第21話 PV数0だからって何をやってもいいわけじゃない
静まりかえったスタジオを仕切り直すように司会者は話し始める。
司会者「さあ、仕切り直しまして!チャレンジャーの紹介を続けます!ブチ切れると、登場人物全員!いや!作者にもお説教を始めるきっかけは、ポストに入ってた怪しいビラ!田中!」
田中「いや、まじすいません。てか紹介の仕方…」
八木教授「尺」
田中「すいません」
司会者「そして!そんな田中の指導者!その教育法は、革命か?変人か?ミスター八木教授!」
八木教授「実に面白い!」
八木教授は、眼鏡を人差し指で軽くクイッと上げる。
司会者「そして、この2組のチャレンジャー達に挑戦してもらうのは!」
司会者は、スタジオ真ん中のモニターを指差す。
すると、モニターから映像が流れ始めて、文字が映し出される。
「設定 東大受験に参考書丸暗記の詰め込み教育って意味あんの?それ、受験終わった後に内容覚えてる?俺の革命的教育法なら、たとえクソジジイになっても使えるんだけどね!
新海教授&鈴木のスパルタマシーン詰め込み教育チーム
VS
これが新時代の革命教育!楽しくなれば授業じゃないじゃん!の八木教授&田中チーム
もし、弟子達が一週間後に控えたセンター模試試験をテレビ中継で流されたら勝つのはどっち?」
長々と流されたモニターの文字を両チームは見つめた。
そして、八木教授と新海教授は、激しく睨み合い。
八木教授・新海教授「ぜってえ負けねえぞこのクソやろう!」
お互いが向かい合って叫んだ。
絶対に負けられない戦いの狼煙が上がった。
つづく
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