第35話 出立

 雲ひとつない、澄み切った青空。

 その青空の下、王城の城門前は赤一色だった。


 赤いマントを纏う騎士たちと、防具の下に赤い服を着た兵士たち。彼らは皆、点呼を取ったり、重そうな荷物を運んだり、馬を引っ張ってきたりと、各々が忙しそうに動き回っている。そして彼らの頭上では、王家の獅子の紋章が織られた赤い旗が風に翻っていた。


 ひしめく赤の中、本来地味なはずの濃紺のローブがかえって目を引き、ブランはすぐに目的の人物を見つけることができた。


「よお」


 ブランが手を挙げて呼びかけると、シグルトとリシェルが振り返る。シグルトのすぐ横に立つリシェルは生成り色の服を着て、上から茶色のローブを羽織っていた。


 その後ろには、おそらくリシェルのものだろう、旅行鞄を持った無表情なメイドの姿があった。今日はいつものメイド服ではなく黒い服に身を包んでいるが、その無愛想ぶりは相変わらずで、彼女だけブランを見もしない。


「あ、ブラン様、おはようございます」


「ああ、おはよう。いよいよだな」


 リシェルの挨拶にブランは笑顔で答えた。


「パリスもおはよ――――」


 言いかけ、リシェルは固まる。ブランの後ろに立つ、黒いローブに身を包んだパリスは、あからさまに不機嫌そうな顔でリシェルを睨んでいた。


「おい、パリス、まだふてくされてるのか? これからしばらく一緒に行動するんだ、仲良くな」


 ブランは軽い調子で言って、ぽんっとパリスの背を押し出し、リシェルの前に立たせる。

 だが、リシェルを見るパリスの青い瞳は変わらず冷たい。


「……ったく、お前のせいで僕まで巻き込まれたじゃないか」


「ご、ごめんなさい……」


 申し訳なさにリシェルは小さくなって謝った。今回の任務に、ブランがパリスも同行させることを提案したのは、まだろくに魔法の使えないリシェルのためだ。パリスからしたらいい迷惑だろう。


「僕の初任務が、まさかこんなチンケな盗賊団退治になるなんて……恨むからな」


「ごめん……」


 ぶつぶつと不満を述べるパリスに対し、リシェルはひたすら謝った。 

 そんな弟子二人の様子を苦笑しながら見守るブランに、シグルトがそっと近づき、小声で言った。 


「ブラン、君がパリス君も派遣すると言ってくれて助かりましたよ。礼を言います」


 リシェルに施された魔力の封印の話をして以来、なんとなく気まずかった友に素直に感謝されて、ブランは少し照れ臭そうに頭を掻いた。


「リシェルだけ行かせるわけにはいかないだろう? パリスは魔物退治とか、そういう派手な任務がやりたかったらしくて、ふてくされてるが……まあ、とにかく、ルゼルがパリスを派遣することまで反対しなくてよかったよ」


「ルゼル……あのガキ、いつか締めてやらなきゃいけませんね……」


 シグルトの不穏当な発言に、ブランは慌てた。


「おいおい、物騒なことはよしてくれよ? 確かにルゼルは色々と問題あるが……仕方ないだろう。いくら実力的にはお前が一番でも、立場上導師六人は同等。何事も力に寄らず話し合いで決めるってのが、大魔道士ガルディアの定めた掟だ」


 創設時、法院を導く導師はガルディア一人だけだった。だが、ガルディア亡き後、彼の遺言に従い、法院は彼の弟子六人が導師となり、その話し合いによって意思決定がなされる体制へと移行した。以後、その体制は弟子の弟子、そのまた弟子へと、今日に至るまで受け継がれている。


「……それはそうですが……まったく、導師六人の合議制なんて、面倒な制度を……」


 本当に失敗しました――――友の漏らした小さな呟きは、しかし、別の騒々しい声にかき消され、ブランの耳には届かなかった。


「リシェルちゃ~ん! 来てくれたんだね~!」


 場違いな程に気の抜けた声の主は、この国の王子だった。満面の笑顔で、手を振りながら駆け寄ってくる。今日は赤いマントと騎士服に身を包み、彼の率いる赤一色の団体に溶け込んでいた。


 クライルは、駆けた勢いそのままに、両手を広げてリシェルに抱きつこうとした――――が、ずいっと前に出てきた彼女の師によって阻止される。

 シグルトはにっこりと微笑みながら、自分より少し背の低い王子を見下ろして言った。


「殿下。この度は私の弟子に御目を掛けて頂き、感謝申し上げます。任務同行のご指名を賜りまして、未熟な弟子には誠、身に余る光栄」


「……シグルト。目が笑ってないんだけど……」


 紫の双眸の奥に何か恐ろしいものを感じて、クライルの顔が引き攣った。


「いやあ、僕だって、普通に観劇とか舞踏会とか、そういうのにリシェルちゃんを誘いたかったんだよ? でも、リシェルちゃんとデートの約束したその日に、叔父上から今回の盗賊討伐に行けって言われちゃったからさ~。いつ帰って来れるかわかんないし、ちょうど魔道士が必要だったし、これはもうこの任務自体をデートにしちゃえばいいじゃん! 名案!! ……てな感じで思いついてさぁ」


