った。
1万円位するモノなのかと思ったら2000円~5000円もあれば、
色々なナイフを買える事が分かった。
(値段の上限をなくせば、見た目も切れ味も素材も凄いナイフも手に入る)
コロンビアナイフと言うのは、
キャンプをする人達からするとかなり有名なナイフらしい。
見た目は超かっこいい!
オールブラックな粋なヤツ。
日常時に料理する時にも使えるし、
ケアなしでもそう簡単には切れ味も落ちない。
凄い相棒が出来た。
ちょっとランボーや特殊部隊の隊員になった様な高揚感になった。
ココで、スペツナズナイフを!とならなかったのは、
やはり実用性を優先したからだ。
(そもそも、キャンプショップには売っていないだろう)
とりあえず心強い相棒が出来た。
帰宅して、何度もナイフを眺めたり試し斬りを行った。
やっぱり「超かっこいい」「頼もしい相棒だ」
さて明日は「刑事告訴」を行いに管轄署に出向く。
護身用のサバイバルナイフを枕の下に隠し、寝る事にした。。。。
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