7-17 第七章の登場人物等

<登場人物>

リューマ・ヴィン・アグティ・ファンデンダルク:

 主人公、禁忌の勇者召喚に巻き込まれて異世界のホブランドへ召喚されかけたが、アルノス幼女神によって助けられ、加護とチート能力を与えられリューマ・アグティとしてホブランドで生き始めた。

 数多の危難を救ったことにより、ジェスタ王国の国王から伯爵へと叙爵され、領地を与えられるとともに正室の他に複数の側室を持つ身となる。

 魔境の開拓を認められたことから、「シタデルンスタッド」と「ウィルマリティモ」の二つの城郭都市を建設、それぞれの城塞都市でも種々の生産を始めている。


エクソール公爵:

 ジェスタ国王の王弟、今は無き臣下の策謀により妻を殺され、それが兄王の謀略と信じ込まされ、国王の反勢力の首魁となった哀れな男である。

 最後は反逆罪で捕らえられ、西の搭の虜囚となる。


ヴェイガン子爵:

 王都の北北東に領地を構える領主、五十路の古株貴族、王弟派

 ランドフルトの遺跡を無断で発掘しようと配下を送り込んだが失敗する


シュリーマン・ウォルヴォリフ:

 ヴェイガン子爵の騎士団幹部でもある騎士爵

 ランドフルトの遺跡盗掘を命じられたが、領内潜入時に仲間と共に捕縛された。

 素性を隠しゼーマン・ゲーリックと名乗る


ボールドマン:

 ヴェイガン子爵子飼いの魔法師、ランドフルトの遺跡盗掘に関わった


ジョルジュ:

 王宮魔術師団次席魔術師、密かに王弟派に与してランドフルトの遺跡及び遺物の情報を流した


ケイト・バーナード:

 中道派バーナ-ド侯爵の三女、ファンデンダルク伯爵の許嫁の一人


ジャック・ブレイン:

 ファンデンダルク家王都別邸の家宰


フレデリカ・バイデン:

 ファンデンダルク家王都別邸のメイド長、

 エルフ、シュルツブルド王国の出奔した第二王女、リューマの婚約者となる


センティネル・ヴィン・ハウザー:

 ヒト族、シュルツブルド王国の名誉領事


カネン・スポルザー:

 エルフ、シュルツブルドの華族(少納将)、138歳、フレデリカの婚約者


レグエム:

 シュルツブルドの宰相、1371歳


ムランドリア:

 シュルツブルドの従士長、ユグドラシル外宮での警護責任者


オルレアル・バイデン:

 シュルツブルドの王、フレデリカの父親


イオライナ:

 エルフ族、フレゴルドの私邸の元メイド、本人の希望で王都別邸に移り、メイドの一人となる、現在はヴォアールランド本宅のメイドの一人


ヘレナ婆さん:

 元情報屋、現在はリューマの個人的な密偵として雇われている、ティマー(蛇使い)


ハイジ:

 元情報屋、現在はリューマの個人的な密偵として雇われている、ヘレナ婆さんの孫、ティマー(蟲使い)、ランスの姉


ランス:

元情報屋、現在はリューマの個人的な密偵として雇われている、ヘレナ婆さんの孫、ティマー(鳥使い)、ハイジの弟


ノワール・ヴィン・ダッフェル・ビクセン:

 ジェスタ王国の伯爵、王弟派、オルデンシュタイン帝国と山脈越しの連絡手段を持つ


バーゼルスタン:

 オルテンシュタイン帝国の伯爵

 ビクセン伯爵との連絡相手


ウェイド・ベルク・フォイッスラー

 ジェスタ国の宰相、国王派貴族


ベッカム侯爵:

 ジェスタ国の国王派貴族、諜報機関の束ねをしている



アラミス・ベルギウム:

 元ダル・エグゾスの隊員、皇帝直卒の裏組織である「影」の長


ポルスト:

 オルテンシュタイン帝国の第19代皇帝、リューマの手により粛清される


ブレンベル・ハイレルン二世:

