3も少しづつ、楽しく、面白く拝読させていただきました。
続編がある作品は、これから先どうなるのだろう? というワクワク感があってたまりません。1・2を読み終えたあとで3もそのように読まさせていただきました。
4も同じ気持ちで読み進めていきたいと思います。
作者からの返信
エピソード3の完読ありがとうございました!
毎日少しずつ読み進めていただき、本当に感謝しております。
エピソード3はそれまでの前作とは変わり、
細かな人間描写に力を入れて見ました。
登場人物を限定し、テーマに向けて絡み合うことによって
物語を進めることができました。
テーマは「自制」。
酒や愛欲などから求められる様々な自制について、
それぞれの登場人物に背負わせることで、
いくつかのストーリーを作ることが出来たと感じています。
今から20年前、オーストラリア・パースに留学していた頃の話を基に、
何とか話をまとめることができました。
お気に入りは、ラストシーンで少しだけ自分自身を登場させた場面です。
(はい、船上のマジシャンです^^;)
たいした役ではありませんが、うまく配置できて嬉しかったです。
現在エピソード4を連載中です。
こちらは現在も執筆中で、年内をめどに連載を完成させたいと思っています。
これがシリーズ最終章となります。
エピソード3が比較的軽かったので、
今回はもう少し内面や、訪れた国の地政学などを掘り下げ、
旅の本質や、人生で得るべきものなど深堀していきます。
引き続きお楽しみいただければ幸いです!
コメントまでいただき本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!
立派な枠物語となりましたね。
見事なまとめ方です。
恋愛関係でうまく行ったとしても、日常の次元で波長が合うとは限らないのでしょうね、恋愛だったからこそ一層難しい、ということもあるのかも、私はあまり経験がないので推測ですが。
でも、綺麗な思い出、気持ちの良い感傷、一生の宝物、という感じは受けます。「純粋」ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございました!おかげ様で半年に渡る連載を終えることが出来ました。
最後のエピローグの為に書き続けたようなところもありますので、ようやくここまで掲載できてホッとしているところです。ラストは20年後となり、至らなかった想いなどを抱えながら生きている、という描写にしたかったので、シドニーのラストも少し甘さを強めにしていました。
実はあまり構想も考えず書き始めました。ただ、時系列とそれぞれのキャラクターにモデルや思い出があり、書き進める中で彼らが勝手に飛び跳ねて物語を仕上げてくれた、というのが作者の感想です。変わらぬ友情を注いでくれる仲間たちにも感謝です。
恋愛については、私もよくわかりません。ただ年齢を重ね、人との違いを楽しめるようにはなりました。色々な立場を経験する前の若い頃を振り返ると、時々恥ずかしくなりますが、ああいう跳ねっ返りの元気がほしくなる今日この頃でもあります(笑)。
お褒めの言葉までいただきありがとうございます。また作品を投稿する機会がありましたらよろしくお願いいたします!
お読みいただきありがとうございました!
ジョニーさんやサキさんは不器用でも相手と向き合うことの出来る人だったから交流が続いた感じですね。
アヤコさんは「ああ、これは自分の中でも後ろめたい行動を繰り返した結果、昔の知り合いに会うのが怖くなった人だ」という印象を受けました。
余韻深い結末で良かったです。
作者からの返信
読了ありがとうございました!
この連載期間中、どれほど頂いた応援コメントに助けられたことか!
おかげ様で私にとってこの5か月間は夢のような時間でした。
本当にありがとうございました。
今回は最終回ということで、登場人物のその後を描きました。
ジョニーやサキと、アヤコとの違いは、
疲れた時、素直に「疲れた~、助けて」と言えるかどうかだと思います。
そういう意味で言えば、作者自身はアヤコ寄りの人間です。
無理をして、正直を欺き、一人で抱え込んで自爆するタイプです。
アヤコはさらに八方美人という要素が加わるのですが、
彼女の苦悩には一定のレベルで共感はしています。
「こういう生き方しているとツライだろうな…」と、
我ながら思うところもしばしば…。
サキは天真爛漫ですが、その無邪気さが時に人を傷つけることもあります。
20年後のクリスマスが最終回の舞台となっていますが、
サキはそうした自分自身の欠点に気付いたという点は大きいと思います。
子供のおもちゃの件に込めたのはそんなところです。
昔では考えられないような思慮深さを描いています。
アヤコにも自責の念はあるとは思いますが、
やはり自分の欠点に素直に向き合えたかどうかでいえば、
偶然の再会においても気構えてしまった彼女は
まだまだ肩の力が抜けてないのかもしれませんね💦。
こうして創作をしていくと、様々な人生に出会います。
ジョニーのように後年も親友と呼べる糸もいれば、
アヤコのようにプッツリと切れてしまう縁もあります。
その違いは、たびたびテーマとしてきた”自制”にヒントがあるのではないか、と考えました。
若さゆえ見えなかったものが見えてきたとき、
人と人との奇妙な縁の実態に何を思うか。
そんな問いかけを、各登場人物とのその後の中に込めてみました。
改めして、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
しばらくは過去の作品の再放送でもしつつ、
新たな創作を進めていこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします!
おお!皆さん勢揃いで(笑)
アキさんの彼氏、和菓子屋に(笑)本当に良かったです(*^ω^)
心配していたジョニーも愛でたく結婚しましたし(笑)幸せなって欲しいです!(o≧▽≦)ノ
サキ、良いお母さんに。
二人は共に一緒に歩んでいけなかったけど、
良い友情を育んでいくことでしょう!
良い物語、ありがとうございました!
作者からの返信
Episode3の読了、本当にありがとうございました!
ちょうど今から1年ほど前に1か月半で書き上げた物語でした。
前作のEpisode2を書き終えてから半年以上執筆を辞めており、
構想はずっと温めていましたが、書き始めたら勝手にキャラが動きだしてくれて、あっという間に仕上がってしまいました。
さて、あのオーストラリア留学から20年後の現在で締めくくってみました。
青春のすべてが閉じ込められたとても好きなページです。
アキさんは今でもパースで和菓子屋をやっています。そもそもオージーたちにとってアズキなんて意味わからないものでしたが、「試しに始めたアズキかき氷が大ヒット中!」と先日メールで知らせてきました。ドラックジャンキー彼氏も大忙しのようです。
後輩坂下は昨年10月に長男を連れて我が家に遊びに来てくれました。自家製の”でっかいハンバーガー”でもてなしてやりました。「腹減ったら、コイツ(長男)連れてまた遊びに来るッス!」と相変わらずでした。
そしてサキ…。あれだけ仲良しだったのにこういう運命でした。続く最終章Episode4では、サキとの別れをきっかけに、恋愛に興味を失くし、どんどん自分の殻に引きこもっていく”俺”が登場します。
大学の友人からも次第に遠ざかり、自分だけの世界に閉じこもろうとしていきますが、最後の旅を通じて次第に自分の過ちに気付いていく…。そんな最終章が待っています(チラリと宣伝💦)。
良い物語、と言っていただけて本当に嬉しかったです。よろしければ、引き続き最終章のEpisode4もお楽しみいただけると幸いです!ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
改めまして、Episode3をお楽しみいただき心から感謝いたします。ありがとうございました!