「それはそれは……殿下のご発想の豊かさにはいつも感服いたしますよ」


 シグルトは言葉こそ丁寧だが、その声音にはちくちくと刺すような響きがあった。


「……シグルト、怒ってるでしょ? 僕のこと殿下って呼ぶ時は、怒ってる時だもんね」


「そのことに殿下がもっと早く気づいていて下されば、昔授業であれほどお叱り申し上げることもなかったでしょうね」


 遠まわしに、自らの怒りを認めるかつての師に、クライルはこれ以上この場にいるのは危険と判断したのか、


「あ~と……僕、姉上に挨拶して来なきゃ。じゃ、リシェルちゃん、またあとでね~!」


 リシェルに向かってぱたぱたと手を振ると、回れ右をしてそそくさとその場を去って行った。

 そこで、リシェルは初めて気づいた。クライルの後ろ、少し離れた場所で、こちらをじっと見守って立っていた人物に。

 黒い瞳と目が合う。


(エリックさん……!)


 そうだ。当然かもしれないが、彼も王子の護衛として、ラティール騎士団の一員として、この任務に参加するのだ。


 エリックはリシェルを見ても、何ら表情を動かすことなく、すぐに目を逸らし、城の中へと向かった自らの主の後を追う。その後ろ姿を無意識に目で追いかける自分に、師が探るような視線を向けていたことには、リシェルは気づかなかった。










 王城の一室。主の品の良さを物語る、淡い色を基調にまとめられた、瀟洒しょうしゃな家具の並ぶ部屋。王女の居室に相応しいその部屋で、当の王女は車椅子に座り、不安げに目の前に立つ弟を見上げていた。


「クライル……」


「姉上~、そんな顔しないでよ」


「だって……」


「大丈夫だってば~。エリックもいるし、うちの連中、結構強いんだ。前だって上手くいったし、今回だって大丈夫! だから、ね、心配しないでいいよ~」


 弟の緊張感に欠けた呑気な口調に、ミルレイユはきっと眉を寄せた。


「心配するに決まってるじゃない! あなたは私のたった一人の弟……家族なのよ? あなたにもしものことがあったら、私は……」


 不吉な想像をしてしまったのか、皆まで言えずに下を向いてしまう。淡い金髪が力なく肩から滑り落ちる。


「も~、姉上は心配性なんだからぁ」


 クライルは困ったように笑う。そして、その場で跪くと、俯いてしまった姉の顔を覗き込んだ。自らと同じ、美しい緑色の瞳はうっすらと濡れていた。


 クライルはそっと片手を持ち上げ、姉の柔らかな頬に触れると、指で目の端から滲んだ涙を拭ってやる。


「大丈夫、僕は必ず帰ってくるよ、ミリィ」


 囁く声は真摯で、誠実で。微笑みはどこまでも優しかった。そこに普段の軽薄さは微塵もない。


「クライル……」


 ミルレイユは頬に添えられた弟の手に触れると、きつく握りしめた。

 大きな手。もう、初めて出会った時、母を失い泣きながら自分に縋りついて来た、小さな子供の手ではない。むしろ今は自分に安心を与えてくれる、立派な男の手だった。


「どうか、無事で帰って来て……」


 まるで恋人同士のように別れを惜しむ姉弟。二人の様子を、離れて立つ黒髪の騎士はただ黙って見つめていた。










 遠くで、城の中から再び姿を現したクライルが馬に乗るのが見えた。周囲も俄かに慌ただしさを増す。

 いよいよ、出発の時が迫って来たのだ。

 リシェルはセイラから旅行鞄を受け取り、師へと向き直った。


「それじゃあ、先生。行ってきます」


 シグルトは何も言わずに、じっとリシェルを見つめる。どこか険しさの漂う表情に戸惑う。


「先生……?」


 ふいに――――シグルトは両手を伸ばすと、リシェルを自らの胸に引き寄せた。そのまましっかりと腕を回して、力いっぱい抱き締める。苦しいほどの抱擁に、リシェルは手に持っていた旅行鞄を思わず落とした。


「な……! せ、先生! みんな見てます!」


 視界の端で、ブランとパリスが呆気に取られているのが見えて、リシェルは慌てて抗議する。


 ここにいるのは彼らだけではない。ラティール騎士団の、大勢の騎士と兵士たちの目があるのだ。しかも、シグルトはこの国で最も高名な魔道士。その有名人が人目もはばからず弟子を抱き締めている姿が、注目されないわけがない。実際、リシェルからは見えなかったが、何事かと驚く周囲の視線は、二人に集中していた。