 オルテンシュタイン帝国の皇太子であるブレンベル・ハイレルン二世、父ポルストの急死により第20代皇帝となる


バンス・ヴァイデルンド:

 サングリッド公国王


クレグランス:

 ジェスタ王国の辺境伯、ジェスタ国の南東部領域でエシュラックと国境線を接する地域を治めている


粟口和明:

 リューマの実兄の長男(甥っ子)、消防官


粟口洋二:

 リューマの実兄の次男(甥っ子)、飲食業経営


聡子:

 リューマの実兄の長女(姪っ子)、市議気議員に嫁いだ


坂上香織:

 リューマの甥っ子和明の次女(姪孫)、仙台市内の資産家に嫁ぐ


坂上正一

 元農家、不動産で土地成金になり農家を廃業、不動産屋を営む資産家


坂上昌子

 リューマの姪孫である坂上香織の次女(曾姪孫)、15歳、

 中覇国マフィアにより誘拐される



<地名>

シュルツブルド:

 エルフの王国


ドラジル:

 シュルツブルドの王都


ジェスゴルド:

 ジェスタ王国の王都


オルデンシュタイン帝国:

 ジェスタ王国の西方の山脈越しに国境を構える一大帝国

 山脈で国境を接しているものの通常の往来はできない。

 ジェスタ王国の敵対勢力でもある


シタデルンスタッド:

 リューマが魔境に建設した城塞都市、魔境開発の中心地となる


ウィルマリティモ:

 リューマが魔境の入り江に作った海上の城塞都市、シタデルンスタッドとは地下通路を通じてつながっており、塩の生産を始めている。

 造船所も建造しているので将来的には海運と海軍にも手を出すことになる。


ホブランド:

 リューマの召喚先の世界の名前、または惑星名


ベルゼルト魔境:

 ジェスタ国の東部に広がる魔物の棲み処、上級冒険者でも手におえない災害級の魔物が多数存在する領域で従来人跡未踏の領域だった。

 リューマがこの地にシタデレンスタッドとウィルマリティモの二つの城塞都市を造った


バーレン王国

 ジェスタ王国の隣国エシュラック南東方に隣接する王国、大南洋に面する海岸国でもある

 バーレン王国の南東部はシュルツブルドに隣接している


デラコア宣侯国

 エシュラック東方に隣接する国で、ミハイル宣侯が支配する。

 エシュラックからシュルツブルドに至る主要街道の一つがある内陸国である。


サングリッド公国:

 ジェスタ王国北方三国の一つ、三国の中央の海岸国、塩の輸入先であった

 デュホールユリ戦役の敗戦国


アブレ西街道:

 ジェスタ王国とサングリッド公国の間にある主要二街道の一つ


ハーム峠

 アブレ西街道に在る峠


アブレ東街道:

 ジェスタ王国とサングリッド公国の間にある主要二街道の一つ


フローゼンハイム王国

 ジェスタ王国北方三国の一つ、三国の東端の海岸国、塩の輸入先であった

 デュホールユリ戦役の敗戦国


グナウゼア街道:

 ジェスタ王国とフローゼンハイム王国の間にある主要街道


カトレザル王国

 ジェスタ王国北方三国の一つ、三国の西端の海岸国、塩の輸入先であった

 デュホールユリ戦役の敗戦国


パラディス峠:

 グナウゼア街道にある峠


サーカス街道;

 ジェスタ王国とカトラザル王国の間にあるブリッド沼沢地帯を唯一抜けることのできる主要街道


エシュラック王国:

 ジェスタ王国の東南部に国境を接する友好国


エヴォリック:

 ジェスタ王国南部の町、エシュラック王国との国境に近接する町

 サングリッド公国の陰謀により傭兵団に襲撃を受けるが、未然に防止された



ワレザル:

 エシュラック西方の町、ジェスタ王国との国境に接する町

 サングリッド公国の陰謀により傭兵団に襲撃を受け、大きな被害を被る



<補遺>

ドリアード:

