こっちの方が居心地いいから
(ウチのお風呂がやっと直りました。これからはいつでも好きな時間に入れます!ヤッター‼︎)
昨日(書いている時点でエイプリルフール)の話である。私は(おまんじゅうをリュックの中に入れて)祖母の家に向かっていた。おとといまで風呂を貸してくれた礼に、おまんじゅうを持って行き、感謝の旨を伝える為に(LINEだけの挨拶だとそっけないし、ちゃんとした菓子折りを持って感謝の意を伝えるのが礼儀だと思ったから。それ以外の理由はない)。コレを渡せば終わりだろう、と思っていたのだがそうは問屋が卸さなかった。
なんと祖母は物凄く喜び、そのまま私は夕食へと招かれたのである(一応、コレを利用して父の部屋でスマホの充電をさせてもらっていた)。私自身もかなりお腹が空いていたので同席したが、色んな意味で「すごい」と思ったことをここに書き留めておく。
全体的にダークグリーンが5分の1を占めていたその食卓には、刺身(鮭)やら漬物やらサラダパスタやらが並び、ここまでくると最早ポップンのアッシュくん(狼男のキャラクターで、やたらと料理が得意)みたいだなと思った。母はそんなことしないので、祖母が「高いものは一つもない」と言ったとしても、私にとってはインスタグラムに投稿していいレベルの輝かしいご馳走だと思えたのはここだけの話である。
その後は食べながら(カッコカワイイ宣言!の如く)おしゃべりをしていたのだが、成り行きからこんなことを父が言っていた。
「メガ盛りってさ、あんまり好きじゃないんだよな。食べ物無駄にしてるみたいでさ」
間違ったことは言っていない。何より、そのせいでお店側が割を食っていることも珍しいことではないし、インスタグラムに投稿したら全部捨てるというタイプの輩もいる。私から見ても、胃袋に収まり切らないであろうサイズは確かに「無駄」としか言いようがない。
何故メガ盛りなんてモノがあるのだろうか、とも考えたが私は食べるのが遅いタイプなので考えるのをやめておいた。ただ、「存在しているせいで誰かが割を食うシロモノ」であることだけは分かった。
私の母は妙にちゃんとした人(イコール堅苦しい)だからだろうか、フランクな父の実家は妙に癒されるのだ。これからも楽しい時間がずっと続くといいな、と思っているが、返せるモノはどんなに遅くなっても返そうとも思っている。少しずつになるだろうけど。それは他の人に対しても同じで、返すとしても恩返しは誠実な形でしたいというのが本音である。「気を遣わなくていい」と言われても。
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