第二十三話 全ての元凶

 あの日から二日が経過した。未だに妖による被害は増える一方で仙狐様達も焦り始めている。いや、それ以外の何かに関しても焦っているように見える。それが何かはわからないが、なんとなく大事なことなのだとわかる。


「……おかしい」


 そして、私も最近何かおかしなことが起こっていることに気がついた。正確には、についてだ。


「どうしたんじゃ?」

「あ、いえ。なんでもないです」


 考え事をしていると食事中の手が止まっていた。一つのことを考えながら別のことをするのはやっぱり苦手だ。

 それにしても、定期的に現れる体調不良といい時々見るあの夢といい、やっぱり私の体はどこかおかしい。それにお腹も空かない。あの夢でたらふく食べてその事を脳が勘違いしているのからわからないが、とりあえずお腹があまり空かない。


「……またどこか調子が悪いのか?」

「いえ……ただ、あまりお腹が空かないなと思いまして……」

「……そうか」


 いつもは笑いながら楽しめるような雰囲気だったこの食卓の場も、今では真逆の全体的に暗い。いや、こんな事態なのに楽しめるはずがない。楽しんでいいはずがない。こんな自分達だけ楽しんで、笑ってなんてしてはいけない。

 きっと、この事態が解決すればこの暗い雰囲気も元に戻るだろう。その日が来るまで、私は頑張ろう。


 そのまま食事を終え、食器を片付けている途中に玄関の扉をノックする音が聞こえた。私が作業を中断して玄関に向かおうとする。しかし、私を遮るように仙狐様が前に来て……、


「わしが出る。神子はそのまま食器を片付けておいてくれ」


 そう言い、玄関の扉に向かって行った。何故玄関までの距離が近い私を遮ってまで仙狐様が行ったのかはわからないが、どこか様子がおかしいような気がした。


「…………」


 ほんの少しの間は言われた通りに食器を片付けていたが、いつもならすぐに戻ってくる仙狐様が戻って来ないことが気になる。そして、手に持った食器を片付けた後に私も玄関に向かった。

 玄関前に着くと、ひょいっと曲がり角から玄関の様子を伺うために顔を覗かせる。そこには仙狐様と……エルフであろうか、もう一人が向かい合うように立っていた。


「……ま……れ……」

「…く……き……」


 何か話しているようだが聞き取りづらい。もっと耳を澄まして聞いてる。


「そちらもわかっているでしょう。これはこの森に住まう全ての生き物の為なんです」

「だからと言って、そんな安直過ぎる解決策は許さん」


 何かの解決策についての話のようだ。仙狐様はエルフの人の解決方法には反対しているようだ。一体どういう問題の話をしているのだろう。


「何か方法でもあるんですか?」

「今のところはない。しかしじゃ、必ずどこかにあるはずじゃ」


 誰かの病気の治療法か何かを相談しているのだろうか。だとしても、仙狐様が動くほどのこととは一体どういう病気なのだろうか。


「……できれば早めにお願いします。手遅れになる前に、こちらとしては何とかしたいですから」

「わかっておる。それと……神子はこのことを悟られないようにしてくれ」


「彼女が今回の元凶……ってことをですか?」


 ………え?


「大人ならまだしも、まだ子供の神子には……間違いなく耐えられん」

「わかりました」


 状況が理解できない私。確かにさっき、元凶は私だという意味の言葉が聞こえた。聞き間違いと思いたいが、しっかりと聞いてしまった以上そんなことを言えばただの嘘だ。現実逃避だ。


「……私が、元凶……?」


 立っていた足が崩れて膝をつき、無意識のうちに手を顔に当てる。


 ──頭が痛い。


 じゃあ、あの妖は私が生み出したもので、この森の人達の平穏を乱していたのは私だったってこと……?


 ──怖い。


 知らないうちに、私は人を殺していた……?


 体が上手く動かず、壁に勢いよくぶつかってしまう。大きな音でゴンッと鳴った。何故か痛くない。

 見てなくても、こっちに近づいてくる足音から仙狐様は来ていることがわかる。いつもは安心するその足音が、今は恐怖でしかなかった。


「貴方は……!」

「っ……」


 ついに仙狐様とエルフは来た。顔を上げると、そこには二人が心配そうな目で見ている。


「ハァ……ハァ……」

「…子、落ち……ん……」


 ──逃げなきゃ。


 今までの経験から直感的にそう考えた。周りの声なんて関係なしにそう思った。そしてそう考えた瞬間、幾多もの人が突然フワッと現れた。その人達は私がよく知る人達で、それと同時に絶対に会いたくなかった人達。