 森の守り手と呼ばれる精霊


ユグドラシル:

 精霊樹、世界樹とも呼ばれることがありエルフの間では神格化された存在

 エルフの守護霊でもある


森の巫女

 エルフから選ばれてユグドラシルのお告げをエルフたちに伝える者


エルフの華族:

 ヒト族の貴族に類する特別な血族

 上級華族に大納将、中納将、少納将があり、

 中級華族に大将、中将、少将があり、

 低級華族に大弁士、中弁士、小弁士がある。


アムール:

 ベルゼルト魔境の北方域に棲むブラック・ドラゴン。

 ドラゴンがリューマに会うためにヴォアールランドまでやってきたので、リューマがアムール(黒竜江からとった)と名付けた

 リューマにとってはドラゴンの友である


ダル・エグゾス:

 オルテンシュタイン帝国近衛師団の特殊部隊


グレイベア傭兵団:

 サングリッド公国の依頼に応じて野盗に身をやつしてジェスタ王国の国境の町エヴォリックを襲撃した者たちの所属先、アレシボ皇国に居を構える

 デュホールユリ戦役後、廃業に追い込まれる


ヤマアラシ傭兵団

 サングリッド公国の依頼に応じて野盗に身をやつしてエシュラック王国の国境の町ワレザルの町を襲撃した者たちの所属先、デラコア宣侯国に居を構えていたが、エシュラックの圧力を受けた宣侯国の手により実質的に潰され、団員はすべからくお尋ね者になった


黒揃え騎士団

 ファンデンダルク家が抱える騎士団の一つ、ランドフルト地区の騎士団であり。籠手、脛あて。防刃チョッキ、ヘルムなどの装備が黒で統一されている。

 ほかに赤揃え(カラミガランダ騎士団)、青揃え(王都別邸騎士団)の二つがあるほか、城砦都市シタデレンスタッドと海上都市ウィルマリティモの騎士団もいずれカラードになる予定」


ブラバンクス:

 シュルツブルドの東方山地に出現した突然変異のキメラトレント、闇のオーラをまとい、触れた生物すべてを死滅させる



<その他>


亜空間:

 空間魔法で造った異空間、インベントリと異なり生物も収納できる空間であり、自身も出入りできる

 リューマは亜空間内に工房や生活空間を持っている。


インセクト・アイ

 リューマが作った蟲型ゴーレム。魔石を内蔵し、盗聴および簡易盗撮に特化している


インベントリ:

 スキルにより空間収納ができるが生物は収納できない


飛空艇:

 ランドフルトの遺跡から発掘した遺物、

 一つは王権に献上、今一つはリューマが修理の上、飛行できるようにしたが、その存在そのものを秘匿している



ビロ:

 古代ホブランドの距離単位、概ね1.25mの長さを言う


ケール:

 現代ホブランドの距離単位、概ね1.5キロメートル


兵員輸送車両(高速バス)

 デュホールユリ戦役の際に、領軍千名の輸送に際して準備した馬なし馬車

 定員30名の夜間高速バスを複製、魔石利用のエンジンに換装の上、内部を改装して兵員輸送車に改造した


常駐警備車両

 日本の警察機動隊が使用していた10名が寝泊まりできる車両を改造した馬なし馬車


支援用車両

 同じく警察及び自衛隊が使用していた支援用車両を改造した馬なし馬車、1号と2号がある

 1号車両は厨房特化型、2号車両は貨物輸送特化型である



守護ゴーレム

 リューマが嫁sを含む身内を守るために作ったゴーレム、通常は0.5秒遅れの異時元空間にあって対象者を見守り、命に危険のある場合は顕現して対象者を守る


斑ワニ:

 ベルゼルト魔境の水辺に棲む巨大ワニの魔物

 その固い表皮は刀や槍では全く通じない

 魔境においても浅瀬の水域では絶対王者として君臨している化け物

 リューマの手により捕獲されてブリッド沼沢地に数匹が一時的に放されたことにより、カトレザル王国軍1万4千の侵攻を止めた

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