めざせ、ダンジョン攻略！～私一人でも頑張ります～

第0章 プロローグ

第0話 第0階層① ダンジョンに入る前の私

　ダンジョン攻略をしたことはありますか？

　ゲーム？

　いやいや違います。

　現実にです。

　私だって初めてです。

　私の名前？

　今は私一人しかいないので、これを読んでくれている皆様には私(女性)と思って頂けるだけで十分です。

　私が皆様となぜお話しできるのか？

　疑問ですよね？

　私も良くわかりません。

　どちらかというと、私が一方的に皆様に話しかけているだけです。

　皆様は私が攻略すると思われるダンジョン攻略を一緒に楽しんで頂ければと思います。

　ほのぼのダンジョン攻略なのか、過激なダンジョン攻略なのかはわかりませんが、イージーなダンジョン攻略だと嬉しいです。

　私も女性なのでほのぼの、モフモフ、逆ハーレムとか希望です。

　皆様と直接会話をすることはできないかもしれませんが、コメントという力で勇気を貰う事が出来るみたいです。

　どんな力なのかはわかりませんが、絶対プラスだと信じています。

　他にも色々私に特典があるみたいですが、それは皆様のご協力次第みたいなので、是非ダンジョン攻略の為にお力を頂けると助かります。

　早くダンジョン攻略してほしいとか言わないでくださいよ？

　私だってダンジョンに入るには勇気がいるんですよ？

　未知ですよ。

　未知です。

　参考までに、今の私の姿はちょっと町にお出かけするような格好です。

　武器？

　そんなのありませんよ。

　手ぶらですよ。

　手ぶら。

　あのへんな意味ではないですよ？

　男性の皆様、変な想像はしないでください。

　私がなぜダンジョン攻略をしようとしているかは、落ち着いたタイミングとかで話せたら話します。

　理由は皆様の想像の通りだと思いますので、話さなくても良いかなと思ったりしていますが。

　では、門を潜りますよ？

　本当に潜りますよ？

　行きますよ？

　こんな感じのテンションですが、正直とても怖いです。

　でも、ダンジョン攻略をしないといけないのです。

　いけないわけではないですが、必要なのです。

　うりゃああああああああああああ。

　女も根性だああああああああああ。