第12話 あれ?普通にチートじゃね?

こいつを殺す


僕は、手に持った分厚いコミック誌を振り上げ


こいつに角を叩き付け殺す


僕が振り上げたコミック誌をこいつに振り下ろそうとした時!!


刑務所の館内放送が聞こえてきた


館内放送「超A級犯罪者が脱走 直ちに周辺捜索に当たれ」


この一言の後、リラックスするような音楽が館内放送から流れてきた


なんだっけ・・・この音楽


この音楽を聴いて僕は、頭が一瞬真っ白になった


次に僕が目を覚ました時


振り下ろされたコミックは、ページを広げ、床にたたきつけられていた


な・・・なぜこいつはいない??殺したはずなのに


僕の背中をたたく手


僕が後ろを振り向いた時


奴がいた


この外人は、僕の後ろに立ちほくそ笑んでいた


スティーブン「裏表のあるやつは嫌いじゃない」


僕は、思った


裏表というか・・・僕はこいつを本気で殺そうとしてたんだけど


いや、何がおこったんだーーーー!?


 


     ・・・・・・・・・


 


1分前・・・スティーブンは夢を見ていた


夢で女の子と添い寝していた


急に眼が覚める


聞こえるのは館内放送の、リラックスするような音楽と


見えるのは、目の前でコミック誌を自分に向けて振り下ろそうとしてる中島の光景だ


だが、一向に中島は動かない


スティーブンが気になるのは、中島が振り上げてるコミックROだ


スティーブン「中島やめろーーー!あれ?動ける?」


スティーブンは、考えた結果結論を出した


スティーブン「これは、自分自身が(寝ているとき)危険を察知した時に10秒先の未来が見えて、この未来を変えることが出来るのか??まさか、、キ○グクリ○ゾン!!」


教頭「やめろーーーーー!!ファンから殺されんぞ!!!?」


スティーブン「一瞬、教頭の声が聞こえた気がするが気のせいか・・・」


こうして、スティーブンは、自分自身に降りかかる未来を先読みし、未来を変えた


続く・・・のか!?

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