 だが、シグルトはそんなものはお構いなしに、弟子を離そうとはしなかった。リシェルを腕の中に閉じ込めたまま、顔だけを目を丸くしているパリスに向ける。


「パリス君、リシェルのこと、頼みます」


 突然、名前を呼ばれ、パリスはますます目を見開いた。

 今、何と言われた? 自分に弟子を頼むと言わなかったか。

 シグルトの声が一段低くなった。


「……命の安全はもちろんですが、私の可愛いリシェルに不埒な真似を働こうとする輩がいたら――わかっていますね?」


「は、はい! お任せ下さい、シグルト様!」


 ようやく、許してもらえた――――湧き上がる嬉しさに、パリスは無意識に背筋を伸ばし、弾んだ声で応えていた。

 ぽんっとブランの手がパリスの肩に置かれる。


「俺からも頼むよ。しっかりな。まあ、お前なら大丈夫だろうが」


「はい、ブラン様」


 師の言葉と、肩に置かれた手の重さに、自分への信頼を感じて、パリスは頷き返した。


「先生……恥ずかしいです……」


 腕の中の声に、シグルトはようやくリシェルを解放した。だが、手はまだ彼女の肩に置かれたままだ。


「リシェル……いいですか。戦闘が始まったら全部パリス君に任せて、君は王子の護衛役ということで、王子と一緒に安全なところにいなさい。王子は前線には立たないでしょうし、パリス君がいれば、王子のいる場所に危険が及ぶ前に片がつくはずです。絶対に、危ない真似はしないこと。いいですね?」


 今日、この出立の日までに、散々リシェルに言い聞かせてきたことを、念を押すように繰り返す。


「わかってます」


 リシェルは素直に返事をした。自分の力では、戦いが始まったら何の役に立たない――――むしろお荷物になるであろうことはちゃんと理解している。師の言いつけ通り、大人しくしているつもりだった。その代わり、道中にパリスに治癒魔法を教えてもらい、傷ついた兵の手当て等、戦闘以外の部分で貢献できればと考えていた。


「リシェル……どうか無事で……必ず私の所へ帰って来て下さい。約束ですよ?」


 リシェルの肩に置かれた、シグルトの手に力がこもる。その瞳は、心配と不安で揺れていた。師が自分を案じる気持ち――――自分を想ってくれる気持ちが痛いほど伝わってくる。


 王都へ戻って来た時、自分はこの気持ちにどう応えるのだろう。

 どういう答えを出すにしろ、もうただの師と弟子という関係ではいられなくなるのかもしれない。


「先生……」


 リシェルの胸に、強い不安感が芽生えた。

 それがこの先で待つ危険に対するものなのか、それとも自分と師の未来に対するものなのか。


 自分自身でもよくわからなかった。

 揺れる心のまま、6年間、自分を見守ってくれた、紫の瞳をただ見つめ返す。


「リシェル……」


 シグルトはそっとリシェルの頬に手をかけた。と――――その顔がゆっくり近付いて来る。


「ちょっ……何するんですかっ!?」


 リシェルは咄嗟に、迫って来たシグルトの唇を両手で押し返した。


「あれ? 今そういう雰囲気だと思ったんですが。なんか切ない目で私のこと見てくるし……」


「ち、違いますから! 公衆の面前でやめてください!」


「それもそうですね。じゃ、人目のない場所で……」


「そういう問題じゃありません!」


 油断も隙もない師に、リシェルは感傷的な気分になったことを後悔した。

 恐る恐る確認すれば、ブランは苦笑し、パリスは頬を赤らめ、あらぬ方向を見ている。セイラだけはやはり無表情だったが。師との先程のやり取りを、こんな近くで人に見られていたと思うと……恥ずかしくて顔から火が出そうだ。


 しかし、見られていたのは、近くに居た人間にだけではなかった。

 遠目から、馬上でリシェルたちの様子を見ていたクライルは、にやにやと笑っていた。


「ひゃは~、シグルト積極的だな~。あいつ、あんな奴だったっけ? 今までどんないい女に色目使われても完全無視だったからさ~、てっきり女に興味ない奴なのかって疑ってたけど……変われば変わるもんだねぇ」