『この役立たず!』

『今日死ぬか?』

『いい大学に行って、いい仕事に就いて、……さんの為に生きなさい』

『オラッ、この人型の肉塊が!』


 まだまだいる。そして私に向かってあの時に言われた言葉をそのまま言ってくる。それと同時に、その人達にされた行為の数々を思い出していく。蹴られたり、殴られたり、包丁でいっけん見えないところを刺されたり、熱い熱いフライパンに顔を押し付けられたり……。冷や汗が止まらない。

 思い出したくなかった。もう忘れようとしていた。しかし全て思い出した。とても鮮明に、赤黒く染まった忌々しい記憶の全てを。


 ふと仙狐様の顔を見る。とても心配そうな顔をしている。


 ──殺される。


 この事態の元凶が私なら、そう遠くない未来でこの森の皆が私を殺す。仙狐様もそうせざるを得なくなる。

 死にたいと思うが、何故か死にたくない。必死になってまだ生きていたい。そんな気持ちがどうしてか残っている。


「っ、神子!」


 気が付けばその場から必死に逃げようと走り出していた。裸足のまま家の裏の扉から外へと飛び出し、走り続けた。

 この先がどこに向かうかなんてわからない。だけど、必死に走った。ただ殺される怖かった。


 みんな、心配そうな顔をしていても、結局は助けるどころか私の敵になった。みんなそうだ。例外なんて一人もいなくて、みんなが私を攻撃してきた。


「いっ……!」


 走っている途中、地面から角が突き出ていた石を踏んでしまい転けてしまう。軽く見ると血が出ていた。このままでは菌が入って面倒なことになる。だけど、私は引き返さずにその足を庇うようにして走り始めた。


 しばらく走った後に私は体力が限界を迎え、近くの木を背に座り込んだ。


「ハァ……ハァ……」


 走ってきたところを見ると、足から出てくる血で足跡ができている。辿っていけば、最低限仙狐様の家には戻ることはできる。

 しかし、戻ったところでどうなる。あそこにいてもこの森の人達が私という敵を排除しに来るのは時間の問題。ただ変に気を使わせてしまうだけだ。


 そう考えていた中、近くから何人かの足音が聞こえてきた。歩いていることからとても冷静で、仙狐様が追いついてきたということは多分ない。だとすると、一体誰なんだ。

 私は立ち上がり、その足音がしている場所に向かってゆっくりと近づいていく。そして足音がすぐそこで聴こえる辺りまで近づき足音の正体を木の陰に隠れて見る。


 ──そこにいたのは、この森にはいないはずの人間であった。


「……なんで?」


 この森には結界が張っていて、その結界がこの森の外の人達に認識障害を発生させて侵入を防ぐ。そう仙狐様が言っていたのだから間違いはない。しかし、私の目の前には何故か人間がいる。


「まさか、仙狐様が言ってた……」


 仙狐様は言っていた。近頃この結界を破るものを人間は作ると。そして今この場に人間がいるということは、その結界を破るものができてしまったということだ。それも、この森にいる人達が気づかないくらいに隠密にできるくらい高性能だ。


「伝えないと……!」


 真っ先にそう思った。しかし、振り返った時に少し考えた。このまま戻ってもいいのかと。

 私が今あの家に戻ることは自殺行為に等しい。それに、もし優しく迎え入れてくれたとしてと私が気まずいし罪悪感に支配される。今は絶対に戻れない。戻ってはいけない。


「私がこいつらを……!」


 武器である刀は手元にある。それに、見た感じ人間はほんの数人。私だけでも十分戦闘不能にはできる。

 戻れないのなら……私が知らないうちに人を殺して、この森の人達が私を殺そうと考えているとしても……、


「私は、この森を守る!」


 そう決意し、私は妖刀を抜刀すると共に人間達がいる方へと飛び出した。そして人間達は、突然現れた敵に反応できずにいた。


「はぁっ!」


 刀の逆刃でまずは一人の首元に向けて振り下ろし、気絶させる。ショックで死んでいるかもしれないが、そこまで気を使うほど私は甘ったれていない。


「ちっ、もうバレたか!」

「応戦しろ! 一人で突っ込んでくるってことは、恐らくあの獣人以外には誰もいない!」


 私が一人目を仕留めてすぐに人間達は応戦を始める。しかし、魔法を使える人間は少ないのか剣を抜き私に接近してくる。


「『双水狼』!」


 私は残り少ない妖術の札を貼り付け妖術を発動させる。発動させたのは、二匹の水でできた狼が相手を襲う『双水狼』。パッと見形ある水だが、だからといって甘く見てはいけない。


