第10話 勘違いとすれ違い?
ここは、殺人、詐欺、痴漢、盗撮、児童ポルノ所持者で逮捕された者達が入り乱れて収監される刑務所「変態ワンダーランド」である。
刑務所072号室・・・
そこでとあるマンガを読んでいるやつがいた
スティーブン元先生「なぬ!雑巾がけ中に女子のパンツでチ○コが暴走だと!?この後どうなるんだ!?」
そう。このマンガを声に出してうるさいこいつが僕と一緒の刑務所の同じ部屋に収監された謎の外人である。
最悪だ・・・
スティーブン元先生「なあ!磯野!このマンガの続き持って来いよ」
中島「だから…僕は、磯野じゃなくて中島だって・・なんで、刑務所にマンガがあるんだよ・・・」
この外人・・・何回名前を言っても僕の事を磯野と呼ぶ。中島なんだけどな・・・
なんでこの外人は、刑務所に収監されてきたのか?
簡単に想像できる
どうせ、痴漢して捕まったんだろう・・・
スティーブン元先生は、マンガを閉じた
スティーブン元先生「なんなんだよ・・・俺だってな・・・元々は教師でな。このマンガみたいに雑巾がけ中のパンツの割れ目にチ○コ暴走してたねん!なんでこんな個室に閉じ込めらてんねん!」
この外人は、毎回マンガを読み終わるたびに、自分は元教師だってことをアピールしてくる
しらねえええええよ!自分が痴漢で捕まったのが悪いんだろ!
どんなに心で思っていても口にはできない
今日も刑務所の一日は終わる。
この日々は、いつまで続くのだろうか?
つづく?
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