 おかしそうに言って、自分の乗る馬の手綱を握っている部下へと視線を落とす。

 部下は主の言葉などまるで耳に入っていないかのように、リシェルたちのいる方向をじっと見つめたままだ。


 いつも無表情な部下の顔に、はっきりとした感情が表れているのを見て、クライルはすっと目を細め、口元に薄く笑いを浮かべた。


「エリック……今、君、すっごくシグルトのこと、殺したいって目してるよ?」


「……時間です。出発しましょう」


 呼びかけられた部下は、主から顔を背けるように、手綱を引いて歩き始める。

 進みだした馬に揺られながら、クライルはくくくっと喉の奥で笑い、小さく呟いた。


「おかげで面白いデートになりそうだよ、リシェルちゃん」




 城門が重々しい音を立てて開き、高らかにラッパの音が響き渡った。

 出発の合図だ。

 馬に乗ったクライルを中心に列を組んだ赤い団体が、城門の外へと向かって進み出す。


「よし、行くぞ」


 パリスに促され、リシェルは落とした旅行鞄を再び手に持った。


「……それじゃあ、行ってきます」


「ああ、二人とも頑張れよ。無理はするな」


「……お気をつけて」


 ブランとセイラは、それぞれ微笑みと無機質な声で返した。

 リシェルは最後の言葉を求めて、何も言わない師を見上げる。


「……リシェル、最後にひとつだけ」


 シグルトは真面目な表情で、囁くように小さな声で言った。


「どうか、たとえこの先何があっても、私のことを信じて下さい――――」


「え?」


 思いがけぬ言葉に、リシェルが怪訝そうな顔をすると、


「いってらっしゃい。帰ってきたら、美味しいお茶を入れてあげますよ」


 先程の発言などまるでなかったかのように、すぐにいつもの優しい微笑みを浮かべる。気にはなったが、聞き返している時間もない。


「行ってきます!」


 リシェルは、パリスと共に赤い一団の後を追う。

 城門をくぐる時、後ろを振り返ると、シグルトは微笑みながら手を振ってくれた。リシェルも振り返す。その後も、歩きながら何度も振り返ってその姿を確認した。


 振り返る度、徐々に遠くなっていくシグルトを見て、リシェルはこの時初めて、六年間一日として離れることのなかった師と、しばらく会えなくなるのだという“寂しさ”を感じた――――

 







 弟子たちと、赤い一団の姿が城門の向こうに消え、完全に見えなくなる。シグルトはそれでもなお、彼らが去った方向を見つめながら、静かに言った。


「……では、セイラ、頼みましたよ」


 主の言葉に、背後に立つ、影のようなメイドは黙って頭を下げる。


「……っておい、お前、セイラについて行かせる気か!?」


 短いやり取りで友の意図を察したブランを、シグルトはそれがどうしたと言わんばかりに見た。 


「当り前でしょう。じゃなかったら、あの子を監禁してでも行かせませんよ」


 ブランはようやく納得した。リシェルに対して過保護なシグルトである。危険が伴う任務に、絶対に彼女を行かせるはずがないのに、妙だとは思っていたのだ。だが、セイラを護衛につけるというのは……やりすぎな気がする。


「パリスもいるし、何もセイラを出さなくても……」


「申し訳ないけど、君の弟子だけじゃ若干頼りないんですよね。もちろん、実力は認めますよ。導師を除けば、ディナの次にはくる魔道士でしょうし」


「なら……」


「ですが、彼だって女の子みたいな顔してても男ですし、ずっと一緒にいたらリシェルに妙な気を起さないとも限らない。監視しないと」


 どうやら、シグルトにとって問題なのは、任務自体の危険よりも、むしろそちらであるようだ。


「パリス君だけじゃない。可愛いあの子に、馬鹿王子と同じ頭の軽い男がちょっかいをかけてきたらと思うと……まあ、さっきあれだけ公然と私のものだって見せつけてやりましたし、大丈夫だとは思いますが……私を敵に回そうなんて度胸のある人間もいないでしょうし」


 まあ一人いるにはいますけどね、ブランに聞こえぬよう口の中で小さく呟く。


「あれ、わざとだったのか……」


「もう心配で心配で……王都の結界維持なんて面倒な仕事がなきゃ、本当は私がついて行きたいくらいですよ」


「お前にも一応、職務への責任感があってよかったよ……」


 ブランはため息交じりに言った。とはいえ、もしリシェルに何かあれば、この男は国防の要であるその職務さえ放りだしてすっ飛んで行くのだろうな、と思いながら。


「あ、言っておきますけど、君の弟子と言えど、リシェルに何かしたら容赦なくセイラの牙の餌食にしますので、あしからず」


「……セイラが牙を剥いたら、パリスどころか、盗賊団も騎士団も壊滅するだろうが」


 シグルトに仕えて随分経つが、未だに“人間らしさ”が身につかない彼女に、“加減”という言葉が理解できているとは到底思えなかった。


「……パリス、リシェルには惚れるなよ」


 ブランは祈るように、弟子が去った方角に向かって呟いた。

 それぞれの弟子を案じる二人の導師の背後には、主に忠実なメイドの姿は既になかった。


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