「へっ、こんな水如きでうぐっ!?」

「噛みちぎれ!」

「いっアァー!」


 その水狼は狙った獲物に向かって噛み付き肉を食いちぎる。水であったとしても、水狼には実体がある。肉体を食いちぎるなんてことは簡単にできる。

 しかし、今回の妖術は相手が妖術のことを知らなかった為に命中したものだ。次からはかなり警戒されるので簡単には当たってくれないだろう。


「潰れろ『ロックドロップ』!」


 後方で魔法の詠唱をしていたこの中で唯一魔法が使える人間は私に向かって大岩を降らせる魔法を発動させる。その大きさはまるで大型車並み。その大きさと速度からとても避けるなんてことはできない。


「『風雷』!」


 風雷と書かれた札を刀に張りつけ納刀し、そのまま降ってくる岩に向かって刀を抜く。


「『──風雷斬閃』!」


 抜刀した刀には風と雷が纏われており、その刃は降ってくる大岩をいとも容易く一刀両断する。その光景に唖然とする人間達の隙をつき、すぐさま接近する。


「はや──」


 人間が最後まで言葉を言い終える前に人間達がいる場所の中心に来る。そしてそのまま刀を地面に突き刺し、纏われている風と雷を解放する。


「咲け、そして散れ『風雷・徒桜あだざくら』!」


 突き刺した場所を中心に雷が地面を伝って花のように広がり光を放つ。そして私が刀を抜いた瞬間、その雷の花は散り、嵐のような風と巨大な雷の柱を起こした。そしてその柱は空と雲をも貫くほど近い巨大なものだった。


 柱がなくなると、そこには辛うじて息をして倒れている人間達と刀を杖にするも膝を着いている私の姿があった。


「とりあえず、これでこの辺りの、人間はいなくなったはず……」


 確実にこの辺りにいた人間は全て戦闘不能にした。周りから物音がしないのが何よりの証拠だ。しかし、さすがにこれだけのことをすれば他の人達が異変に気がついて来るはず。

 私は監禁でもされるだろうが、この森を人間の手から守れたのならばそれで……


「ほぉー、面白いことになっているじゃないか」

「っ!?」


 突然声が聞こえた。声のした方を見てみると、そこにはまた一人人間がいた。運良く先程の徒桜を回避したのだろうか傷一つない。


「中々やるな、獣人風情が」

「お前は……!」


 顔が見えるくらいに人間が近づいてきたところでその人間の正体がわかった。その人間の名はバジル。私を裏切り者と称し殺そうとした張本人だ。

 しかし、それはそれでどうしてそんなやつがここにいる。確かバジルはアイツらの教育係だったはずだ。


「……その目、俺のことが相当憎いようだ」

「………」

「どうしてだろうか、貴様とは一度会ったような気がする」


 声を聞くだけで腹が立ってくる。そして無意識のうちに歯を噛み締める。

 こいつは殺す。私を殺そうとしたんだからそれくらいされても文句は言えない。他の人間のように気絶を狙うなんてことはしない。全力で殺す。


「くあああ!」


 痛む足を我慢してバジルに接近する。変に警戒される前に仕留める。初手が外れればもう当たらないと思え。


「……消耗している貴様が、俺に勝てるとでも思っていたのか?」


 私が攻撃する寸前だと言うのに、何故かバジルは余裕を持っている。少し不安になるが、その不安から攻撃が鈍るのを避けるために即座にその考えをやめた。

 そして私バジルの目の前まで接近して手に握る刀で切ろうとする。確実に入った。しかし、バジルは剣の構えを突然変えた。


「巻き起これ『リリース・エア』」


 そう言ってバジルは剣を横に振る。すると突然突風……いや、嵐のような暴風が私の方向に吹き荒れた。その風はさっき私が使った『風雷・徒桜』とほぼ同格の風速であるが私にのみ向かって吹いてくる風なので、小石などが徒桜の時よりも多くなり私を襲う。


「うぐっ!」


 小石が私の体に当たり、また私の体に小さい切り傷を付けてくる。前に行こうとしても暴風が邪魔をしていて身動きが取れない。立てているのがやっとだ。

 だが、ただではやられない。私はまだまだ戦える。前よりもずっと強くなってる。だからこそ、最後まで抗ってる。


「咲き乱れろ『氷風・青薔薇』!」


 私は札を貼り付けた刀を地面に突き刺す。すると、辺り一面に青い氷の薔薇が成長し咲き乱れる。そしてその薔薇はバジルが起こす暴風くらいでは吹き飛ばない程に強く咲いている。


「なんだ、ただの花で何をしようとするつもりだ?」

「これはただの薔薇じゃない。氷で出来ていて、その氷は溶けたり薔薇そのものが風に飛ばされるなんてこともない」


 この辺り一帯が私の咲かせた薔薇に埋め尽くされると、私は突き刺していた刀を地面から抜く。そして残りの『氷』と『風』の札を全て私の両腕と妖刀に貼り付ける。

 『氷風・青薔薇』にはただ薔薇を咲かせるのではなくまだ続きがある。つまり、この辺り一帯に咲かせた薔薇はこの私オリジナルの妖術を発動させるための前段階に過ぎない。


「花は咲くと散る。それは自然の摂理」


 私は刀を振り上げて上段の構えをする。するとそれに合わせて辺りに咲いている薔薇が青い光を放ち始める。

 これが最後の妖術。私にはもうこれ以上の妖術を使う程に魔力は残っていない。


「散り、そして乱れろ『青薔薇・風花氷雪』!」


 振り上げいた刀を思いっきり振り下ろす。それと同時にバジルの暴風を押し返すほどの風を吹き起こし、同時に咲いていた薔薇の花弁がその風に乗り、まるで吹雪のような花嵐を作る。


「ちっ、『リリース──」

「そうはさせない!」


 私は再び刀を地面に突き刺す。すると、地面から氷の茨が生え出てき、その茨がバジルの体に巻付き拘束する。


「くっ!」

「うぐっ……」


 バジルが動けなくなったと同時に私は吐血する。この茨はほとんど魔力がない状態で生やした。

 魔力がなければ次にどこを消耗するか。それは生命力──つまり自身の命。そして、今生やした茨はだし続けることに意味があり、生やしている間はその形を維持するために徐々に魔力を消費する。つまり、今もこうしている間に私の命は削られていっているということだ。


 ──だからこそ、これが最後の攻撃だ。


「吹き荒れろオォー!」

「うおぉおーー!」


 吹いている暴風が一気に力を増し、バジルへと襲いかかった。薔薇の花弁が次々にバジルの身を切り付けていき、風がら止む頃にはバジルは傷だらけであった。それに加えて出血量も多いため、放っておけば勝手に死ぬだろう。


「ハァ……ハァ……」


 全魔力を使い切ったことで私は立つほどの気力を失い、その場に座り込んだ。それと同時にバジルを縛っていた茨も砕け、残っている薔薇も同時に砕け散った。

 もう刀を握るほどの力も入らない。少しやり過ぎた。


「……あぶっないな」

「っ!?」


 突然聞こえたその声に、私は絶望と同時に何故生きているのかと疑問を持った。

 さっきの妖術はただ花弁で切り付けるだけではない。花弁が切り付けた瞬間にその傷口に超低温の吹いていた風を送り込む。それにより体温は低下し、普通の人間ならば低体温症を引き起こす。低体温症になれば、ほぼ人間は動けない。

 なのに、何故かバジルは動いている。それも、低体温症にもなっていない。


「なんで……」

「茨に縛られた辺りから体に防御膜を張っていた。傷はついたが、貴様が想定しているよりかは浅いものだ。あとほんの一秒でも遅かったら確実に死んでいたな」


 魔法の発動には詠唱が必要。無詠唱ならば詠唱した時よりも効果はガクッと下がる。無詠唱如きで私の青薔薇が防がれるとは到底思えない。すると、残る答えは……


「魔道具……」

「正解だ。人間には知恵がある。貴様達が作れないようなものを人間は作れる」


 魔道具は魔力を少し流すだけで発動ができる。一度人間の時に魔力コントロールの練習だと言われてやらされたことがある。

 それよりもこの状況は非常にまずい。私はもう立つことができない。その証拠に、今私が立とうとしているのに足が上手く動かない。


「さあ、これで終わりだ獣人」


 そう言ってバジルが剣を持って近づいてくる。ゆっくりと確実に足を進めてくる。


 ──嫌だ。


 まだ死にたくない。よりにもよってこんな人間なんかに、殺されたくない。怖いんじゃない。恐怖もない。だけど、何故か人間に殺されるということだけに強い嫌悪感がある。

 私は、こんな奴になんて──


「死ねないんだぁー!」


 バジルに向けて手を伸ばす。その首を掴んでへし折りたい一心で手を伸ばす。

 そう思っていると、突然私の背後からが出てきた。そしてそれは私の意思に従うようにバジルの首元へと素早く伸びていく。


「なんだ!?」


 バジルはその黒い何かの手を避ける。何がなんだかわからないが、私は今こいつを殺せる状況下にある。このまま骨をへし折って、ぐちゃぐちゃにして。そして……


「食べてやる」


 手を伸ばしてバジルを追う。しかしちょこまかと動くバジルを中々捕まえられない。


「ちっ、面倒だ」


 バジルは私に向かって何かを投げた。確かに投げるところは見えた。しかし、防ぐための武器は手に取れなかったために当たってしてしまった。それも首元に。


「うっ……」


 だんだん意識が遠のいて行く。意識を保とうとするがその意思に反するように体は前に倒れていく。手を伸ばすがぼやっとした視界の中では何も掴めない。


「この……」


 そして私は何も無い、暗闇の世界に誘われ、意識を失った。

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